カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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世代交代

1月19日(月)晴れ 最高気温 +0.5度 最低気温 -5度

昨日に続き、なんともすばらしい天気でした。買い物のために隣町のティズデールまで出かけたのですが、交差点の舗装道路は雪が解けて水溜りになっていましたうれしいんだけど、これで気温が下がったら凍ってつるつるになるのだろうなあ・・・・・

それはともかく、ちょうど一週間前の月曜日、気温がマイナス34度のときに、去勢子牛11頭と、経産牛4頭を出荷しました。

5月から6月にかけて生まれた、ミスターグッドルッキングの子牛たちだけ出荷し、ギャロウェーの子牛たちはまだ小さいのでとっておきました。ただでさえ飼料高、燃料高、カナダドル高などなどの影響(理由というより言い訳としか思えないが)子牛の売値がものすごく安いのに加え、今は雌牛の値段が去勢雄牛に比べてキロ当たり30セントくらい安いので、雌牛たちはもう少し取っておいてどれを繁殖の後継にするか決めてから出荷することにしました。

この時期になると子牛を出荷するのは仕方ないことなのですが、夏から冬にかけて経産牛をこれまでで15頭ほど出荷しました。去年に比べて干草の収穫量が半分くらいだったこと、夏の間放牧地も十分になかったこと、ここに来たころから飼い始めた牛たちが年を取ってきたことなどなどが理由です。

1番、リモガール6番7番、8番(ポカポカのときに双子を生んだお母さん)、13番(4-5年前の夏放牧地でやせ細っているのを見つけどうしたかと思ったら、舌を噛んでしまっていたようで((草を食べているところをほかの牛が頭突きしてきて舌をかんだのではないかと想定))舌の先がブラブラしていたのだが、柵のほうまで連れてきて様子を見ていたら、そのうち自然治癒した。)リトルガールなどは私たちが農業をはじめたときから一緒にいた牛たちですから、私としては6番以外は手放したくなかったのですが、私ひとりの意見が通るわけではないし、仕方がありませんでした。

おまけにリモガールの娘の一人、サメ女(E5)も出荷する羽目になりました。体系的にあまり太らないし、いつもえさの最前線に来ようとしてほかの牛たちを威嚇して(グレッグの)邪魔になるからだそうです。

もちろん後継者が育ってきていて、なついている牛たちもたくさんいるのですが、なんだかすっかりさびしくなってしまいました。こうなったら唯一残った、私の大好きな14番にバリバリメス牛を生んでもらわなくては♪ でもなんか期待薄・・・・

そのあと、これもまた初めから飼っていたネリーをお肉やさんに連れて行きました。春先に痛めた太ももがよくならないようで、ずっと足を引きずっているため、市場に連れて行っても二束三文にしかならないのはわかっていたので、ひき肉にしてもらってうちでいただくことにしました。

ゴゴちゃんのこちら側に立っている14番の子牛、一番いい値段で売れました。ゴゴちゃんも売ったのだけど、ほかの牛たちほど悲しくなかったなあ・・・・なんでだろう?


14 calf011220091









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  1. 2009/01/20(火) 14:04:21|
  2. | コメント:8
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コメント

別れは世の常だけど、愛情込めた分だけ
つらい事でしょう。
牛の世話だけでも大変だけれど、その他諸々
ご苦労さんです。
  1. 2009/01/20(火) 15:31:11 |
  2. URL |
  3. A&M #-
  4. [ 編集]

いつも思うのですが、(多分本人は感じてないと思います)その外国人的考えがステキ・・・・です。
  1. 2009/01/20(火) 22:56:24 |
  2. URL |
  3. 牛飼い #-
  4. [ 編集]

↑やっぱり日本人辞めたのかしら?(笑)

牛を飼っていて、特に繁殖母体は付き合いが長くなってしまうから、1頭1頭にどうしても思い入れが出来てしまって別れ難いですよね。
それなのに、「ひき肉にしてもらっていただく」とサラリと流すあたりはやっぱり日本人離れ!?
  1. 2009/01/21(水) 16:47:01 |
  2. URL |
  3. おかん #H3HDo6sQ
  4. [ 編集]

A&Mさんへ

一頭一頭、いろいろな思い出があります。

私たちと一緒に始めた仲間たちがいなくなってしまったのはさびしいけど、いろんな事柄をブログとかに書いたから、そういう意味では忘れないからいいかなと思っています。

みんなに今までありがとうといいたいです。
  1. 2009/01/22(木) 03:02:52 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

牛飼いさんへ

具体的にどの部分が「外国人的考え」だということでしょうか?(本人にはそれすらわからない・・・・・かなり重症?)
  1. 2009/01/22(木) 03:04:47 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

おかんさんへ

この情けの深いところが日本人そのものだと思っているんですけど・・・・(違う?)

最初から一緒にいる牛たちがいなくなってしまうのは子牛を売るのとはぜんぜん違う寂しさです。ペットじゃないんだからいつまでも飼っておくわけにはいかないと言うのはわかってますけど、性格を重視してしまう私は扱いやすい牛は「取っておきたい牛」の上位に上ってしまいます。だから6番とかはいくらいい子牛を生んだって、出荷してぜんぜん悲しくありません。

ネリーちゃん、出荷しようとしても売れずにうちに戻されるか、5000円くらいで売られるかのどちらかだから、ひき肉にするのがやっぱり一番かなと思います。足引きずってるのも半年以上直らないし、獣医さんに電話しても「もうとしだから仕方がないと思いますよ」ぐらいだし、治療する価値も金銭的にないし、いくら食べても太らないから子供生ませるのも大変だし。日本だったらこういう時どうするんでしょうかね?(もちろん牛の価値が違うけど)
  1. 2009/01/22(木) 03:12:36 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

ミスターグッドルッキングの子はこれが最後??
  1. 2009/01/24(土) 09:28:09 |
  2. URL |
  3. Beko #-
  4. [ 編集]

Bekoさんへ

そうなのよ。2年しかいなかったから、これでおしまいなの(涙)。せめて後継としてよさそうな雌子牛をとっておこうと思っています。
  1. 2009/01/27(火) 14:31:43 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

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