カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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グレッグのいとこの訪問

8月19日(土)晴れ時々曇り 最高気温予想 +18度 最低気温 +12度

火曜日から昨日(金)まで、バンクーバーに住むグレッグのいとこのティムが、ガールフレンドと彼女の子供たち二人を連れて遊びに来ました。

ティムはこれまでも何度か遊びに来ていたのですが、来るたびに「ガールフレンド(ミシェル)と子供たちもいつか連れて来たいなあ」と言っていて、私たちも「ぜひ連れてきてよ」と言っていたので、それが今回やっと実現しました。なのにグレッグは仕事でずーっと留守(-_-メ)

今まではトラックの運転の仕事が一週間交代だったのですが、相方(?)が変わり、10日間交代になってしまったのです。都合悪く日程を変更してもらうことができず、今回はティムたちに会えずじまいでした。

今46歳のティムは20歳のころ伐採の仕事に関わっていたときに、森の中を父親の運転するトラックにほかの仕事仲間と一緒に乗っていたところ、大木が倒れてきて下敷きになり下半身不随になってしまいました(ほかの人たちはみんな無事だった)。今回はバンクーバーでレンタカーを借り(運転操作は全て手でできるようになっている 自分の車だと収納容量が小さいので、みんなの荷物が入らない)カルガリーの会合に一週間ほど参加し、サスカトゥーンでミシェルと子供たちと待ち合わせ、ここまで運転してきました。車椅子で出入りできるよう家の前にベニヤ板を二枚並べてスロープをつけ、家の中の二段ほどの段差のところも取り外し可能のスロープをつけるだけで、滞在に取り立てて不自由はありません。

ミシェル(45歳)はバンクーバーの近くで看護婦をしていて、子供たち二人(8歳の女の子と4歳の男の子)は二人とも人工授精です。ティムとは長く付き合っているのですが、結婚をするというところまでどちらも踏み切れずにいて、ミシェルは「この先誰かとめぐり会う可能性もないし、子供をどうしてもほしかったから人工授精に踏み切った」ということで、クリニックに行って精液提供者の精液を使って妊娠し、今ではシングルマザーとして二人の子供たちを育てています(父親と母親が(離婚済み)それぞれ近くに住んでいるので、仕事のとき子供の面倒を見てくれるときもある。残りのときはデイケアに預けている)。人工授精の際も、ティムが父親(精液提供者)になることだって可能だったのだろうと思われますが、そこでも複雑な心境の中での決断だったと思われます。

カナダでは精液提供は無償であり(献血と似ている)、対象者は厳しい検査を経た上で選ばれ、採集された精液も決められた期間保管され、その間に様々な検査が行われて最終的に適用されるのだそうです。ミシェルの二人の子供たちの父親は同一提供者ではなく(本人は同一提供者を希望していたのだけど、結果的に不可能だったらしい)、二人の子供はそれほど似ていません。

というわけで、いまではティムとミシェルは仲のいい友達というお付き合いで、10日に一度ほどは会っているので一番身近な男性という立場ですが、特に子供たちの父親代わりとかそういうわけでもないようです。

何でも自分ひとりでやらなければいけないのは大変ですが、シングルマザーだからといって世間で(笑)特別視されることは全くなく、ミシェルは子供たちの意見をよく聞いて対等に付き合っている感じで、忍耐強いいいお母さんだなと思いました。子供たちはとても賢くて、上の女の子は8歳なのにハリー・ポッターの三冊目を読んでいるらしい。下の男の子はスパイダーマンに夢中。二人とも絵を描くのがとても上手でビックリしました。

ただ、子供たちの食が細い!私はマヤが好き嫌いがかなりあると思ったけど、そんなレベルではなかった!「ラザニア嫌い、ミートボール嫌い、ミートローフ嫌い、ソーセージ食べない、ベーコンも食べない、ワッフルもいらない、スクランブルエッグもいやだ」何を食べて生きているのじゃ?

うちの二人組みのようにやたら陽気というわけでもなく、最初は消極的だった子供たちですが、だんだん慣れてきて子牛にミルクをやったり、ベールに登って走り回ったり、トランポリンをやったりして、田舎の生活をエンジョイしていたようです。

石の山に登る子供たち
ロックパイルで08192007


ゴゴちゃんにミルクやり
子牛ミルクやり08192007


木曜日の午後は、ティズデールのコープが主催した「子供のカーニバル」というのに参加し、フェースペインティング、ミニゴルフ、釣り堀(お菓子やおもちゃが釣れる 笑)、バスケットボールシュート、ビンゴなどをして遊び、最後にホットドッグも食べました(うちの子は全部食べたけど、ミシェルの子供たちは半分くらい 笑)。

マヤ フェースペインティング
フェースペインティング0819207


ミニゴルフ
ミニゴルフ08192007


ビンゴは当たれば賞品がもらえるというもので、もうちょっとで当たるというときにはみんな悔しくて、最後の方には何度も何度も座りっぱなしで挑戦していました。こうやって子供のうちからギャンブル癖を育てるのかしら?
ビンゴ08192007


昨日からここから一時間ちょっとしたところにあるニパワン(NIPAWIN)というところのキャンプ場のキャビンに泊まっています。カンナとマヤも一緒に行っていて、私は今日午後に牛たちの水やり、子牛たちのミルクやりなどを終えたら泊まりに行き、明日の朝一度ミルクやりのために戻ってきてそのあともう一度出かけ、午後までゆっくりしたら子供たちと一緒に帰ってくる予定です。そこには車椅子用のキャビンもあるし、車椅子で乗れるボート!もあるそうです。そういう意味でカナダは施設が整っていると思います。

それでは残りの報告はまた明日。




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  1. 2007/08/19(日) 01:42:22|
  2. 日常
  3. | コメント:16
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コメント

そろそろ夏休みも終わりでしょうか。
楽しいイベントがあっていいですね。子供達の楽しむ様子が写真からあふれ出ていて、見ているこちらも楽しくなります。
キャンプ場を往復しながらのお付き合いご苦労様。
子供達は大喜びのことでしょう。車が良いから苦にもなりませんね。
  1. 2007/08/19(日) 09:44:11 |
  2. URL |
  3. A&M #-
  4. [ 編集]

ティムさんとミシェルさんのパートナーシップってなんか羨ましい。
人工授精やシングルマザーって日本ではまだ後ろ指指されがちなとこがあるし、結婚をせずにシングルで子育てするって決断がしづらい国だし。。。

2人組&2人組は仲良しになったかな?
また遊びにきてくれるといいねv-411
  1. 2007/08/19(日) 10:17:27 |
  2. URL |
  3. Beko #-
  4. [ 編集]

カナダは、今一番過ごしやすい季節なのかしら?
日本は、溶けそうな猛暑です~v-42

ホントに 色んな生き方があるんだなァ。
ティムもミシェルも ジュンコさんも。
流されることなく 前向きに自分の人生を切り開いて それを楽しんで生きてらっしゃるんだなァ。

都会から来た 子供たちv-22
しっかり 大自然を楽しんでるみたいですねv-22
大人にもだけど 大草原の牧場での体験は、彼女たちに かけがえのないものを 教えてくれそうですv-238
  1. 2007/08/19(日) 11:08:55 |
  2. URL |
  3. も~たん #-
  4. [ 編集]

Nipawanってそんなに近いんですか???
ガイドブックで見てとっても素敵なところだと思ったので♪
人工授精ね~。
前にテレビで見たけど、ある日であったら兄妹だった!とかいう可能性もなくはないよねって。そう考えると怖いな~~~。
家族っていろんな形があるんだな~とこっちへ来て感じます。日本だとなかなか・・・ねぇ
  1. 2007/08/19(日) 13:35:18 |
  2. URL |
  3. みっこ #-
  4. [ 編集]

ホントにカナダはいろんな形態の家族がいますよね。
私も自分自身、カナダだから夫と別姓でも家族って言えるからいいよなぁ、なんて思ったりもして。

しかし恋人がいるのに人工授精で子供を授かるってのがすごいなぁ。わたしゃ夫がいなかったら、一人で子育てしたいなんて思わなかったけど。
いろんな人がいるんですよね。ウンウン。

Nipawinでキャンプ、楽しそうですね♪
北の方はきれいな湖とキャンプ場がいっぱいあるし。
私たちも今度のlong weekendあたりに、夫の実家に行こうかななんて考えてるんですが、Junkoさんのところにもまた顔出しできるかな???
娘に生ウシ見せて触らせてあげたい!
というか、要は私が触りたいんですけど(笑)>ウシ好き。
  1. 2007/08/19(日) 17:17:44 |
  2. URL |
  3. じゃすみん #-
  4. [ 編集]

人工授精のお話がカルチャーショックですね~(@_@)
この前みっちゃんと「未来にはシングルマザーのために精液が売られたりして、そしたらたぶん一番高い精子はイチローのだね。」なんて冗談を言っていたのですが、実はそれがほぼ現実になってるんですね(笑)

次々にいろんなお客が来て楽しそうですね♪
確かにすごく痩せてるように見えますね、娘さん達。
ジョルディ家のおいしい採りたて野菜で、好き嫌いもちょっと克服するかも?
…って、野菜は嫌いじゃないのかな?
  1. 2007/08/20(月) 00:14:59 |
  2. URL |
  3. うしまとん #-
  4. [ 編集]

世界にはいろんな家族がいるんですねぇ~
お知らせですv-82 今朝、男の子が生まれましたv-221
  1. 2007/08/20(月) 22:59:10 |
  2. URL |
  3. 牛飼い #MXRHjEF2
  4. [ 編集]

A&Mさんへ

子供たちは釣り初体験もしました。いい夏休みになったと思います。もう来週から学校だ・・・・(焦り)
  1. 2007/08/21(火) 10:31:29 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

Bekoさんへ

日本ではこういう背景の人が普通に生活していくのはものすごく難しいでしょうね。偏見?なのかな?

二人組み&二人組みはとても仲良しになりましたよ。大人たちもうれしくなりました♪
  1. 2007/08/21(火) 10:33:21 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

科学の発達とともに、人間の絆の関係も様変わりしていくのでしょうか。
私の従兄弟は実は人工授精で子供を授かりました。お嫁さんのほうに何か思い当たることがあったのか、早い段階から彼女のお母さんが発案して病院通いをしました。今父親そっくりの2人の子供達と、本当に幸せを絵に描いたような生活をしています。
人間の尊厳とか権利とか・・・難しいことはわかりませんが、海外に行くと日本との違いを改めて考えさせられます。(も~ず~~~~~っと行ってないけど)
障害者やシングルマザーを受け入れる体制や環境、そしてレディファーストの習慣、そういったものを普通に出来るのは長い間の歴史や法律などによっても違ってくるのかもしれません。
あれ!?でも・・・。
シングルマザーは選べるけれど、シングルファザーは選べない!?? (p・"・q)ゥ-ン
日本は赤ちゃんポストなる摩訶不思議なポストが出来ました。
  1. 2007/08/21(火) 12:13:34 |
  2. URL |
  3. おかん #H3HDo6sQ
  4. [ 編集]

も~たんさんへ

先ほどコメントの返事を書いている途中コンピューターが固まってしまい、再挑戦です(ーー;)。

都会からの二人、田舎生活を楽しんでくれたと思います。金曜日から行ったキャンプ場でも、吊り橋、ふれあい動物園(ヤギ・クジャク・はと・ウサギなど)や遊具があって、子供たちが楽しめることがたくさんあったみたいです。うちの子供たちともすっかり仲良くなって、「今度は私たちのところに遊びに来てね」なんて言ってくれました。こういういいお付き合いが長続きするといいなあと思っています♪
  1. 2007/08/21(火) 13:16:04 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

みっこさんへ

NIPAWINってうちから1時間10分で着きました。何度も行ったり来たりしたから時間計ってみました(笑)

公園には行ったことがあったのだけど、キャビンに泊まったり、釣りをしたのは初めてでした。とっても楽しめましたよ~。

リスとかすぐ近くまできて、キャビンの外の手すりにさくらんぼとか置いておくと食べに来て目の前で半分ぐらい食べたと思ったら残りはもって逃げちゃいました。子供たちは何匹も見たと言ってました(うちでも以前はリスがいたのですが、おかあさんネコにみんな捕られて、今はリス皆無 笑)。

みっこさんのところの娘さんたち喜ぶと思いますよ。

みっこさんのブログにコメント入れようとするとまだ「エラー」と出てしまうの。いつも読ませてもらってるんだけど、コメント入れられなくて悲しいよ~(涙)
  1. 2007/08/21(火) 13:22:02 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

じゃすみんさんへ

カナダではいろいろな形の家族がありますよね。みっこさんからのコメントにも書いてあったけど、異母兄弟のこととか・・・ミシェルは「子供たちにはちゃんと事情を話してあるけど、もう少し大きくなってからそういうことが原因でいじめられたり、からかわれたりするかもしれないから、それが心配だ(普通のシングルマザー(?)は、別居・死別などの理由であっても父親というものは存在していたわけなのに、この子達には最初から父親がいなかったから)」と言っていて、「この子達には(異母)兄弟がどこかにいるのに(精液提供者とその配偶者との間にできた子供)、そのことを知らずに(自分の兄弟と会えずに)大きくなっていくのは不憫だ」とも言っていました。人間ができてる人だと思いました。

ウシ、いいですよ。なごみます(笑)
  1. 2007/08/21(火) 13:35:55 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

うしまとんさんへ

この子達(特に上の女の子)、いずれはベジタリアンになるのではないかと思います(笑)。野菜はよく食べてました。下の男の子はパンの耳を必ず残してました(-_-メ)

ミシェルに「自分の希望とかは言えるの?(だって、人種とか年齢とか気になるところはありますよねえ?)」と聞いたら、一応希望を書いて(彼女は身長178cmくらいの茶色の髪・青い目の白人・学歴は大学以上・『メル ギブソン』のようなタイプ(笑)と書いたらしい)提出したらしいです。「相手については少し情報はもらえるものの、写真とか見るわけでもないので、それがとても残念だ。もし会えたら、『こんな素晴らしい子供たちを授けてくれてほんとに感謝してる』と言いたい」と言ってました。なんだか泣けるよね・・・・
  1. 2007/08/21(火) 13:45:13 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

牛飼いさんへ

「え?男の子?お孫さん?」と焦ってブログお邪魔しましたよ(笑)へへへ、楽しみですねえ。「なんや痛そうにして歩い・・・・・」たりしませんからね(爆)

うまくいくことを期待します♪
  1. 2007/08/21(火) 13:48:33 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

おかんさんへ

カナダとか移民の国だから、いろいろな人たちがいて成り立っているため、いろんな人がいたっていいじゃないっていう意味で寛容なのかな?

でも日本も価値観とか変わってきてる所だってありますよね。日本って、個人個人の意思って言うよりはすぐ新しいブームができて(内容は何でもいいんだけど)みんながそれに走っちゃってるような気がして・・・
  1. 2007/08/21(火) 14:01:50 |
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  3. jordefarms #-
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