カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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牛移動 大騒動その3

11月8日(土) 

大騒動の完結編(?) です。

ブルックリンちゃんのうちの放牧地の草もすっかりなくなって、いつ本格的な冬が始まるかわからないので、今週の4日、5日に牛たちを家まで連れて帰ることにしました。連れて行ったときと同じようにカルバンさんから借りたトラックとトレーラーとうちのトレーラーとの二台で、最後のグループを運んでいたときです。

ビヨークデールの村の中の一番なだらかな坂を上って曲がり、しばらくまっすぐなところを運転して少し加速してもうひとつの坂を上って私たちのファームのほうに来るのですが、前を運転しているグレッグが最初の坂を上って左に曲がり、私がその坂を上り終えたところで、グレッグのトレーラーのタイヤがひとつ外れて道を横切ってころころ転がっていくのです

あわててトランシーバーでグレッグを呼びましたが、本人もちょうどバックミラーを見ていたらしく、すぐ止まりました(タンデムなので、外れたという自覚はなかったらしい。私のほうは、何かがすれている音が急に聞こえてきたのでびっくりした。それは後輪部のスプリングが道を擦っていた音)。道の脇に車を止めて唖然とする二人。どうしたのだろうと思ってみると、タイヤのリムのボルトの穴がすれて(?)ナットより大きくなっていて、タイヤ丸ごと抜けてしまったのです。私はずっとグレッグの後ろを走っていて、タイヤがぐらぐらしているというようなそぶりもなかったのに、急にそんなことってあり?

右側のリムの穴が巨大化している。
hub11082008


牛たちの重みでスプリングが道路にくっついて引きずっていて、このまま運転することは不可能だし、ハブにくっついているボルトをとらないとタイヤも替えられないし、散々です。

仕方がないので、私の運転していたトラックをグレッグが家に持っていき、トレーラーに乗っていた種牛君をまずおろして、カルバンさんのトレーラーに乗っている牛たちを移しかえることにしました。私がトレーラーの近くで待っている間に牛を飼っている村の人が通りかかり、グレッグが戻ってくるまで待っていてくれ、一緒に牛たちを移しかえるのも手伝ってくれました(トレーラー二台の後部扉どおしをくっつけて移動させた)。入りきらなかった牛たちはカルバンさんのトレーラーの前部に寄せ、真ん中の仕切り扉を閉めてできるだけ重心を前のほうに移動させたらスプリングは地面から5cmくらい浮いたので、そのまま家までいくことにしました。


取り外したハブ。ホイールナットがボルトにくっついたままになっているのが見えます。
hub110820082


後輪部のスプリングが完全に道路を引きずっていた。
hub110820081


「人から借りたものってよくこういう災難にあうよな」と手伝ってくれた人も言っていましたが、不幸中の幸いといえば、これが最後の移動だったこと、家からそれほど遠くないところで起こったこと、平らなところで起こったことなどです。



グレッグが二日かけて直して、今では元通りです。牛たちは家からビーバーの谷を挟んだ放牧地にいます。そこは今年は一度も使わなかったのでまだたくさん草がありますが、もう少し寒くなったら家に連れてきて餌を与え始めます。そのときにはちゃんと後をついて帰ってきてくれますように。





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  1. 2008/11/09(日) 05:52:36|
  2. | コメント:4
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コメント

ホッ!!!
どうなることやらと思っていたけれど、無事に移動
できて何より、何より!!
”車輪がはずれて大事故に”、という事が日本ではよくニュースになっていますから、無事であった事は
本当に幸運でした。
その上親切な方がいてよかったね。
  1. 2008/11/09(日) 11:20:16 |
  2. URL |
  3. A&M #-
  4. [ 編集]

どうやら過積載だったのでしょうか。
特に古いトラックの場合は何が起こるか分かりませんのでトラックの最大積載量と積み込む牛の体重・頭数をよく考えてやらないといけないと言う教訓でしょうか。
いずれにしても大事に至らず何よりですね。

ところで、日本の場合はご存じのように車検制度があります。トラック(業務用)の場合は毎年専門家の検査を受けます。よって多少古くても安心感がありますが、カナダには車検制度があるのでしょうか。
20年前のアメリカにはなかったので「フェンダーがないとか、よくこんな車で走るなあ。そばに近寄りたくない」というような凄い車をみかけましたが・・・
  1. 2008/11/09(日) 21:38:09 |
  2. URL |
  3. 北海道の小さな牧場 #-
  4. [ 編集]

A&Mさんへ

全くたまりませんでしたよ。まさか帰りまでこんな騒動になるとは・・・・

何とか終わって本当にほっとしました。後はビーバー谷をちゃんと渡って家に帰ってこれるかどうか。
  1. 2008/11/14(金) 12:10:03 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

北海道の小さな牧場さんへ

ひどい話でしょう?過積載ではなくて、単にトレーラーのメンテがちゃんとされてなくてリムのボルトの穴が大きくなってしまっていることに気づかなかったということでしょう。でもどうやってこんな風に穴が大きくなってしまったのか全く不明ですが。ほんとに大事に至らなくて幸いでした。

カナダ(たぶんアメリカも)は車検制度は特にないです。バンクーバーの近くに住んでいたころは、エアケアという名前で、車の排気量のチェックが毎年(たぶん)ありました。基準をオーバーしている車は修理してから出ないと再登録ができませんでした。サスカチュワンはそういうのはありません。他州からの車を持ち込むときは、かなり細かい点検をして、それをパスしてからでないと持ち込めません。元からサスカチュワンにある車ははっきり言ってどんな車でも走行OKです。田舎ですね。

長々とすみません。
  1. 2008/11/14(金) 12:18:07 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

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