カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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種牛くん いざ出陣!

7月23日(日)晴れ 最高気温 +31度 最低気温 +16度

今日はグレッグの誕生日。彼は朝からベーリングです。干草収穫が一段落したらケーキでも焼きましょう。

昨日種牛を雌牛たちのいる放牧地に送り出しました。今交配させると、来年の5月1日から出産が始まる予定です。

4月にここに来てからずっと住み慣れた囲いの中を離れるのがいやなのか、出すのに少し苦労しましたが、グレッグに手伝ってもらってその場所から出たら、放牧地にいる雌牛たちが見えるのか(においがわかるのか)、張り切って走り出しました。

私は四輪のバギーで後をついていきましたが、800mほど先の雌牛たちのいるところまでは別の放牧地をいくつか通って行かなくてはならなかったので、うちに来てからはじめて外に出るハンサム君が混乱せずにいけるかちょっと心配でした。

木があると必ず立ち止まってすごい勢いで頭や体をこすりつけて、折れるんじゃないかというくらい木がしなっていました。「ボワッ、ボワッ!」という低い声をあげたり、雄たけびをしたり、土を前足で掻いたりして、一人で盛り上がっていましたが、ようやく雌牛のいる放牧地までたどり着きました。

エレクトリックフェンスの細い針金が一本張ってあるだけでしたが、前に痛い目にあっている彼はきちんとその前で止まり、大きな声を出していて、私がフェンスの一方の端をはずしたら、そこからちゃんと入っていきました。

雌牛たちは、種牛が近づいてくるのを見てみんなフェンスのところまで集まってきましたが、「だれかとってもハンサムなのが来た!」というよりは、「何であいつはフェンスの反対側にいるんだ?」というようでした。その証拠に、フェンスの中に入った種牛は子牛達と一緒に放牧地中を走り回っていましたが、雌牛たちは彼の存在に全く目もくれず私に向かって「フェンス広げろ!」の大合唱だったからです。フェンスを広げたらみんな大満足のようにワシワシ入ってきました。

今朝放牧地に見に行ったら、種牛くんはボス牛のフロスティーに寄り添っていました。

種牛とフロスティー


と思ったら、今度はロビンが発情の兆候を示していて、そちらに走っていきました。

種牛とロビン


フロスティーはとても大きいし、純血のシメンタール種のロビンも「馬」というニックネームがあるほど背が高いので、2歳の種牛くんはとても小さく見えます(能力検査済みなので交配ができることは証明されている)。

今年は50頭強の雌牛を交配予定なので、体力を消耗させずに頑張ってもらいたいものです。

とてもフェミニンなエボニー
エボニー


いつも丸々している肉の固まりのミッシー
ミッシー


これらの黒毛アンガスの雌牛たちが来年どのような子牛を産むのかとても楽しみです。




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  1. 2006/07/24(月) 06:00:23|
  2. | コメント:9
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コメント

グレッグさん誕生日おめでとう。私は大きくない
(小さい)ケーキをたべました。なぜか一つしか買ってこないのでその人の前で食べても普通の味としか思えませんでした。本当はここらで一番美味しい
はずのケーキなのに。

  1. 2006/07/24(月) 09:29:08 |
  2. URL |
  3. A&M #-
  4. [ 編集]

「いざ出陣」というのが妙に面白い。まさにハーレムですね。よっ、色男っ!
でも50頭とは、ハンサムも楽じゃないですねー!?

私のブログに、こちらのリンクを貼らせていただいてもいいですか?
  1. 2006/07/24(月) 13:07:14 |
  2. URL |
  3. うしまとん #-
  4. [ 編集]

うしまとんさんへ

ほんと、ハーレム状態ですよ。種牛によっては放牧地中歩き回ったり、興奮しすぎたりしてスタミナ切れになっちゃうのもいるらしいですけど、うちの牛たちは放牧地でもいつも固まっているので余り歩かなくてもすぐにどれが発情しているかわかります。

リンク、ぜひしてください。うしまとんさんのブログもいつも読ませてもらっています。私もリンクさせてくださいね。よろしく。
  1. 2006/07/24(月) 14:09:37 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

種雄牛は怖くて扱いが難しい、とよく聞くのですが、
怖くないですか?
種雄牛を使えば、繁殖の悩みはほとんど解決するのに・・・、と思ってみたりするのですが。
乳牛の世界は、泌乳能力の改良が重要視されるので、ほとんどが人工授精です。でも、もうこれ以上の能力向上よりも、確実に繁殖する方がいいという気持ちもあります。
  1. 2006/07/24(月) 22:53:48 |
  2. URL |
  3. cowbell #bV.rN02k
  4. [ 編集]

種牛くん、ちょっとおとなしそうですね。
あ~、それにしてもウラヤマシ。
  1. 2006/07/25(火) 01:01:05 |
  2. URL |
  3. dagings #-
  4. [ 編集]

COWBELLさんへ

そうですね、種雄牛はやはり興奮したりすると怖いですよね。うちでは種牛を買う前にその農家でどのように育てられているかとか、気性はどうかとか、そういう要素も考慮しています。肩越しにいつも振り返って心配しながら仕事をするのは大変ですものね。

人工授精の成功確率はどのくらいなんでしょうか?COWBELLさんの以前のブログでとても値段の高い種が何回か流れてしまったということが書かれていたのを覚えています。

種雄牛を使った繁殖では、50頭ほどなら2周期(6週間)でほとんど終わるはずです。去年の繁殖期には種牛が足をいためるハプニングがあったため、今年の子牛出産期間はとても長引いてしまいました。
  1. 2006/07/25(火) 07:30:16 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

dagingsさんへ

そうでしょう、よりどりみどりですよ~。でも好き嫌いいわず、みんな面倒を見なきゃいけないっていうのが大変かもしれませんね。

この種牛はとてもおとなしい性格をしています。でもやはり雄牛ですから、気をつけてはいます。
  1. 2006/07/25(火) 07:37:02 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

やばい。また人のブログ読みながら声出して笑っちゃった・・・
肉の固まりのミッシーって・・・ひどすぎて笑える!!
種牛くんの行動もおもしろいですね。
ひとりで盛り上がってるところがなんかかわいいなぁ。
血統の問題、伝染病の問題もあるけど
本交が見直されているという話も聞きます。
  1. 2006/07/25(火) 23:48:16 |
  2. URL |
  3. kiri #-
  4. [ 編集]

kiriさんへ

肉の固まりのところ、変換して初めに出てきた漢字は「塊」だったのです。これではさすがに失礼だと思ってほかの字を選んだのですが、あまり変わりない???

こちらでは純血種を育てて品評会とかに出展するような農家では人工授精していますが、普通のところはほとんど自然交配ですね。
  1. 2006/07/26(水) 14:52:13 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

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