カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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三日かかって牛集め

12月15日(金)曇りのち小雪 最高気温 -4度 最低気温 -9度

春に生まれた子牛たちが6ヶ月くらいになるので、そろそろ離乳の時期です。水曜日の朝、天気がよかったので牛たちを餌をやっている畑から呼んできて柵の中に入れ、親と子をより分けようとしました。その前日に今年交配に使ったブラックアンガスのミスターグッドルッキングが一匹で水を飲みに来たところを捕まえ(というか、大麦の入ったバケツを見せておびき寄せた)DRと同じ場所に閉じ込めました。彼は交配の仕事が終わったので、来年の夏までゆっくり静養してもらいたいものです。DRの子牛は同じ柵の中に入ってきたこの種牛に興味津々で、いつも後をついて回っています。
ミスターグッドルッキングとDR


私が牛たちを入れるところのゲートなどを準備している間にグレッグが牛たちを2kmほど離れた畑まで呼びに行きました。半分くらいは後をついてずーっとついてきましたが、残りは途中まで来たところで止まっています。「半分くらい途中で止まってこなくなっちゃった」というグレッグ。「ちゃんと見えてます(ーー;) いいです、今度は私が呼びに行きますから。もしこれが反対の立場で私が呼びにいってみんなが来なかったらどんなに怒りまくっているだろうかと思うとこちらも怒りがふつふつと湧いてきますが、そこは大人の私。一言もいいませんでした。(でもこんなところで暴露しています 笑)」と呼びにいったけど、声をかけて前からリードしようとしても、全くついてくる様子を見せないので、今度は後ろに回って追ったてました。何とか水呑場の近くまで来ましたが、それより先に進もうとしません。全体の三分の二くらいは柵の中にはいってきましたが、それ以外の牛たちはみんなもといたところに逃げ帰ってしまいました。一度「行きたくない」と決めると、牛たちは頑固です。

グレッグはその日午後から近くの人の溶接をする予定があったため出かけていきました。中には親と子が離れてしまった牛たちもいて、モ~モ~とやかましいったらない。午後になって2-3匹柵の近くまで来たのでゲートを開けて入れてやりました。その日の夕方は柵の中にいる牛たちにだけ餌をやって、畑の方に残っている牛たちはそのまま放って置きました。そうすればおなかが減って帰ってくるかなと思ったからです。

昨日の朝子牛が5匹くらい柵の近くに来ていたので、グレッグが出かける前に、親のいるところに入れました。私は外出先から11時ごろ戻ってきて、大麦のバケツを持ってまた2km離れた畑まで残りの牛たちを迎えに行きました。それでも来たのは残っているうちの半分くらいで、まだ戻ってこない牛たちもいるのです。

ちゃんと戻って来たグッドガールズ
グッドガールズ


昨日の夕方も畑の牛たちには餌をやらず、いいかげん来るだろうと思っていましたが、今日になっても親子3匹ずつともう一匹の子牛が戻ってきていませんでした。グレッグは昨日も今日も溶接で出かけていて、この牛たちをいつまでも放っておくわけにも行かないので、トラクターの後ろにベールをつけて餌をやる格好をして迎えに行きました。

迎えに行くの3度目のバッドガールズ
バッドガールズ


さすがにおなかが減っただけあってトラクターの後ろを素直についてきましたが、途中まで来たらまた行きたくなくなったらしく、立ち止まってしまうのです。仕方なく止まっている牛たちのところまでバックして干草をほんのちょっとだけ地面に落とし、餌で釣りながらみんなのいるところまで連れてきました。

普段だったら呼べば必ずついてくるのに、なんて手間をかけるんでしょう。全く困った牛たちです。来週の初めに天気がまたよくなるらしいので、それまでこの柵の中に入れておいて、離乳させる予定です。うまくいくといいけど。






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  1. 2006/12/16(土) 14:36:09|
  2. | コメント:10
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コメント

牛たちとのかけひき、なかなか大変ですね。いずれにしても辛抱と根気と粘りと知恵と体力と・・・
牛には牛の思いもあるんでしょうし。

雪がいっぱいですね。ただ眺めているだけだったらどんなに素敵なことでしょう。
  1. 2006/12/16(土) 15:58:19 |
  2. URL |
  3. A&M #-
  4. [ 編集]

寒い中、お疲れ様でした!
本当に、普段何も考えてないみたいに見えるくせに、こういうときに限って「なんか怪しい」とか警戒して近寄らなかったりして、勘が鋭いというか…。
野性でも充分生きていけそうですね(^^;)

旦那さんに何も言わなかったなんて、大人~。
私だったらしっかり嫌味を言ってしまいそう(笑)
  1. 2006/12/16(土) 18:30:38 |
  2. URL |
  3. うしまとん #-
  4. [ 編集]

雪の中、お疲れ様です~。

子牛の離乳ってどうやるんですか?
親と子を別々の柵に入れるとかでしょうか?
教えてくださ~~い。
  1. 2006/12/16(土) 20:28:32 |
  2. URL |
  3. Beko #-
  4. [ 編集]

なんだか、good girlsとかbad girlsなんて通信簿をつけられちゃったみたいですね。でも、3度も迎えに行ったんじゃ、その気持ちよくわかります!!ご苦労様です。
しばらくは、親子で鳴くからにぎやかでしょうね。
ずいぶん頭数がいますよね。『まだまだ』って以前に日記にかかれてましたが、目標はどれくらい?

子牛を離乳して、どれくらいしたら出荷できるようになるんでしょうか?和牛だと、哺育でない場合は4ヶ月くらい親のおっぱいを飲んで、8~9ヶ月で出荷されるんですけど。。。
  1. 2006/12/17(日) 00:16:42 |
  2. URL |
  3. おかん #-
  4. [ 編集]

A&Mさんへ

昨日と今日はちょっと曇り・雪だったのであまりきれいではありませんが、その前の日は晴れてとてもきれいでした。あとで写真載せますのでみてくださいね。
  1. 2006/12/17(日) 03:39:23 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

うしまとんさんへ

ほんと、牛って勘が鋭いですね。「何かあるぞ」って絶対思ってたはずです。

大人でしょ、私? ウソウソ。何も言わなくても「ほらみろ~、自分だってそういうことあるんだから~、私ばかり責めるなあ~」みたいなのを体じゅうからオーラのように、嫌味光線のように発していたと思いますよ。十分気づかれていたと思います(笑)。
  1. 2006/12/17(日) 03:43:22 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

Bekoさんへ

そのとおりです。柵の向こうとこちらに分けるだけです。全く姿が見えなくなってしまうのと、姿は見えるけどおっぱいを飲めないのとどちらが立ち直りが早いかという研究がされて、姿が見えたほうが立ち直りが早いんですって。(精神的、増体的なストレスから見て)

子牛の鼻のところに靴べらみたいな形の(小さい扇子といった方が似てるかな?)プラスチックの板を引っ掛けて(鼻環のように)、母親と同じ柵の中で生活はできるけれどもおっぱいは飲めなくして離乳させる小道具も売っています。(雑誌で見ただけで、実際みたことはないけど)それも効果あるらしいですよ。
  1. 2006/12/17(日) 03:49:28 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

おかんさんへ

いつもはちゃんとついてくるタイプの牛が来なかったことに実はビックリしました。でも、本当は牛たちが悪いんじゃないんですけどね。「行きたくない」って思わせてしまった私たちに責任があると思っています。

今は親子50頭ずつくらいいます。目標は100頭に近づけることです。労働の手間はそれほど変わらないけど、一頭当たりにかかるコストが(機械費、燃料費なども含め)変わりますから。

子牛市場に出すのは、農家や市場の様子にもよりますけど、6ヶ月(離乳してすぐ)から10ヶ月くらいの間が主流です。今子牛の値段がものすごく安いので、しばらくは餌をやって様子をみます。

昨日のコメントに返事をするのを忘れてしまいました。こちらでは、クロスカントリースキーが主ですが、ここから一時間くらいしたところにほんの初級者向けのダウンヒルのスキー場があります。私は行った事がありませんが、子供たちは去年の冬、学校みんなで行きました。楽しんだようです。家庭ではもしちょっとした坂のあるところではそり遊びが手軽で人気です。うちの子供たちもよくやっています。
  1. 2006/12/17(日) 03:58:18 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

こんにちは。
日本時間は昼の12時半ですが、カナダは寒そぉ~。
私は日本で大流行のノロウイルスらしきものにやられてしまいましたが、100%回復。
しかしカナダは「スケール大」ですねえ。
びっくりです。
アンガス、ヘレフォードとよく耳にしますが、大きさも「でかい」でしょうね。
とにかく「風邪」などには十分にお気をつけくださいね。 がんばってくださいね。
  1. 2006/12/17(日) 12:29:23 |
  2. URL |
  3. 照長土井 #-
  4. [ 編集]

照長土井さま

ノロウィルス、大変でしたね。何か悪いものを食べたのでしょうか?日本でものすごく流行っていると聞きました。私たちはおかげさまで元気にしています。寒すぎてウィルスも生き延びれない?(雪があって寒々しく見えますが、実際はたいしたことないです)。

この三日間、牛を呼びに畑まで何往復もして、マジで汗をかきました。そのままにしておくと冷えて余計に危ないので、着替えないといけない・・・・・といらないことに時間を取られる日々でした。

ブラックアンガスの種牛、2歳半になりますが、体重は1トンくらいです。5年程前に使ったレッドアンガスの種牛は、出荷したときの体重が1200kgありました。大きな牛でした。
  1. 2006/12/17(日) 13:35:01 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

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