カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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ラストスパート(悪あがき?)

11月5日(月)雪のち曇り 最高気温 -2度 最低気温 -5度

今夜はマイナス16度まで冷え込むと言われています。

確実に冬が近づいていて(?)、農作業も最後の追い込みにかかっています。グレッグが仕事で家をあけることが多いため時間がよけいに限られていて、気持ちばかり焦ってしまいます。

以前から頼んでいた堆肥撒きの作業をする人たちが昨日やっと来てくれました。冬の間子牛たちがいた柵の中の敷き藁やフンなどをすくって畑に肥料として撒いてもらうのです。

3つの柵、畑の一部に積んであった堆肥などを8時間かけてトラックに乗せ、撒いてくれました。

堆肥の山を崩しながらトラックに積む。ボブキャットというブランドのこの機械は、タイヤの代わりに戦車のような鉄板がついているのでスリップせず、大きなバケットですごいスピードで堆肥をすくって二台のトラックに積んでいきます。小回りも聞いてこういうところでの作業には最適。
堆肥撒き20071


近くで見ると・・・
堆肥撒き20072


畑に撒く様子。
堆肥撒き20073


後ろがぐるぐる回ってそこから堆肥が飛び散る。
堆肥撒き20074


自分たちのトラクターでやっていたら、何日かかったことだろうか・・・・おまけに、トラクターのフロントエンドローダーにも負担がかかりすぎていたと思うし。やっぱり餅は餅屋(^^) 柵の中はきれいになってすっきりしました。

今日はグレッグは麦わらのベールを運びに行きました。私は畑の耕し(カルティベーション)を頼まれたので、カルバンさんからまた借りているジョンディア5020で昨日撒いてもらった堆肥を土に混ぜ込むように耕しました。地面が凍りかけているので土がほぐれるというよりは土の塊がゴロゴロできたようですが、仕方ありません。7時間ほどもやかましいトラクターの中にいたので、耳栓をしていたにもかかわらず終わった後まだ耳鳴りがしているようでした。

まだまだ麦わらもたくさん運ばないといけないし、明日は鉄くずやさんが来てくれるということだし、冬を目の前にして今年もまたバタバタしています(-_-)







  1. 2007/11/06(火) 15:20:21|
  2. 農作業
  3. | コメント:16

麦わらベーリング

10月17日(水)小雨のち曇り 最高気温 +8度 最低気温 +6度

先週末降った雨のせいで麦わらがなかなか乾かなかったのですが、昨日のお昼頃、「これなら何とかベーリングできるかも知れない」と、畑に行ってみました。畝になっているワラに触ったらなんとなく乾いている感じだったので、とりあえず作ってみてヘイテスターとよばれる水分を測る器具を突き刺してみることにしました。

干草のテスター


3つほど調べたら、全部14.5%・・・・果たしてこの数値は正確なのだろうか?と疑心暗鬼になってしまいました。トラック運転の仕事に行っているグレッグに電話して、「14.5%だけど、どうする?」と尋ねたら、「ほんとは13%以下が理想的なんだけど、まあ仕方ないだろう。晴れていて風が吹いているならだんだん湿度も低くなると思うし。」ということだったので、そのまま続けることにしました。その畑に行く途中で聞いた天気予報では湿度39%と言うことだったので、今の時期ではこれ以上望むことは不可能という感じでした。

最初のうちはベールができるたびにトラクターから降りては水分をチェックしていたのでやたら時間がかかっていましたが、いくら調べても同じだし、モウモウと舞がるホコリの様子から絶対乾燥してるだろうと確信できたため、そのあとはひたすら畑の中をベーリング。

基本的には夏にやった干草のベーリングと同じなのですが、今回作ったベールは厚さ120cm(これはべーラーのサイズなので変えられない)で直径160cmの大きさです。東西800mの長さの畑をひたすら行ったり来たり。

これは今日撮った畑の写真。どんよりと曇っていていかにも湿度が高そうです(-_-メ)
オーツ麦ベール10172007


子供たちが学校から帰ったころに電話をしてみましたが返事がなく、「外で遊んでるのかな?」と思いしばらくしてからもう一度かけてみました。留守番電話にメッセージを入れたらすぐ電話がかかってきて、「ビートルズのCDをものすごく大きな音でかけてたから聞こえなかった。」とのこと。「さっきも一度電話かかってきたみたいだけど、それも出損なった。それもお母さんだった?」「ええ、ええ、そうです。私ですよ(-_-メ)」

5時過ぎにもう一度電話して子供たちに子牛のミルクをやってくれるよう頼みました。

6時過ぎになり、もやがかかり始め、ワラが急激に湿気を帯びてきているのがべーラーを通じて分かるようになりました。「明日は曇り」と天気予報で言っていたので、とりあえず昨日は68個でおしまいにしました。

トラクターのエンジンを切って外に出ると、スターターの近くで「カチカチ」という音が聞こえました(最近この音に妙に縁がある(-_-)「何の音だろう?エンジンの熱がだんだん冷めていく音かなあ?」などと思いましたが、今まで聞いた事のない音だったので、ちょっと心配になってグレッグに電話してみました。あいにく何回かかけても出なかったので、仕方なく家に帰ることにしました。子供たちに今から帰ると電話したら、カンナが出ましたが、バックグラウンドでもう一人が泣き叫んでいる声がします。

私  「マヤさん、どうしたの?」
カンナ「知らない」
私  「ちょっと代わってくれる?」
カンナ「はーい(やたら陽気)」

マヤ 「おかあちゃん(涙声)」
私  「どうしたの?」
マヤ 「カンナちゃんが叩いた」
私  「・・・・(やっぱり (-_-メ)」

思ったとおり、よくあること。でも、私のこと「おかあちゃん」って呼ぶのやめてくれないかなあ(>_<) 

帰りのトラックの中で、「夕ご飯なんにしよう・・・・」と考えながら、この前余分に作って冷凍しておいたピザがあったことを思い出し、もう頭の中はピザ食べたい一色♪

家に着いてもう一度グレッグにトラクターのことで電話してみましたがまだ返事なし。念のためカルバンさんに電話してみたら、「もしかしたらソレノイドの電源が落ちてないのかもしれない。ショートして火事になったら困るから、僕だったら一応戻ってバッテリーケーブルをターミナル(ポスト)からはずしておくと思うなあ。もし音がしてなかったらなんでもないんだろうけど。取り越し苦労かもしれないけどね。」とのこと。

ひょえ~、火事?とんでもない。今すぐ戻ってはずします(ソレノイドって何?聞いたことある名前。スターターと関係があるのだろうけど、どういう機能を果たすのかさっぱりわかりません)。またまた25kmくらいある道を飛ばして畑に向かいました。その途中でもう一度グレッグに電話したら今度は通じたので、その旨伝えましたが、畑に着いてみたら、何の音もしません。

グレッグにまた電話して「何の音もしないから大丈夫だと思う?」と聞くと、「とりあえずはずしておけ」とのこと。しかしバッテリーケーブルがターミナルにすごくきつくはまっていて、全然はずれません。また電話して「はずれない」と文句を言うと、「じゃあ仕方ないからそのままでいい。」といわれ、帰途に着きました。

この時点ですでに8時半過ぎ。家に帰ってピザを食べるには遅すぎるし、「夕ご飯なに食べたい?」と聞くと声を揃えて「ラーメン~!!!」おまけにサザエさんのコマーシャルで見たラーメンのCMまで振り付け入りでやってくれるのです。じゃあ、まあそれでいいか、ということで、夕ご飯はインスタントラーメンとなってしまったのでした(-_-メ)

今朝は小雨がほんの少しぱらつき(予報では曇りって言っていたのに 怒)、昼過ぎに畑に行ってみたのですが、昨日触った感覚とは全く違ってワラに湿気がありました。湿度は93%といっていたし、これではベーリングができないので、明日にお預けです(トラクターは無事だったのでよかった)。今天気を調べたら、湿度100%になっていました。明日もベーリングできないかも・・・・




  1. 2007/10/18(木) 14:09:25|
  2. 農作業
  3. | コメント:11

カノーラのコンバイン終了

10月6日(土)雨 最高気温 +5度 最低気温 +2度

8月の終わりにカノーラ刈り取りの記事を書いたきりで、コンバインはどうなったの?みたいになっていましたが、昨日やっと完了しました。今日は一日雨だったので、その前に終わることができてホッとしました。

経緯がやたら長くなってしまいますが、カノーラを刈り取ったあとグレッグはトラックの運転の仕事に戻り、10日後に帰ってくる予定だったのですが、交代の運転手が辞めてしまい(あるいはクビになったかのどちらか)、代わってくれる人がいなくなってしまったので、代わりの人が見つかるまで続けることになりました。トラックの持ち主(ようするにグレッグのボス)が新聞広告を出して何人か応募してきたらしいのですが、誰かを採用するところにまでこぎつけなかったので、グレッグは9月24日頃まで運転していました。それでもそろそろコンバインの仕度を始めないと、ということで、持ち主に了解を得てトラックをとめて家に帰ってきました(持ち主としては、トラックが動いていないと収入にならないから、誰も運転しないでとめておくのは無念(大げさ?)である)。

うちのコンバインはとても古いので、動かす前にいろいろ修理が必要で、グレッグが2-3日費やしたところでトラックの持ち主から電話があり、「交代の運転手を見つけたから、トレーニングしてほしい。」と言ってきて、グレッグは再び仕事に舞い戻り。3日ほど一緒に運転して仕事の内容を説明して、10月1日(日)にまた帰ってきました。

その後も修理を続け(その他にも、脱穀する穀物によってギヤをはめ変えたりしなくてはいけない)、コンバインを始めたのは火曜日の午後から。その日は私が運転してグレッグはコンバインの後ろを歩いてもみ殻と一緒にカノーラの実がたくさん落ちてきたりしないかとか、全てがきちんと作動しているかとかの点検から始めました。

翌朝は霜が降りすぎていて湿っていたので、午後になるまで始められなかったのですが、木曜日は天気が良かったので早くから始めて夜10時半ごろまで続けました。昨日の午後に40ヘクタール全て終わりました。

うちのコンバインは1960年代後半のもので、規模が小さく、牽引式なのでとても時間がかかります。コンバインの速度は時速1.5kmで、歩くより遅いのです。

コンバイン風景20071


カノーラの畝をこのように拾っていくのですが、スピードを速くすると、すぐに詰まってしまって引っ張り出すのに余計に時間がかかるため、ゆっくりでも詰まらせないようにと、最低速ギヤで40ヘクタールのろのろコンバインしました。

コンバインピックアップ20073


うちのコンバインは、125馬力のトラクターで引っぱっているのですが、最新のコンバイン(もちろん自走式 牽引式のコンバインは1990年代中頃で生産が打ち切られた)は、500馬力近くあり、速度も時速9kmくらいで脱穀できるそうです。ただその代わりお値段もとてもよろしく、一台4000万円くらいします。(うちのコンバインの1000倍以上の値段 

コンバイン風景 前から20072


コンバインの収納タンクがいっぱいになると、ダンプトラックに入れます。これを何度か繰り返し、トラックがいっぱいになったら、収納倉庫までもっていきます。

コンバイン風景トラック20074


刈り取ったときには緑色だったカノーラの実も、今はすっかりこげ茶色になりました。

コンバイン風景カノーラ20075


トラックの荷台を斜めにして、後ろからカノーラをホッパーといわれる大きなたらいのようなものに流します。

コンバイン風景トラックホッパー2007


コンバイン風景トラックホッパー22007


このホッパーから収納倉庫の屋根の穴まで、オーガーという名前のパイプの中にらせん状のきりのようなものがグルグルしている機械でカノーラを運び上げます。

コンバイン風景収納倉庫2007


7月下旬の猛暑のため、収穫高はやはり予想していた量の三分の二くらいとがっかりするものでしたが、とりあえず無事に終わってホッとしました。次は麦わらのベーリングです。



















  1. 2007/10/07(日) 14:24:51|
  2. 農作業
  3. | コメント:5

カノーラ刈り取る

9月1日(土)晴れ時々曇り+小雨 最高気温 +26度 最低気温 +11度

ここ三日間ほどまた20度台の暖かい(というか暑いくらいの)気候になりました。しかし、ポプラの葉は黄色くなってきているし、南に向かうカナダ雁の群れも見かけたし(涙)、ハチドリも先週末を最後にぱったりと姿を見せなくなったし、確実に秋は近づいています(-_-メ)。

秋といえば収穫!ということで、ポカポカ地球家族の撮影のあった5月末に蒔いたカノーラの刈り取りをしました。

7月初めごろには花が咲き始め、7月中旬には子供たちよりも背丈が高くなっていました。
カノーラ7月20071


しかし、7月下旬から8月上旬に猛暑が続き花が落ちてしまい、作物から水分がずいぶんと奪われてしまったようになりました。この前ミツバチの巣箱を置いてくれているおじさんに「今年のハチミツのできはどうですか?」と聞いたら、「カノーラの花が早く散りすぎて収穫量がとても少なかった。」とぼやいていました。カナダでミツバチがハチミツを収穫する時期はただでさえとても短いのに、この猛暑でかなりのダメージがあったようです。8月中旬以降、雨が降り涼しい日が続いたので、カノーラの実の成長も回復するかもしれないとしばらく刈り取りをのばしていましたが8月下旬、10日間あるグレッグの仕事の休みを利用して、刈り取ることにしました。

刈り取りをするのにはスワッサーと呼ばれる刈り取りの機械を使うのですが、それにはトラクターの後ろにつけて引っぱる「牽引式」と、スワッサーの機械そのものにエンジンがついている「自走式(この名前はいつ聞いても笑える)」の二種類があります。

自走式の方が畑の隅を刈り取るときなどに作物を踏み倒したりする可能性が少なく、小回りもきくし、作業そのものは牽引式のものよりもずっと速くできますが、うちには牽引式のものしかないので、牛の餌やり用のトラクターの後ろにスワッサーを、その後ろに刈り取った畝を押さえる(風で飛んでいってしまわないように)ローラーをさらにくっつけて走ります。
カノーラスワッサー08312007


刈り取ったところはこのようになります。ちょっと天気の悪い日で写りが悪く、残念。
カノーラ畝08312007


まだとても青々しているのですが、いつまでも置いておくと乾きすぎて刈った時の振動でサヤから種がこぼれ落ちてしまうのです。
カノーラさや108312007


花のついていたところにサヤができ
カノーラ花2007


カノーラさや208312007


その中にカノーラの種が入っています。畝のまま3週間くらいたって中の種が乾燥して茶色っぽくなり、茎が乾いて腐ってきたころ、コンバイン(脱穀)をします。

最初に比べるとちょっとがっかりする収穫になりそうな育ちです(-_-)が、まあコンバインまで無事にできてほしいものです。その様子はまた今度。


  1. 2007/09/02(日) 14:29:14|
  2. 農作業
  3. | コメント:22

牧草収穫やっと終わる

8月10日(金)晴れのち雨 最高気温 +16度 最低気温 +10度

去年に比べて10日ほど遅くなりましたが、牧草収穫やっと完了しました。今はざーざー雨が降っています。雨の前に終わることができてホッとしました。

今年は降雪量が多かったのに加えて春先にもたくさん雨が降り、道路も畑もとても柔らかく、ラッピングのためにベールにしてすぐ運ばなくてはいけないサイレージよりは、乾草ロールを増やそうと予定していたのですが、1000個ほど作ったベールのうち、乾草は結局100個以下でした。モーワーコンディショナーを購入して刈り取った草が乾く時間を短縮することがかなりできたにもかかわらず、乾草にするため水分20%以下に乾くまで待っている間に必ずといっていいほど雨が降り、品質のいい干草をどうしても作れそうになかったのです。おまけにグレッグがトラックの運転の仕事に行かなくてはいけないので、いつまでも待っているわけにも行かず、仕方なくサイレージベールをたくさん作る羽目になりました。

牧草はアルファルファなため、一度くらいレーキをかけて(畝になっている乾草を裏返しにする仕事)ひっくり返すことはいいのですが、何度もやっていると茎から葉っぱが全て落ちてしまい、牛たちは食べようとしません(-_-)

グレッグは今日また仕事に戻る予定だったので、昨日刈り取った最後の干草を「そのうちに乾草ベールにしておいて」と、言っていたのですが、今朝天気予報を見たら今夜から雨になり、2-3cmは降るということだったので、「雨にあたったら、いつベーリングできるかわからないから」と、結局これもサイレージベールにすることにしました。

お昼過ぎに終わってラッピングも終え、ホッとしました。

7月というのは一年のなかで一番いい時期なのに、それをまるまる牧草収穫に使うっていうのはなんだか全く惜しい気がします(-_-メ) まあ、牛たちの餌のためなので仕方がないのですが・・・・・ 明日は自分たちの食料を仕入れに「二週間ぶりに」ティズデールまで行ってきま~す♪





  1. 2007/08/11(土) 15:33:21|
  2. 農作業
  3. | コメント:8
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