カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

マサヒロさんとの出会い

10月2日(月)晴れ
先週末を利用して、サスカトゥーンに住む友人のマサヒロさんが一年ぶりに訪ねてきてくれました。写真撮影が趣味の彼がこの一年に撮った、オーロラや花火、サスカトゥーン近辺の写真を私たちは思いっきり堪能しました。

そんな彼の今回のリクエストは、「ミツバチが巣箱にくっついている写真を撮りたい」とのこと。私たちの農地に蜜箱の巣箱を置いているティズデールの養蜂業者さんがいるので電話をしてみたら快諾してくれ、日曜日にそのお宅まで伺いました。雨がほんの少しぱらぱらしていましたが、そのお宅の近くの巣箱で写真を撮ることができました。

写真を撮るマサヒロさん。おいおい、すごい近いぞ!
ミツバチ1


養蜂業者のおじさんの持っている缶の中でダンボールをいぶしていて、煙を吹きかけて蜂に刺されないようにしています。気温が低かったので蜂が余り活動的ではなく、ラッキーでした。夏の暑い日などはウワンウワン飛び交っていて、たまらないそうです。おじさんはネットなどをかぶってなくてもほとんど蜂に刺されることはないそうですが、奥さんは蜂アレルギーということで(アナフィラキシー・・・呼吸困難に陥る)絶対近寄らないそうです。
ミツバチ3


車の中から見ていた子供たちのために、おじさんは巣箱の枠をひとつ持ってきて見せてくれました。たまたま女王蜂を見ることができて、ラッキーでした。巣箱(このような木枠が15個くらい入っている箱X3-4段)の中に女王蜂は一匹しかいないということなので、探すのはなかなか難しいそうです。
ミツバチ2


おじさんは木箱をいかにも軽そうに持ち上げていましたが、一つ一つにはちみつが20キロ以上詰まっていて、箱そのものの重さもあわせると30kgは軽く越えるそうです。時にはそれを6段積み重ねることもあるそうですから、体力の要る仕事です。

女王蜂はオスの卵とメスの卵を産み分けることができる(巣箱の中には働き蜂=メスがほとんどで、オスの蜂はごく少数だった)とのことで、話を聞いているとなんだかとても奥が深いものだということが分かりました(奥が深いというのが分かっただけで、蜂の神秘についてはまだ分かっていない)。

さて、マサヒロさんといえば「たこ焼き」が恒例(というかもう伝統の粋に達している)になっていて、今回もたこ焼き器を持って来てくれました。子供たちもくるりと回したり自分で取って食べたり、とても楽しみました。
たこ焼き


マサヒロさんとの出会いもとても偶然で、1997年の冬、私たちが日本の帰国した帰りのシアトルからバンクーバー行きの飛行機の中で(東京‐シアトル‐バンクーバー‐サスカトゥーンというすごいルート)たまたま斜め後ろに座っていたマサヒロさんがカナダ入国カードの記入内容で質問があり、私に話し掛けてきたのがきっかけです。確かバンクーバーで荷物の到着が遅れて、それを待っている間に話をする機会があり、初めての海外旅行でバンクーバーの近くの農家にファームステイをすることになったマサヒロさんに、「私たちもファームをやっているから連絡してね」と住所を渡しました。それから何度か手紙のやり取りがあり、2000年の夏に一週間遊びに来てくれました。その最終日にサスカトゥーンのフォークフェスト(今年の夏も行った。考えてみればそのとき以来です)をみるためにサスカトゥーンに住んでいるほかの知り合いと落ち合い、マサヒロさんを紹介しました。2001年の冬にはサスカトゥーンのその家族のところに遊びに行き、カナダ人とのテニスなどを経験し、その家族がたまたま学生などに部屋を貸していたこともあり、そのあとワーキングホリデービザを取得して一年サスカトゥーンに滞在したのです。

彼は日本で補聴器の修理に携わる仕事をしていて、滞在中にサスカトゥーンで補聴器の会社を見つけ、雇われることになりました。その後就労ビザを取得し、その後移民の申請もして、2004年(確か)めでたくカナダ移民になったのです。サスカチュワン州は、技術を持っている人を中心に移民ノミネート制度があって、普通に移民手続きを申請する人よりも時間的に優遇されるそうです。

彼はテニスも得意で、はじめてカナダ人相手にテニスをしたときは「体力の差を痛切に感じました」と言っていましたが、今では州の大会に何度も優勝して新聞にも写真入りで取り上げられ、トロフィーもおうちにたくさん飾ってあります。

カナダの生活にすっかり溶け込んで前向きに生きていくこういう人こそ、カナダの移民制度に大きく貢献しているいい例だと思います。また近いうちに会えるといいです(子供たちもそう思っているはず。あの二人組みは日本人の男の人を見るとすぐ相撲をやってもらおうとする)。



スポンサーサイト
  1. 2006/10/03(火) 01:57:31|
  2. 日常
  3. | コメント:9
<<ムース現る | ホーム | 石拾い>>

コメント

マサヒロさんとの出会い、以前聞いたんだがうろ覚えで、今回よく分かりました。子供達相撲の仕切り
忘れてはいないかな?たこ焼きとか相撲とか楽しま
せてもらっていいですね。
  1. 2006/10/03(火) 07:04:12 |
  2. URL |
  3. A&M #-
  4. [ 編集]

こういう出会いっていいですね。
良縁は大切にしたいものです。

娘さんたちの「日本男性=相撲」っていう図は一体どこからでてきたのやら?またまた笑わせてくれますね。
  1. 2006/10/03(火) 08:26:50 |
  2. URL |
  3. もも #-
  4. [ 編集]

縁って不思議なものですよね。
日本から移住してきて、頑張っていらっしゃる方たちの話を聞くと、いつもとっても励まされます。
蜂たちはスモーク焚くとおとなしくなりますよね。私も初めて義父に蜂たちを見せてもらったときは、スモーク焚いてるとはいえ、若いお姉ちゃんがそうやって巣箱の中に顔突っ込んだり蜂を触ったりしたんで、驚かれましたが(それで嫁として認められたような気がする・・・)。
今年はもう蜂たちはすべて室内に移したと義父たちは言ってましたが、まだ出ている蜂もいるんですね。
今晩はまた氷点下になるとか。着実に冬に近づいてますね(涙)。
  1. 2006/10/03(火) 11:15:20 |
  2. URL |
  3. じゃすみん #-
  4. [ 編集]

働き蜂=メス、っていうのが、気に入りました。
人間社会でも、そうですよね。女の人の方が働き者・・・。
あっ。でも、うちは例外かな?ダンナの方が働き者で、私は怠けることばかり考えているから。
(それで、いつも夫婦喧嘩です。喧嘩のネタは、私が働かないっていう事が多い。でも、一般の働く女性よりは働いているつもりなんですが、自分(ダンナ)よりは働いていないという事で、気に入らないようです)
  1. 2006/10/03(火) 17:05:43 |
  2. URL |
  3. うしおばさん #-
  4. [ 編集]

ももさんへ

子供たちの「日本人の男の人に相撲の相手になってもらう」っていう伝統(笑)、どのくらいになるんでしょう?自分でも覚えていません。初対面の人にでも「相撲やって」なんて言ってるんですから、相手だってちょっとビックリしますよね。
  1. 2006/10/04(水) 14:00:17 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

じゃすみんさんへ

ここの蜂ももうほとんどは屋内に移されていて、外にあるのももう近いうちに移すっていっていました。ということで、私たちはとってもラッキーでした。

今朝思いっきり凍りましたね。はあ・・・・でもまだ雪はいらんぞ!!
  1. 2006/10/04(水) 14:02:23 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

うしおばさんへ

うしおばさん、「楽して儲かる」を目指しているけれども、ものすごく働いているではないですか!

グレッグも自分がやることは重要だけど、私がやっていることはどうでもいいことだと思っているところがある。彼の家事能力では、あっという間に餓死まちがいなしだと思うけど。
  1. 2006/10/04(水) 14:06:55 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

ジャングルジム

おひさしぶりです、やすさんです。ヒロ(マサヒロさん)が「今年もまた淳子さんのところに遊びに行ったよ。」というので、ブログを訪問させていただきました。ヒロとの出会いの詳しい話が聞けていまさらながら、おおっそうなんだと思いました。カンナちゃん、マヤちゃんお二人ともお元気そうで、わたしもいきなり相撲をとらされたこと覚えています。実際は、相撲というより(相手に)よじ登ったり、ぶら下がったりと相手をジャングルジムにするという場面もありますが・・
  1. 2006/10/07(土) 11:49:21 |
  2. URL |
  3. やすさん #7ihi6uCY
  4. [ 編集]

やすさんへ

お久しぶりです。コメントありがとうございます。とてもうれしいです。その節は大変お世話になりました。カンナとマヤの相撲のテクニックには相変わらず「しがみつき」や「よじ登り」が含まれていますね。そうしてでも足が線の外に出なければいいと思っているのでしょうか?

やすさんこそ、朗報続きでおめでとうございます。写真を見せてもらいましたよ。この場を借りてお祝い申し上げます。いつかカナダにまた来てくださいね。

ところで、急に字が巨大化してしまったのはなぜでしょうか?コメントの返事を書いているうちに字が全て大きくなってしまいました。不思議です。
  1. 2006/10/08(日) 07:00:49 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

jordefarms

Author:jordefarms
ジョルディファームへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。