カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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牛の餌やり

11月4日(土)晴れ 最高気温 -1度 最低気温 -7度

昨日とはうって変わってとても穏やかな晴天になりました。こんな日は餌やりも楽しいものです。

隣人の畑の脇道を通っていると、畑ではコヨーテがねずみを捕まえていました。いつもはうちの犬のチビもついてくるのですが、今日は自分も家の近くの畑でネズミを捕まえていたため、来ませんでした。できればチビにコヨーテと接近してもらいたくないので(一匹だったらいいけど、群れに出くわしたら危ないかもしれない)、来なくて良かったです。
1104コヨーテ


放牧地に到着すると、みんなが出迎えてくれます。「遅いぞ~。腹へったあ~。何やってたんだあ~。」頼られてるってうれしいものです(?)
お出迎え


ベールをほぐしながら少しずつ山にしてみんなが一度に食べれるようにしていきますが、待てないのもいるみたいでヒモも取らないうちからベールにかぶりついています。じゃまくさ。
群がる牛


3週間ほど前に生まれたC5の子牛と、5月に生まれたフロスティーの子牛です。C5の子牛はまだ小さいのであまり干草を食べず、みんなが食べてる間はひまなようで、他の子牛に頭突きを吹っ掛けていったり、辺りを走り回ったりしています。
サル面とC5の子牛


餌もやり終えて水もタンクに一杯にしたので、トラクターのエンジンをかけてさて帰ろうかなと思ったところで銃声一発。結構近かったので、牛たちも一瞬何かな?という様子。そのあと更に二発音がして、「どこからだろう?」と思って見回したら、隣の畑のリーフカッタービーとよばれる蜂(アルファルファの畑におく蜂で、葉っぱを細かく噛み刻んで巣を作り、そのときに花粉の受精をしてくれる。農家にとってはアルファルファの種の収穫をするのが目的で、蜂蜜は作らない)の巣箱の近くをトラックが通るのが見えました(牛たちのいるところの境のところにある防風林から、その巣箱までは100mくらいで、葉っぱがもう落ちてしまってるのでトラックからも牛たちが見えたはず)。「何の狩猟が解禁なのか知らないけど、牛がこんなに近くにいるのに危ないじゃない。誰よ、全くもう。」と思いながら、もしかしたら帰りがけにまだいるかもしれないからと思って戻っていくと、向こうから車のヘッドライトが近づいてくるのが見えました。トラクターから降りて待っていると、来たのはうちにミツバチの巣箱を置いてくれている人の奥さん。「今鉄砲の練習でもしてた?」と聞いたら、「まさかあ、何で?」と言われました。その人は、ここから少し南の冬支度をしてあるミツバチの巣箱のところにクマが出て、エレクトリックフェンスを壊して中に入って、越冬用の覆いがしてある巣箱を7つも壊されたので、他の場所の巣箱はどうか見回りに来たそうなのです。

その人と別れて道路まで来たら、東の方からまたヘッドライト。誰だろうと待っていたけど、乗用車でした(暗くなりかかっていたのでよく分からなかったけど、道路整備のおじさんとその奥さんのような感じ)。「何だ、乗用車か。」と思って向かいの畑を見たら、かなり大きめのムースが2匹、遠くで畑の草を食べていました。そうこうしているうちに蜂蜜屋さんの奥さんが戻ってきて、うちの巣箱は大丈夫だったと教えてくれました。「あのムース、大きいよねえ。」「でも今発情期なんでしょ?私、絶対近づかないわ。」(発情期になると、普段とてもおとなしいムースのオスは別人のように凶暴になるそうです。本で読んだところによると、汽車のエンジンの音だったか汽笛だったかがメスのムースの鳴き声にそっくりなので、汽車に突っ込む雄ムースもいるらしいです。

別れてまた帰ろうとしたら、また東からヘッドライト。こんな田舎で珍しい。手を振って呼び止めたら、今度は以前卵を買っていた近くのおばあさんの息子さんとその弟でした。「銃の練習してた?(その人はよくするので)」と聞いたら、「いや、今ドライブでもと思って来たばかり。何で?」とのこと。事情を説明したら、かなり憤慨して、「ジェラルド(土地の所有者でこの人のいとこ)に言わなくちゃ。」と息巻いていました。

結局、誰だったのか分からずじまい。「狩猟禁止」の表示がしてあるのだから、畑の中を運転して銃を撃つなんてもってのほかだと、蜂蜜屋さんの奥さんも、近くの人も怒っていました。私としては牛たちに被害がないことを祈るばかりです。



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  1. 2006/11/05(日) 14:25:07|
  2. | コメント:9
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コメント

淳子さんを迎える牛たち、本当にかわいいですね。
動物好きのあなたには、なんとも言えない時なんでしょう。だから大変な仕事にもたえられるのね。

それにしてもコヨーテから銃声から、油断なりませんね。よく目立つ服で自衛して下さい。
コヨーテにはその反対ですか?
  1. 2006/11/05(日) 17:44:54 |
  2. URL |
  3. A&M #-
  4. [ 編集]

↑↓↓↓↑↑

なーんだ。ご馳走様~~~!!
  1. 2006/11/05(日) 20:12:37 |
  2. URL |
  3. おかん #-
  4. [ 編集]

上記は昨日の日記にコメントだったのに、またまた失敗!!(笑)***淳子さんの普通の日常が私達日本にいるものにとっては日常ではないので楽しませてもらっています。***ムースってこんな時期に発情期なんですね。以外。***マキ牛だと、繁殖成績が悪いなんて事はないのでしょうか?人工授精だと、飼料の良し悪しや過多などさまざまな状況で繁殖成績が変わっちゃうんだけど・・・そういう意味ではマキ牛っていいかもですね。
  1. 2006/11/05(日) 20:24:50 |
  2. URL |
  3. おかん #-
  4. [ 編集]

子牛かわい~~い!!白顔おもしろ~~い!!

ウチも近所がカモの猟場なので時期(今月から)になると銃声が良く聞こえます。怖いです。
道東の方では間違って馬が撃たれたこともあったので、本当に油断なりません。
禁猟区で銃を撃つ人がいるなんて、、、どこにもルールを守らないヤツはいるもんだと思いますが、許せませんねv-412
  1. 2006/11/05(日) 21:53:51 |
  2. URL |
  3. Beko #-
  4. [ 編集]

A&Mさんへ

確かに、牛たちを毎日見るのはうれしいものです。牛たちってサメっぽくてもなんとなくのんびりしていて、こちらまでまったりした気持ちにしてくれます。

猟をする人は、「白かオレンジ」のものすごく目立つ服と帽子でないといけないのですが、農家の人たちでもこの時期はオレンジ色の毛糸の帽子をかぶって目立つような格好で仕事している人もいますよ。
  1. 2006/11/06(月) 01:22:46 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

おかんさんへ

ムースは、9月から11月ごろまで発情期にあたり、春後半から初夏に出産します。

自然交配は、種牛:雌牛の比例数とか、種牛の年齢、種牛と雌牛の栄養状態などにもよりますが、普通は、一周期(3週間)で80%は妊娠成功、二周期(6週間)あればほとんど100%です。でも、うちは去年種牛が足痛めてしまってe-462出産時期が長引いてしまいましたから・・・・
  1. 2006/11/06(月) 01:30:27 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

Bekoさんへ

狩猟に関してはかなり厳しい規則があって「何時から何時まで」とか、「どんな種類がどんな時期に解禁」とか「人家から何キロメートル以内では禁止」とかあるんですけど、やっぱり守らない人はいるんですよね。こちらでも牛が撃たれたりしたとか聞いたことがありますから、ホント心配です(牛とムースの違いぐらい、見れば分かるだろ~」っていいたくなりますよね。おまけにフェンスの中にいたらしい)。
  1. 2006/11/06(月) 01:35:09 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

荒野の中のコヨーテ。
イイっすねえ、野生って。
背中がまるまってないや。
  1. 2006/11/06(月) 21:11:46 |
  2. URL |
  3. dagings #-
  4. [ 編集]

dagingsさんへ

この写真、ホント「野生」って感じですよね。この日は餌やりの間に、コヨーテに加え、ムースとシカも見ました。今日(月曜日)から、ムースの狩猟が解禁になったそうです。それでは土曜日の銃声はなんだったんでしょう????
  1. 2006/11/07(火) 14:01:12 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

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