カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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子牛競り市速報

4月11日(水)晴れ 最高気温 +5度 最低気温 -14度

速報って・・・・(時差のせい 笑)

昨日、うちの子牛たちの出荷先で競り市がありました。毎週月、火、水曜日に競りが行われているらしいです。

私は競りの行方を見たことがほとんどないのでうろ覚えですが(自分の出荷した牛が安く買われるのを見るのが耐えられない)、カナダでの子牛競り市はこんなふうです。

中心にリングがあって、周りは高いフェンスで囲まれている。リングの後部中央に競売人がアナウンスする囲まれた高い場所があり、その左右に大きな扉があって牛たちは片方から出てきてもう一方から奥に入る。競売人とひとつの扉のさらに横にバイヤー(買い付け人)の座る席がある。リングからフェンスを隔てたこちら側は見物客の座るところ。

いつかぜひ写真をとってきて紹介したいものです。

牛が扉から出てくると、牛の性別・番号が呼ばれ(ただ競り市場でつけられた参照番号であり、出荷主が誰かとか、生年月日はいつかとかの情報は全くない)、競売人が適当に金額を言って競りが始まります。最初は誰も競らないので値段はどんどん下がっていきますが、そのうちに誰かが値段に賛同すると、そこから競売人が値段を吊り上げます。「今80セント、85セントではどうだ?ハイ、こちら85セント。それでは90セントは?」というように、競売人が値段をリードしていきます。日本で一度肥育終了した牛たちの生体の競りを見ましたが、そのときの競売人は変わっていく値段を読み上げているだけで、自分が主導的に値段を上げてはいないようでした。

それで一番高い値段をつけた人に売れます。普通は一匹ずつ出てきますが、性別、見た目、体重が揃っている集団がいれば、2頭、3頭、5頭ずつなどひとつのグループとして売られます。

さて、昨日の競りの結果です。日本で見ている値段と大違いなので、ビックリしないようにしてください。


      体重          最低(1ポンドあたり) 最高  平均 
去勢牛 300-400ポンド(136-181kg)    $0.55    $1.36 $1.20
    400-500(181-227kg)       $1.00    $1.39 $1.24
    500-600(227-278kg)       $0.95    $1.33 $1.25
    600-700(278-318kg)       $0.40    $1.27 $1.13
    700-800(318-364kg)       $0.71    $1.14 $1.06
    などなど

雌牛  400-500(181-227kg)       $0.75    $1.27 $1.12
    500-600(227-278kg)       $0.82    $1.19 $1.13
    600-700(278-318kg)       $0.81    $1.13 $1.03
    700-800(318-364kg)       $0.86    $0.10 $0.99
    などなど


とこのような感じです。昨日の販売総数は882頭でした。私たちの子牛は大体平均かそれよりちょっと上でしたが、グレーのしっぽの細い子牛はそのランクの最低の金額でした.グレーの牛はなぜかフィードロットに嫌われます.。ギャロウェーも肥育に時間がかかるからということで、シメンタール種と交配した子牛よりは金額が少なめでした。

去勢牛の700-800ポンドのカテゴリーでは、うちの牛たち3匹が一緒のグループとして売られ、そのカテゴリー最高の1ポンド(454グラム)あたり1ドル14セントをゲット(一頭あたり体重約350kgで約850ドル。一ドル80円として68,000円くらい)。一体どの子牛たちだったんだろう???(わかってないなんてすごい飼い主)

コミッション、保険代、検査代、トラック輸送費などを差し引いたら、結局一頭あたり600ドル弱(約48,000円)でした。日本の子牛の競り価格の十分の一ほどではないでしょうか?

まあ、ぬかるむ前に出荷できたし、今の市場の様子からすればまあまあの成績だったし、これで良しとしましょう(といってももう遅いけど)。




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  1. 2007/04/12(木) 14:40:38|
  2. | コメント:6
<<本格的な春? | ホーム | ドナドナの歌>>

コメント

ん~~~~~・・・!!
ちょっとスケールが違っていて、すぐに頭が反応しませんが、せりの様子が違うのは明らかですね。
日本は今、殆どが電光掲示板で、せり人はせり出しの価格を言うだけで、後は購買者が手元のボタンを自分の買値まで押しているだけです。自分が落札すればそのボタンがブルブル震えます。電光掲示板には落札者の番号が表示されますが、100人以上いる購買者を全部覚えている人なんていないので、だれが落札したのかもわかりません。
ウチのほうの市場では一日に400頭くらい上場されていますが、価格はいつもの日記の通り。

さて、1ポンドは何kgだろう?1$はいくらだ?(爆)よ~~~く考えよう!!(笑)

平均より高かったのは、良かったですよね。毎日の牛さんたちのお世話をした努力の結果だと思います。(^^)

今度こそ本当におめでとう!!
今日はしゃぶしゃぶでお祝いですか?(^0^)

ポンドと$を書いてくれてありがとう。$は米$とは違うんですね。(当たり前?笑)110円換算で計算してたので、ちょっとがっかり。。。(^^;)
日本でも和牛が足りなくて、農水省がまた新たな手立てを公表しました。酪農家にも肥育農家にも繁殖を導入するらしいです。jordefarmsさんも増頭ですね!がんばって☆
  1. 2007/04/12(木) 16:12:26 |
  2. URL |
  3. おかん #H3HDo6sQ
  4. [ 編集]

ひと段落しましたね。ブログの終わり三行を見る限り、納得しているみたいだから、メデタシ、メデタシですね。お疲れさん!!!。
  1. 2007/04/12(木) 17:00:02 |
  2. URL |
  3. A&M #-
  4. [ 編集]

1頭あたり48,000円は安いですね。何だか苦労が報われない感じがします。
北海道は今値段が高くて、2週間ほど飼ったホルスタインの子牛(オス)が六6~7万円で売れていきます。何だか申し訳ないような気がします。
  1. 2007/04/14(土) 22:10:55 |
  2. URL |
  3. カウベル #bV.rN02k
  4. [ 編集]

おかんさんへ

私が自分で最初から換算したものを載せればよかったのですが、これを書いたときに頭がぼんやりしていて(「ほとんどのときがそうじゃないですか?」とか言わないでくださいませ。)あとになってから付け加えました。どちらにしても安い!です。

増頭したいですね。市場で繁殖牛を買うこともできますが、私はできれば自分のところで生まれた雌牛を繁殖用に育てたい(小さいときから飼っていて気心が知れる?)と思っているので、なかなか一気に数を増やすのは難しいです。おまけに、いつも金欠なので簡単に増頭できない。悲しいわ~。
  1. 2007/04/15(日) 23:24:51 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

A&Mさんへ

今の時点で思うことは、ぬかるむ前に出荷できて、こちらの市場状況を考えればそこそこの値段で売れてよかったよかったというところです。
  1. 2007/04/15(日) 23:26:45 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

カウベルさんへ

今コメントの返事を書いたのにきゅうに電話回線が切れて消えてしまった。ムカッ!

日本に比べて驚くほど安いでしょう?おまけに飼っている期間もずっと長いわけだから。それでもコスト(燃料、機械、肥料)などは(餌代は多分ずっと安いと思いますが)それほど変わらないと思いますので、カナダの農業が大変なのは事実です。もっと数を増やさないと儲けにはなかなかつながりません。

まあ、出荷するのにちょうどいい時期だったし、もう売っちゃったし(笑)、よしとします。
  1. 2007/04/15(日) 23:37:25 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

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