カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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いざ、放牧地へ

6月21日(水)曇り

昨日牛たちを放牧地へ出しました。今までも別の小さな放牧地にいたのですが、毎日ベールの餌をやっていたので純粋な放牧とはいえませんでした。「春の放牧一日は秋の放牧三日分に値する」とこちらでよく言われていて、草が生え始めたばかりに放牧してしまうと、草のエネルギーが蓄えられる前に使い果たしてしまうので放牧地が秋まで持たないのです。牛の数に比べて放牧地面積の少ない私たちは、春できるだけ長く給餌して放牧地の草の育つのを待ちます。

今回牛たちを移すことにした放牧地は三分の一くらい林になっているので、中にエレクトリックフェンスを張ってあまり林の奥まで入れないようにしました。まだ出産していない牛も20頭くらいいるので、もし林の奥で産んでしまったら探すのが大変だからです。(3-4年前に実際そういうことがあって、私は何時間も林の中を歩き回って、自分が迷子になりそうになったこともある。)

放牧地


四輪バギーで草の丈が太ももの真ん中まで来るほどの放牧地に入っていったら、3分もしないうちにあらららら・・・・・・くしゃみ、鼻詰まり、目がかゆい、涙が出る・・・・・思い出した!私は花粉症持ちだった!すっかり忘れていた。4年程前から急に花粉症にかかって毎年この時期になると大変なんです。かかると一生直らないらしいですね。農業やっているのになんて皮肉なことでしょうか。

でももう放牧地にきてしまったので仕方なく、グレッグと一緒にワイヤーを張っていきました。牛たちに日よけの場所も必要と、林の中にも少し入った途端、オヨヨヨ・・・・これでもかという蚊の大襲撃にあい、踏んだり蹴ったりでした。ワイヤーが足りなかったため家のほうまで取りに帰った際、このチャンスにと防御体勢ばっちりにして戻りました。だれにも会いたくない格好ですね(ま、その心配は皆無ですが)。

防御体勢


雨が多かったのと、去年あまりこの放牧地を使わなかったことが幸いして、草の育ちがよかったので、最初に張ったワイヤーから90度の角度でもう一本ワイヤーを張って放牧地を小さく区切りました。

エレクトリックフェンス


エレクトリックフェンスをセットして準備ばっちり。6100ボルトのフェンスにはだれも触りたくはないでしょう。牛たちを迎えに行ったらちょうど雨が降り始めましたが、牛たちを呼んだらみんなすぐついてきて(なんかいいコトあるのかしら、ワクワク)大喜びで放牧地に入っていきました。アビーちゃんのお母さんに見捨てられた子牛はグレッグをお父さん(お母さん?)だと思っていて後をついて歩いていました。

グレッグの後をついて歩く子牛


今までサイレージを食べていた牛たちにとって、生草を食べれるようになるってどんな感じかなあと眺めながら考えていました。カナダでずーっとツナ缶を食べていた私が日本に帰っておすし屋さんで大トロを食べる感覚?うーん、思いっきり牛に同情できるゾ!

やっと複数の写真をいれるやり方を覚えました。感激!




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  1. 2006/06/22(木) 01:40:59|
  2. | コメント:8
<<放牧地の朝 | ホーム | 父の日>>

コメント

広い放牧地に出て牛たちも気分爽快でしょうね。
準備が大変でしたね。防毒マスクみたいなの、養蜂業者のよりすごいですね。おまけに花粉症とは!
私の花粉症は梅雨とともに収まりました。が、ここ3日ほど30度前後の暑さにげんなりしています。
「こりゃあてっきり病気かも?」と言ったら「私だって
げんなりよ!!」と言われました。やはりみんな暑かったんだ。
そうなんです。暑かったんです。これからが思いやられます。
  1. 2006/06/22(木) 08:48:19 |
  2. URL |
  3. A&M #-
  4. [ 編集]

はじめまして

後ろをついていく子牛がなんとも可愛いですね。

私は先日、合鴨農法のため田んぼの周りに
エレクトリックフェンスをはる手伝いをしました。
かなり、大変だった!!
その間も、鴨が脱走するし・・・。
牛の迷子も、困っちゃいますよね。

それでは、これからも遊びにきます。
  1. 2006/06/22(木) 12:46:32 |
  2. URL |
  3. moko #X.Av9vec
  4. [ 編集]

MOKOさんへ

はじめまして。コメントありがとうございました。後をついてくる子牛かわいいですよ。哺乳瓶でミルクをやっているので、哺乳瓶を見せると走って近寄ってきます。

合鴨農法って聞いたことがあります。鴨が悪い虫とかを食べてくれるんですよね。でも脱走した鴨ってどうやって捕まえるんでしょうか?すごく大変そう。飛んじゃったりしないのでしょうか???

こちらこそよろしく。

  1. 2006/06/22(木) 13:00:16 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

A&Mさんへ

防毒マスクのようなものは除草剤を撒いたり、鳥小屋の掃除をするときなどに使います。フィルター式で埃やカビなどを通さないということです。花粉症の対策にもいいかなと思って使ってみました。でも、そのときに抗ヒスタミンの薬も飲んでしまったので、どちらが効果があったのかよく分かりません。
  1. 2006/06/22(木) 13:04:33 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

私も今年は初めて春先からクシャミ連発して目が痒くて・・・。どの植物に反応しているのかわからなかったのですが、今年は周りでも結構クシャミしている人が多かったような。
防塵マスク、すごいですねぇ。
これじゃさすがに蚊もさせないでしょう(^^)
でも周りをブンブン飛んでそうですね~。うへぇ~・・・!
  1. 2006/06/22(木) 22:59:55 |
  2. URL |
  3. じゃすみん #-
  4. [ 編集]

じゃすみんさんへ

じゃすみんさんも花粉症ですか?クシャミではじめるととまらないんですよね。声もがらがらになっちゃってあれ~って感じでした。

マスクすごいでしょ?見た目悪いんだけど、そんなことかまってられませんね、ハハハ。でも網に蚊がいっぱいとまってるのを目の前で見るのってそれはそれで不気味です。
  1. 2006/06/23(金) 00:47:24 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

あれ~。ちょっと見ない間にずいぶん、更新していますね。複数の写真を入れられるようになったんですね。良かったですね!今日のブログは見ごたえがありました。
そちらは、やっと放牧開始なんですね。肉牛だから、牧草が多少伸びていても、いいんですね。
この電牧の機械、NZ製のガラガー社の製品ですね。うちと一緒です。カナダでも、電牧の機械はNZ製が一般的なんでしょうか?
それにしても、この蚊の防御マスクは、すごいです!これだけで、どんなに蚊がすごいのか、想像できますね。
乾草はツナ缶で、青草は大トロですか。私はいつも、乾草はスルメで、青草はイカ刺しかな~?と想像しています。
  1. 2006/06/24(土) 12:06:38 |
  2. URL |
  3. うしおばさん #-
  4. [ 編集]

うしおばさんへ

はい、複数の写真の入れ方覚えました。うれしいです。

牛おばさんたちのほうは放牧するときにもっと草が短いですよね。それで短い期間ですぐロテーションするみたいですね。

ギャラガーの製品は信頼できると定評がありますね。うちではこのバッテリーで作動するポータブルのフェンサーはギャラガー製で、コンセントに差し込んで使うタイプはカナダのホールマン社製を使っています。
  1. 2006/06/24(土) 14:52:03 |
  2. URL |
  3. jordefarms #-
  4. [ 編集]

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