カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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もらわれていったニワトリ

11月29日(土) 曇り 最高気温 -2度 最低気温 -10度

残念ながら今年も越冬できる鳥小屋を建てることができなかったため、45羽ほどいたニワトリはもらわれていきました。

夏の間中毎日40個近く卵を産んで、うちで使いきれない分は近くの人たちに売っていたのですが、10月に入って日照時間が短くなるとともに卵の数が減り始めました。小屋の中に小さな電灯を入れて日照時間を増やしたのですが、10月の終わり、私がサスカトゥーンに行っていた間は一桁だったと電話でグレッグが言っていたこともあり、「ああ、もうそろそろ終わりなんだなあ。」と思っていました。しかし、家に帰ってみたら妙にのどが渇いているみたいなのです。見ると水飲み場も空っぽ。

グレッグに、「ニワトリすごくのどかわいてるみたいだけど、水どれだけやったの?」と聞くと、「牛乳パックひとつ分(4リットル)だよ。」と言うのです。「えー、私毎日4つ(16リットル)は持って行っているんだよ。」と言うと、「道理で毎日すごい勢いで水飲んでいたわけだ。だけどそういうことはちゃんと教えてくれなきゃ。」あのねえ、毎日私が水運んでるの見てないの・・・・?

おまけに、水飲みの容器は下に小さい穴が開いていて、そこから水が少しずつ出るようになっていて、水を追加するときはその穴をふさいでから上のふたを開けて水を入れるのですが、グレッグは下の穴をふさがなかったらしく、上から注いでいる端からどんどん下からこぼれていたらしいのです。それも指摘すると、「ああ、あの栓、何かなあと思ったんだよ。」とのこと。全くもう、卵も産まなくなるわけだ・・・・・

そのショックから立ち直るのに10日ほどかかりましたが、その後また持ち直して、35個前後の毎日が続いていました。例年に比べて暖かかったこともあって、「まだあげちゃうのもったいないなあ・・・」などと思っていましたが、いつか寒くなるのはわかっていたので嫁入り先を探すことにしました。


chickens112920081

去年もらってくれた隣町のおばあさんに電話をして聞いてみたら、「20羽だけほしい。」といわれてがっかり。「全部もらってくれるなら届けるけど。」とも言ってみたのですが、「やっぱりそんなにいらない」と言われて、「あーあ、こんなことなら、去年電話くれた人の名前とっておけばよかった」と思いながら、仕方なく地元の新聞に広告を出すことにしました。

去年みたいに「もう処分してきれいにしてあるのを届けてほしい」と言われたりしないように、「生きているニワトリ」と明記しておきました(笑)。

やはり「タダ」のものには反応がよく、10人近くから電話がかかってきました。一番初めに電話をくれた人に譲ることにして、その人は昨日の午前中に取りに来てくれ、午後には20羽くらいならもらってくれると言ったおばあさんが来てくれました。ニワトリたちが騒がないように小屋の電気を消して、おばあさんと一緒にニワトリを捕まえて麻袋に入れていきました。それでもやはり大騒ぎになって、みんな捕まえた時にはほっとしました。おばあさんが帰ったあと、小屋の床の片隅の巣箱(?卵を産む箱)に二つ卵が残っていたのを知っていたので取りに行ったところ・・・・・・

chickens112920082


薄暗い小屋の隅になんだか白っぽいものが見え、「何これ?」と思ったら、私たちが「お二階さん」と呼んでいるニワトリが一羽だけ、床から40cmの高さのところにある巣箱にちゃっかり入っているのです。

chickens112920083

うちのニワトリたちは、ここに来る前はケージ飼いのため、止まり木に止まるとか巣箱に飛び上がるとかいうことを全くしないため、小屋の床の片隅にベニヤ板を斜めに立てかけて暗い場所を作っておき、そこにみんな卵を産んでいたのですが、なぜか「お二階さん」だけは残しておいた巣箱の中に、夏の間中必ず卵を産んでくれたのです。みんなが大騒ぎしている中、我れ関せずといった心持ちだったのかと、おかしくなってしまいました。

それにしても、「おいおい、困るよ。どうしよう一羽だけ・・・・」と思いましたが、たまたまグレッグのところにカルバンさんが何かを借りに来ていたので、「帰りにニワトリ一羽ドライブのお供に連れて行ってね。」と頼んで持っていってもらうことにしました(カルバンさんもニワトリを何羽か飼っているので無理やり 笑)。

今朝になって延長コードやえさ箱などを片付けに行くと、昨日まではニワトリの体温だけでかなり暖かかった鳥小屋の中すべてがすっかり凍っていました。もらわれた先はどちらも卵を産ませるためにまだ飼ってくれるそうなので、新しい暮らしになじんでくれるといいなと思っています。




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  1. 2008/11/30(日) 13:55:57|
  2. ニワトリ
  3. | コメント:4
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コメント

たとえ鶏と言えども、別れは切ないねえ。
残っていた鶏も、無事に行き先が決まってよかったね。

子供達の、鶏小屋掃除や卵とりなどのお仕事、ご苦労さんでした。
45羽の鶏で40個の卵とは立派です。
しっかり愛情に応えてくれましたね。
  1. 2008/12/01(月) 16:32:37 |
  2. URL |
  3. A&M #-
  4. [ 編集]

毎日40個とは、けっこうな量ですね。
売り先がしっかり確保出来ていれば、良い(?)副収入ですね!
うちは3人家族で1週間に15個くらいしか食べません。だから1日2個産んでくれたらいい計算ですね。そしたら2~3羽でいいのか・・・。
近い将来に鶏を飼った時の参考にさせてもらいますv-218
  1. 2008/12/01(月) 20:40:04 |
  2. URL |
  3. うしおばさん #-
  4. [ 編集]

A&Mさんへ

白色レッグホーンは、卵を産むためだけに生まれてきたようなニワトリで、ほんとにたくさん生んでくれます。来年こそは越冬できる小屋を作って冬も飼いたいものです。
  1. 2008/12/06(土) 13:45:52 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

うしおばさんへ

「良い」副収入には残念ながらなってませんが、「一応」副収入です(笑)。
三人家族で一週間で15個ですか?少ないですね。コレステロールの心配があるからみんなその程度なんでしょうかね?我が家はだいたい一人一日一個食べます。それ以外にパンを焼いたりお菓子を作ったりするともう少し使います。

冬の間のほうが時間があってもっとベーキングをするのに、卵がないって言うのが皮肉ですね。でも卵は冷蔵庫に入れておけばかなり日持ちするので、もらわれていく前の分を、冷蔵庫のスペースが許す限り貯めておきました。

「近い」将来になってきましたか?楽しみです♪
  1. 2008/12/06(土) 13:51:47 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

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