カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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2007年子牛の出産始まる

5月10日(木)晴れ 最高気温 +15度 最低気温 -1度

今朝起きたら、またマイナスの気温になっていました。車のフロントガラスは霜で真っ白。

ブラックアンガスのミスターグッドルッキングを父親とする子牛の出産が始まりましたが、まだ5匹しか生まれていません。
ミスターグッドルッキング05102007


一番初めに生まれたのが「カオナシ」という呼称をもらったJ9でしたが、4月26日には、待望の黒毛の子牛が生まれました。シメンタール種の子牛に比べて、アンガス種の子牛はずっと小柄です。リモガールの娘「B5の子供なのですが、なんかヘン。安産で生まれて、お母さんがきれいに舐めて面倒を見て、初乳を飲んだにもかかわらず、見回りに行くたびに横に伸びきって頭をのけぞらせて目をむき出しにして寝ていたので、行くたびに「死んでいるのかっ?」と不安になりました。

翌日はフェンスの反対側に出てまたまた死んだように横たわっていました。母牛はフェンスのこちら側でモ~モ~大鳴きしています。ようやく起き上がらせて母牛のほうに歩かせました。支えてもグニャグニャしているのでフェンス際で転んだところをすかさず、無理やり内側に押し込みました。

そのあとは母親の近くにいますが、目がいっちゃっているので妹が「マイケル(ジャOソン)」と名づけました。実は私もその子牛を見た途端、その名が頭に浮かんだのです。目玉が妙に飛び出していて、ずーっと見てると自分も眼をむき出しそうになってとっても疲れます(笑)。
マイケル


次に生まれたのが「ボンちゃんのおかあさんの子供。かわいい女の子で、この子は全く問題なし。今年の子はちゃんとおっぱいを飲みました。やれやれ。

四番目が、子牛を産むと途端に獰猛になる6番の子供。小さい子牛だったので、「雌牛だといいなあ」と思っていたのに、やっぱり外れて雄牛が生まれてしまいました。オスの子牛には生まれてすぐ陰嚢にゴムバンドをにはめて去勢するのですが、子牛に近づこうとするとものすごく警戒して頭突こうとするので、私はこの牛に近づきたくありません。「この牛売ろうよ~」と毎年言っているのですが、まだうちにいます。
6番と子牛


家に帰っていたグレッグに、「子牛オスだったから去勢バンドはめといてね。私はあの牛の近くに行きたくないってもうずーっと前から言ってるんだから」と頼んでおきましたが、「まだ気が落ち着いてないようだから」と言っている間に仕事に戻る時がきて行ってしまいました。

残された私ですが、6番の近くには絶対行かないと思っていたものの、どうしても去勢バンドをはめたくて、生まれて一週間くらいして親牛が子牛から少し離れて餌を食べている間に、二匹の間にトラクターを止めて見えないようにし、寝ている子牛にバンドをはめようとしました。気がついて起き上がろうとした子牛に飛びついて押し倒し(笑)、もがいている子牛に馬乗り(牛乗り?)になってバンドをはめました

本当は耳標もつけたかったのですが、バンドをはめるために睾丸を二つ探すのに結構時間がかかり、そのうちに母牛が子牛が見えないことに気づき探し始めました。私はささーっとトラクターに戻り、餌やりの続き。ふ~、うまくいった。絶対今年こそ出荷するぞ~!!

そしてその次に生まれたのが私の母親がミルクをやった、GB10の子牛です。
GB10


私が二日ほど親から飲ませようとしてもうまくいかなかったのに、グレッグが「どうしても親牛から飲むようにさせたい」と言い張って柵の中の細い通路に2日ほど閉じ込めておいたのですが、子牛が近寄るたびに頭突きをしていてまったく母親という自覚がないようなので(ある様子なのだけど、これが自分の子牛だとわかっていないみたい。この牛は私たちにはとってもおとなしい)昨日そこから出して、ほかの牛たちのところにもどしてやりました。子牛は哺乳瓶から喜んで飲んでいます。去年生まれた子牛達と一緒の柵の中にいるので、ミルクをやったついでに餌も食べられるようにしつけていけたらいいなと思ったいます。おかんさま、ご指導よろしくお願いします。

これからの牛たちは、これほど手間をかけないでもらいたいものです。




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  1. 2007/05/11(金) 14:16:23|
  2. | コメント:12
<<子牛倍増 | ホーム | 両親帰る>>

コメント

牛にも色々あって、対応が大変ですね。世話のやける牛ほどかわいい?まさかねえ。
これから産まれる牛たちが、上手にお母さん牛の乳を飲んでくれるといいですね。哺乳瓶で飲ませるのはかなりの力仕事ですもの。
順調にいくことを祈ります。
  1. 2007/05/11(金) 19:31:40 |
  2. URL |
  3. A&M #-
  4. [ 編集]

マ、マイケル・・・確かにいっちゃってる感じしますねv-404
どこか何か悪いのかしら・・・。

ミスターグッドルッキングの子はみんな黒いんでしょうか?
今年は『面白子牛』は現れないでしょうか?
  1. 2007/05/11(金) 20:44:49 |
  2. URL |
  3. Beko #-
  4. [ 編集]

[無事なご出産おめでとうございます。(^^)v
「目がいっちゃってる子牛」=マイケルの表現、受けました!♪

ご指名ですか~!?(笑)役に立てばいいですけど。。。(何せダメポの連続ですからね。笑)

親子をどこかに(?)隔離して、親だけつなぐことは出来ますか?我が家でも親牛が子育てを放棄してる現代社会の縮図(?笑)のようなお母ちゃん牛がいますけど、はじめだけ親をつないでおくと、子牛のほうが勝手におっぱいを捜して飲みつきます。はじめはお母ちゃんも嫌がるけど、3回目くらいから飲ませてくれるみたい。(もっともウチは哺育しちゃうから、3~4日でe-463になっちゃうんだけど)

哺育をするのであれば、ずっと哺乳瓶では大変なので、バケツでがぶ飲みを教えます。ミルクをバケツに入れて始めだけ哺乳瓶の口のところをあてがってバケツの中に顔を入れるのを教えるか、指を吸わせてバケツの中に顔を入れさせると覚えます。その後に、ウチではスターター(子牛用濃厚飼料)を口の中に4~5粒入れてやるのを数回やれば覚えると思います。。。。。が!!責任は持てませんので悪しからず!!e-466e-466e-466
手のかかる子牛、大変だけれどいっぱい愛情持っちゃいますよね。e-266
  1. 2007/05/11(金) 21:37:03 |
  2. URL |
  3. おかん #H3HDo6sQ
  4. [ 編集]

生後1週間とは言え 子牛に飛びついて押し倒し、もがいている子牛に馬乗り・・・なんてすごい迫力ですねー。
その去勢バンドなんですけど、どんなもので、どんなはめ方をするのでしょうか。効果は100%ですか。うちでもやってみたいです。
  1. 2007/05/12(土) 22:14:27 |
  2. URL |
  3. masayoおばさん #-
  4. [ 編集]

生後1週間の子牛でも、足の蹴る力はすごいですよね。それを押し倒して去勢バンドをはめるとは・・・、私にも自信がありませんよ。去勢バンドって、直径1cmくらいの輪ゴムですか?5cmくらいに開く道具(名前は知らない)で、牛の睾丸にはめるやつですが。
  1. 2007/05/13(日) 13:23:40 |
  2. URL |
  3. カウベル #bV.rN02k
  4. [ 編集]

やっぱりハンサム氏の子供は美男美女になるんでしょうか?楽しみですv-10
それにしても、子牛を押し倒して押さえつけて、バンドを睾丸にはめて去勢!ってすごい迫力ですね(笑)
以前、子牛の去勢手術の事(かみそりで袋を切って、中身をぎゅーっと引っ張り出して切り取る!みたいな)を男の友達に教えたらみんな悶絶してました(笑)
これも次なるネタにいいですね。いただきです。

マイケルのその後が気になりすぎ!
ちゃんと道を踏み外さずにすくすく育つでしょうか!?
  1. 2007/05/13(日) 23:32:26 |
  2. URL |
  3. うしまとん #-
  4. [ 編集]

A&Mさんへ

子守唄を歌ってあげた子牛、元気に育っていますよ。

今日までで10匹に増えました。まだまだ始まったばかりですが、順調にいくといいです。
  1. 2007/05/14(月) 06:33:10 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

Bekoさんへ

マイケル、やっぱりびっくりしますよね。このところ、ずいぶん普通になってきて、一瞬見ただけではわからなくなってきました(笑)。でも角度によっては目がまだ飛び出ている風にも見えます。とにかく離乳時まで元気に育って「ドナドナ」されていってもらいたいものです。
  1. 2007/05/14(月) 06:35:55 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

おかんさんへ

その後も、母牛がゲートのところまで来ていたので、「ほら、やっぱり子供が恋しいんじゃない♪」と思って一緒にさせましたが、恋しいのはそこでもらえた穀物だけであって、子牛には全く興味を見せませんでした。ヘッドキャッチャーの方には行かないし、子牛は蹴るし、子牛は怖がってそばに行きたがらないし・・・・・よけいにストレスがたまりそうだったので、哺乳瓶哺育に戻しました。

ミルクの飲み方もだいぶ上手になったので、それほど大変ではありません。バケツから飲めるように(舐めるように)なるのはどのくらいになってからでしょうか?こちらでもバケツの下に乳首がついているものを売っているので、そのうちそちらに変えることができるかもしれません。

「スターター」か、なるほどと思って、砕いた大麦を無理やり口に入れましたが、「ネチャネチャ」と舌を嫌そうに動かすだけで、全然うれしそうじゃありませんでした(笑)。ほかの牛たちはがつがつ食べるのだから、そのうち食べるようになるのかしら?
  1. 2007/05/14(月) 06:43:13 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

masayoさんへ

お帰りなさい♪

子牛を捕まえたときの様子を妹に伝えたら、大笑いしていました。でも「チャンスは今しかない!」と思って逃してなるものかと必死でした。足をバタバタ振り回していたので、蹴られないようにするのに精一杯でした。

あとで、去勢バンドの写真を載せますので、見てくださいね♪
  1. 2007/05/14(月) 06:46:04 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

カウベルさんへ

ほんとは、子牛に怪しまれず近寄れるのは生後二日目ぐらいまでですね。その後はすばしこくなって、近づくとすぐに立ち上がって走り去ってしまいます。このときはトラクターの音で私が近づいていることに最初気がつかなかったのと、子牛が小さかったことが幸いしました。耳標もつけたいのですが、今は近づこうとするとすぐ逃げてしまい、まだ成功していません。

おまけにこの子牛の母親は全身目のようなヤツです(-_-メ)。

去勢バンド、カウベルさんが言っていたのと同じものだと思います。
  1. 2007/05/14(月) 06:51:51 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

うしまとんさんへ

みんな「ミスター&ミス(あるいは(爆)グッドルッキング」になるかと思っていたのですが、そうばっかではないようです。あとでまた写真見てください(涙)。

観血去勢(っていうんですよね?ナイフで切るのは?)はやったことありません。今ではバンドをはめるやり方がずっと一般的になってきていると思います。

もっと大きくなってからナイフで切る方が、それまでの期間の成長がいいから、その方法をとるのでしょうね。でも、去勢の簡潔さを考えるとバンドの方が何十倍も便利ですよね。

  1. 2007/05/14(月) 06:58:10 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

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