カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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思惑外れる

9月4日(月)晴れ 気温 +29度

こんな時間(午後4時)にブログを書いているのはいいことではありません。大麦のコンバインを続けているのですが、トラックをからにして畑に持っていったあと、四輪バギーで帰ろうとしたら(次にトラックがいっぱいになるまで2時間ほどあるので)、グレッグがトランシーバーで私を呼び止め、「トラクターからハイドローリックオイル(いろいろなシリンダーなどを動かす油圧のオイル・・・正しい日本語は何だ?)が漏れてるからちょっと待って。」と言うのです。

いやだなあ、また故障?と思いながらトラクターの近くに行くと、トラクターの後輪の回りそこら中にオイルがたれています。トラクターのレバーを動かしてと頼まれたのでやってみますが、全く圧力がなく、計器盤の「トランスミッションオイル」と書いてあるところが点滅しています。それをグレッグに伝えたら、「それはオイルが切れてるということだ。急いでエンジンを切ってくれ。」とのこと。

どこから漏れてるんだ?といろいろ調べたら、直径1.5cmくらいのホースに亀裂(それも2cmくらいある大きい亀裂)が入っていて、そこからオイルが全部漏れてしまったのでした。ホースが古くなっていたことが原因であり、全く運が悪いとしかいえません。今日は休日なのですが、隣町のティズデールにあいているお店があったので、グレッグが今オイルとホースを買いに行ったところです。

とにかく、今日書こうと思ったのはそういうことではないのす。近くのいつもよくしてもらっているおばあさんから朝早く電話があり、「ズッキーニいらない?」とのこと。私のただひとつの質問は「それ、どのくらい大きいの?」おばあさん曰く、「よりどりみどり」。ということは、もしかして小さいのもあるということだなと思い、「それじゃああとでもらいに行きます。」と言って、朝食後子供たちと一緒に行きました。人がズッキーニをくれると言うときは、たいてい(というよりは必ず)取り忘れたか食べきれないがために超巨大化していてヘチマのお化けのようになっているので、もらった方もはっきり言ってあまり嬉しくないのです。

このおばあさんは鶏を飼っているので、私が自分で鶏を飼い始めるまではいつも卵を売ってもらっていました。うちの鶏たちは今でも元気に卵を産んでくれていて(20羽の鶏で毎日16-18個)とても重宝しているのですが、だんだん秋が近づいてきてこの後どうしよう・・・・とこの鶏たちの将来が重く心にのしかかっているのです。うちの鳥小屋は越冬できるほど耐寒設備ができていないし、処分するのちょっと不気味そうだし・・・・・(手伝ってくれるという経験豊富な友達はいるので一応大丈夫だと思うけど)
そうだ!!!このおばあさんは毎年冬でも鶏を飼っているのでもしかしたらもらってくれるかも・・・なんてひそかな期待をして出かけました。

コーヒーの最中に卵の話になったので、今だとばかりに「鶏いらない?」と聞いたら、「いらない。」とあっさり。あー、がっかり。おまけにさらに話を聞くと「鶏の種類によってはやたら神経質でちょっとのことでバタバタするのがいる。レッグホーンでもトサカが片目の上にかぶさってるのは特にそうだ。」それって、まさしくうちで飼っている種類。だめだ、これじゃ絶対もらってくれない・・・・・(確かにちょっと驚くとバタバタするけど、小屋の中で「何かほしいものある?」とか「みんな元気?」とか声をかければ「パアー、パッ、パッ、パッ」と答えてくれるんだけど)

がっかりしながらズッキーニを取りに畑に行くと、あるある、恐るべき巨大ズッキーニ。そういうのを無視して直径2cm、長さ25cmくらいのをとっていたら、「あたし、これほし~。」「あたしはこれ~。」はっと振り向くと、カンナとマヤがそれぞれ直径10cm長さ50cmはあるズッキーニをがっしりと持っているではありませんか。「ちょっとやめて、お願いだから。」と思ったものの、おばあさんの手前何も言えず。「おお、子供たちは大きいのがいいんだねえ。」なんて、おばあさん満足そうだし。結局鶏はもらってもらえないまま、巨大ズッキーニをもらって帰ってきました。

子供たちは自分たちのズッキーニに「ジョーイ」「エンゼル」なんて名前を付けてまるで赤ちゃん扱い。多分本物の赤ちゃんと同じくらい重いんだろうな。泣きもせず、食べもせず、オムツもいらないいい赤ちゃんです。はあ、何でいつもこうなるの?



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  1. 2006/09/05(火) 07:58:40|
  2. 食べ物・飲み物
  3. | コメント:10
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コメント

「ズッキーニの取れる季節に、車のドアの鍵をかけ忘れるな」という話を思い出して、一人ニヤニヤしています。
車の鍵は忘れなくても、子供を連れて行ったら、アウトですね (^^)
ところで、「ハイドローリックオイル」は、日本では「ミッションオイル」とか、「作動油」とか呼んでいるみたいですが、私はそのまま「油圧のオイル」と言っています。
  1. 2006/09/05(火) 11:26:32 |
  2. URL |
  3. うしおばさん #-
  4. [ 編集]

うしおばさんへ

覚えててくれましたね。そうそう、まさしくそのとおりの魔の巨大ズッキーニなんですよ。

下の娘の「エンゼル」は、もうすりおろしてお菓子に使ってもいいらしく台所のカウンターの上に放ってありますが、上の娘の「ジョーイ」は、毛布代わりのタオルに包まれて台所の椅子の上でネコのブラッキーと一緒に寝ています。

専門用語の基礎知識、またまたありがとうございました。今回は当たりに近かったですね、私。
  1. 2006/09/05(火) 12:54:23 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

古い道具をだましだましの作業で、なかなか大変ですね。グレッグさんはますます修理の腕をあげている事でしょう。失礼!。

続く話は笑いながら読んじゃいました。子供達楽しいねえ。はたして鶏の運命やいかに?。。。
  1. 2006/09/05(火) 14:31:21 |
  2. URL |
  3. A&M #-
  4. [ 編集]

出た!ズッキーニ!!
長さ50センチって、どんなですねん!?驚愕の大きさですね。
どうやって食べるんですか?

ちなみに神奈川にいた頃、川に「カナダガン」がきていました。
ブログを読みながら、サスカチュワンから来ていたりして…なんて思っちゃいました。
  1. 2006/09/05(火) 19:42:44 |
  2. URL |
  3. うしまとん #-
  4. [ 編集]

ズッキーニは油断すると巨大化しますよね。
今日もバイト先でズッキーニの収穫をしてきました。
長さ50センチのズッキーニは無かったけれど、出荷するには大きすぎるものをもらってきました。
鶏、越冬できないのねe-263
私のバイト先の鶏はハウスで飼っているんだけど、
冬、水も凍る中なんとか生きて産卵していましたよ。そちらの冬は北海道よりも厳しいのでしょうね。
  1. 2006/09/05(火) 20:39:27 |
  2. URL |
  3. まみっこ #ncVW9ZjY
  4. [ 編集]

ブログ仲間の繋がりで、ずっとROMしてました。なんて、ROMって死語だろうか。読みっぱなしってことですが。
毎度、楽しく読ませてもらってますけど、今日の記事は引っ掛かりましたね。
機械とかオイルとかは、極めて特殊な世界とお考えですか。そんなことはない。私はメカが判る。私はメカが直せる。私が直せずして何とする、と立ち向かうと、何とかなるのです。
機械屋の私も、昔はそうでした。
今は、ここ壊れそうとか、こうすれば負荷軽くなるとか、判るようになりました。努力の結果です。
経年劣化は故障ではありません。運が悪いのではありません。管理が悪いのです。
人間が観察していて、察知すべきことだと思います。ホースが劣化していれば、そろそろ交換すべきであり、その前に漏れたら自分の判断を責めるべきなのです。メカとはそういうものです。
失礼かと思いましたが、男どもはそう言いたいと思うのです。
  1. 2006/09/05(火) 23:16:05 |
  2. URL |
  3. yokuya #-
  4. [ 編集]

うしまとんさんへ

50cmのズッキーニ、今まで見た中で最長のものです。本当にどうしましょうねえ、これ?もうちょっと小さいのなら皮ごとすりおろしてズッキーニチョコレートケーキに入れてもいいんですが、そのレシピだってケーキ一個でズッキーニ1カップでいいんですからね。困ったな。赤ちゃん遊びに飽きたら自然に帰ってもらおうかしら。

カナダ雁、日本でも見たんですね、すごい。渡り鳥太平洋渡るかな?だめ?

渡り鳥といえば、毎日食卓から眺めていたハチドリ、9月になったと同時にぱったり来なくなりました。もうメキシコに向けて出発したのかなあ?悲しい。
  1. 2006/09/06(水) 01:15:56 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

まみっこさんへ

こんにちは。上の娘は来年自分でズッキーニを植えて、どこまで大きくなるか試してギネスブックに載せると張り切っていました。やらなくていいぞ!!

こちらで鶏を越冬させる人たちは、鳥小屋の壁や屋根に断熱材をかなりいれて、ヒートランプ(電熱灯ですかね?)をいくつか吊るして水が凍らないようにしているらしいです。マイナス25-30度が何週間か続くから、厳しいですよね。ヒートランプの電気代もバカにならないし。やっぱり寒いからあんまり卵産まないだろうし、それを考えると越冬させるのは今年は割に合わないだろうな・・・・と残念ながら思います。

処分するにしても、レッグホーンは卵産むのに全力を注いでいる種類なので(ホルスタインの鶏版ですね)肉がほとんどなく、胸肉がちょっと取れればいいそうです。後は筋肉ばかりで硬くて食べられないと聞きました。暖かい日が長~く続いてくれることを期待する毎日です。
  1. 2006/09/06(水) 01:23:02 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

yokuyaさんへ

はじめまして。コメントありがとうございます。COWBELLさんやおしおばさんのブログでお名前は拝見していましたが、私のブログも見に来ていてくれたとは、光栄です。

トラクターの件、言葉が足りなくて失礼しました。劣化して亀裂したのはエンジンやクラッチに行ってから戻ってきたオイルがオイルクーラーを過ぎたところにあるリターンラインという直径1.5cm、長さ20cm程のホースで、ちょうどキャブ(キャビン)の床の下のところに位置するものです。もっと目に付くところにあるホースだったらもしオイル漏れがしていたら気がつくと思いますが、この場所は普段気をつけるようなところでもないし、今回は何の前兆もないままいきなりホースが破裂してオイルが全部流れ出てしまったので、それまで少しずつぽたぽた落ちてたと言う状況でもありませんでした。

グレッグが来てくれと呼んでからオイル不足のランプの点滅発生まで2分もかからなかったと思います。

オイルを買ってホースを取り替えただけですんだことは不幸中の幸いといえますが、こんな忙しいときに何も・・・・というのが運が悪かったなと思った理由です。(でも、運のいい故障/ブレークダウンなんてありませんけどね。)40リットルものオイルを無駄にしたと思うと・・・・もったいなさ過ぎます。

うちも「治療より予防を」というポリシーで、出来る限りのメンテは(グリースの注入、オイルレベルのチェックなどなど)行っているつもりですが、なかなか完璧には行かないものです。

メカ音痴で(壊れた!というのには敏感ですが、どこがどうやって壊れたから、こんな風にして直せばいいというのに鈍感)勉強することがたくさんありますが、これからもよろしくお願いします。

  1. 2006/09/06(水) 04:16:38 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

yokuyaさんへ

「おしおばさん」ではなくて、「うしおばさん」です。すみません。おまけに次の文章もちょっとつじつまが合ってませんね。意味はわかっていただけたでしょうか?
  1. 2006/09/06(水) 04:19:50 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

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