カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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もらわれていったニワトリ

11月29日(土) 曇り 最高気温 -2度 最低気温 -10度

残念ながら今年も越冬できる鳥小屋を建てることができなかったため、45羽ほどいたニワトリはもらわれていきました。

夏の間中毎日40個近く卵を産んで、うちで使いきれない分は近くの人たちに売っていたのですが、10月に入って日照時間が短くなるとともに卵の数が減り始めました。小屋の中に小さな電灯を入れて日照時間を増やしたのですが、10月の終わり、私がサスカトゥーンに行っていた間は一桁だったと電話でグレッグが言っていたこともあり、「ああ、もうそろそろ終わりなんだなあ。」と思っていました。しかし、家に帰ってみたら妙にのどが渇いているみたいなのです。見ると水飲み場も空っぽ。

グレッグに、「ニワトリすごくのどかわいてるみたいだけど、水どれだけやったの?」と聞くと、「牛乳パックひとつ分(4リットル)だよ。」と言うのです。「えー、私毎日4つ(16リットル)は持って行っているんだよ。」と言うと、「道理で毎日すごい勢いで水飲んでいたわけだ。だけどそういうことはちゃんと教えてくれなきゃ。」あのねえ、毎日私が水運んでるの見てないの・・・・?

おまけに、水飲みの容器は下に小さい穴が開いていて、そこから水が少しずつ出るようになっていて、水を追加するときはその穴をふさいでから上のふたを開けて水を入れるのですが、グレッグは下の穴をふさがなかったらしく、上から注いでいる端からどんどん下からこぼれていたらしいのです。それも指摘すると、「ああ、あの栓、何かなあと思ったんだよ。」とのこと。全くもう、卵も産まなくなるわけだ・・・・・

そのショックから立ち直るのに10日ほどかかりましたが、その後また持ち直して、35個前後の毎日が続いていました。例年に比べて暖かかったこともあって、「まだあげちゃうのもったいないなあ・・・」などと思っていましたが、いつか寒くなるのはわかっていたので嫁入り先を探すことにしました。


chickens112920081

去年もらってくれた隣町のおばあさんに電話をして聞いてみたら、「20羽だけほしい。」といわれてがっかり。「全部もらってくれるなら届けるけど。」とも言ってみたのですが、「やっぱりそんなにいらない」と言われて、「あーあ、こんなことなら、去年電話くれた人の名前とっておけばよかった」と思いながら、仕方なく地元の新聞に広告を出すことにしました。

去年みたいに「もう処分してきれいにしてあるのを届けてほしい」と言われたりしないように、「生きているニワトリ」と明記しておきました(笑)。

やはり「タダ」のものには反応がよく、10人近くから電話がかかってきました。一番初めに電話をくれた人に譲ることにして、その人は昨日の午前中に取りに来てくれ、午後には20羽くらいならもらってくれると言ったおばあさんが来てくれました。ニワトリたちが騒がないように小屋の電気を消して、おばあさんと一緒にニワトリを捕まえて麻袋に入れていきました。それでもやはり大騒ぎになって、みんな捕まえた時にはほっとしました。おばあさんが帰ったあと、小屋の床の片隅の巣箱(?卵を産む箱)に二つ卵が残っていたのを知っていたので取りに行ったところ・・・・・・

chickens112920082


薄暗い小屋の隅になんだか白っぽいものが見え、「何これ?」と思ったら、私たちが「お二階さん」と呼んでいるニワトリが一羽だけ、床から40cmの高さのところにある巣箱にちゃっかり入っているのです。

chickens112920083

うちのニワトリたちは、ここに来る前はケージ飼いのため、止まり木に止まるとか巣箱に飛び上がるとかいうことを全くしないため、小屋の床の片隅にベニヤ板を斜めに立てかけて暗い場所を作っておき、そこにみんな卵を産んでいたのですが、なぜか「お二階さん」だけは残しておいた巣箱の中に、夏の間中必ず卵を産んでくれたのです。みんなが大騒ぎしている中、我れ関せずといった心持ちだったのかと、おかしくなってしまいました。

それにしても、「おいおい、困るよ。どうしよう一羽だけ・・・・」と思いましたが、たまたまグレッグのところにカルバンさんが何かを借りに来ていたので、「帰りにニワトリ一羽ドライブのお供に連れて行ってね。」と頼んで持っていってもらうことにしました(カルバンさんもニワトリを何羽か飼っているので無理やり 笑)。

今朝になって延長コードやえさ箱などを片付けに行くと、昨日まではニワトリの体温だけでかなり暖かかった鳥小屋の中すべてがすっかり凍っていました。もらわれた先はどちらも卵を産ませるためにまだ飼ってくれるそうなので、新しい暮らしになじんでくれるといいなと思っています。




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  1. 2008/11/30(日) 13:55:57|
  2. ニワトリ
  3. | コメント:4

今年も離乳

11月24日(月) 曇り 最高気温 -1度 最低気温 -13度

先週の木・金とマイナス20度前後になる日があったため、「ああ、いよいよ本格的な冬か・・・」と思ったのですが、その後また持ち直し、今週ずっと最高気温はマイナス1-2度(おまけに天気もよい)の予定です。この時期の平均気温はマイナス6度ほどとのことなので、今年はずいぶん暖かいです。このまま穏やかな冬になってくれればいいんだけど、どうでしょうか?

ところで、ビーバー谷の反対側にいた牛たちを2km近くある山あり谷ありの細道を通って連れて帰ってきました。グレッグが迎えにいったら、半分くらいの牛はエレクトリックフェンスから外に出てしまっていたため(バッテリーが弱っていて、フェンスの効きが悪くなっていたのに加え、その前後に降った氷雨のせいでワイヤーが氷に包まれた状態になって余計にフェンスの効きが悪くなっていた)、それらをまとめて行くべき方向に向かせるのに手間取ったとのことです。

私はトランシーバーを持って谷の一番下にいて、グレッグの「牛たちが坂を下りていったから」との言葉に、いつ来るのかなと待っていましたが、そのうちすごい地響きとともに怒涛のように走ってきました。谷の手前で止まってくれたので、先導して今度は上り坂を家のほうに向けて歩きました。

子牛もみんな来ているようだったのでよかった、よかったと思っていたのですが、よく見ると一歳牛が三頭ほど来ていません。「おいおい、一緒に来なかったの?困るよ」と戻って探しに行ったら、三頭どころか六頭も、「みんなどこ行っちゃったの?」というような顔をしてそれまでの放牧地にいました。

それらをまた集めてもう一度坂道上り下り。疲れすぎ・・・・

それから2-3日してみんなが落ち着いたところで離乳をしました。そのときも親牛たちはみんなトラクターの後をついて柵の外の放牧地についていったのですが、またしても八頭ほどの一歳牛が子牛たちの柵の中に残ってしまいました。

グレッグが「今からこれらを出そう」と言ったのですが、私は、「明日カンナと一緒にやる」と言って断りました。グレッグはやたら短気なので、できればこういう仕事を一緒にしたくないからです。翌日学校から帰ってきたカンナと二人で、誰もパニックになることなく、声を荒げることもなく、スムーズに選りわけが終わりました。

毎度のことながら一週間ほどは親子それぞれ切なげに鳴いていましたが、それもようやく収まってきました。今は子牛の柵の中に行くと、興味ありげによってくるもの、遠まわしにじっと見るもの、走って逃げるものとさまざまです。

calves112420081


今がなついてもらうチャンスなので、できるだけ近くに行く時間を設けたいものです。











  1. 2008/11/25(火) 15:18:34|
  2. | コメント:8

中途半端にハイテク

11月18日(火) 曇り 最高気温 -3度 最低気温 -8度


うちのコンピューターウィンドウズMeは、去年の秋一度三途の川を渡りかけたのですが、もうちょっとのところで救出され戻ってきました

me11182008

その後はまあまあ調子がよかったのですが、この夏ごろから頻繁に固まるようになり、最近は一日に3-4回はざらといった感じでした。使い終わるたびにきちんと電源を落としていたのですが(そのままお休みモードなどにしておいたら必ず次回は固まったので)、電源を切る作業の最中に固まることもあり、おいおい大丈夫か・・・・・?と不安が増すばかりでした。

あまりに調子が悪いので、また壊れてすべてがなくなってしまう前に買い換えなきゃいけないねと言うことになり、郵便に入ってきたDELLのカタログの中から手ごろなデスクトップを買うことにしました。

妹と相談して、「いくら最新機能のものを買ったって、2-3年すればすぐに古くなってしまうんだから、必要な機能さえついていればいいんじゃないの?」と言う結論に達しました。それにしても今までのものに比べると天と地の違い。ハードドライブは320GB、RAMも3GBもあります。これまでの20GBのハードドライブ(直してもらったときに20GBがなくて80GBにグレードアップしたけど 笑)、128MBのRAMで十分満足していた私たちには豚に真珠といった感じです。ウィンドウズVISTAのOSが入っているコンピューターに20ドルのモデムをつけて電話回線で使う私たち(爆)


vista11182008


今までのコンピューターはインターネット使用中に誰かから電話がかかってきたら画面に「電話がかかっています」という表示が電話番号、名前とともに出て、その場でインターネットを切って電話に切り替えるか、それともほうっておいてあとから電話をするかということを選べたのですが、そのプログラムはVISTAでは使えないらしいのです。VISTAを使うような人は、みんなハイスピードだと思っているのでしょうか(怒)?

そのため今はインターネット使用中は電話は話し中状態。全く不便です。

ワイヤーレスのハイスピードの会社は、屋根に接続しても信号が入りにくいから道路まで出れば結構いい信号が入るということになって道路の近くに杭を打ち込んだのに、「今は容量がいっぱいで接続できない」としばらく前に言ってきて以来何の音沙汰もないし、この辺の人たちが使っているもう一つの衛星システムのインターネット(結構値段が高い)は家の南が地平線から空まで全く障害物がない状態でないと信号が入らないといっているから、家の南に林のある私たちは完全にアウト。サスカチュワンの電話会社(ビヨークデールの村はこの電話会社を通じてのハイスピード)にハイスピードの範囲を増やす予定(今は村から半径4kmまでOKだけど、うちは6km離れている)はないかと聞いたら、全くないと言われたし。ワイヤーレスのハイスピードの容量が増えるまで私たちは待つしかないみたいです。

宝の持ち腐れとは全くこのことだ・・・・








  1. 2008/11/19(水) 13:32:27|
  2. 田舎のお話
  3. | コメント:4

ついに雪

11月13日(木)曇り時々雪 最高気温 0度 最低気温 -4度

夕べから小雪になり、今朝起きたら3cmほど積もっていました。


朝の庭の様子。バスを待つ子供たちの周りを4匹のネコたちがまとわりついていた。
yard11132008


今日も降ったりやんだりで夕方までには8cmほど積もってしまいました。きっとこれが根雪になるんでしょうねえ・・・・・11月も中旬だから仕方ないといえばそれまでですが、この秋のこれまでの天気があまりにもすばらしかったので、このまま続くんじゃないか・・・などという淡い期待がぶち破られました。

今週の月曜日は凍り雨が降って、気温も0度ちょっと以下にとどまっているので、それ以来砂利道も舗装道路もつるつるのスケートリンク状態です。ハイウェーは昨日塩がまかれたらしく少しはよくなっていたらしいのですが、今日の雪がまた凍りついたらまた一から出直しといったところです。昨日の朝バスが20分くらい遅れたのでどうしたかと思っていたら、新しいバスの運転手も昨日早速滑ってスタックした(道から滑ってはまってしまった)とのことでした。

毎年のことだけど、長い冬の始まりみたいです

  1. 2008/11/14(金) 14:31:23|
  2. 天気
  3. | コメント:8

牛移動 大騒動その3

11月8日(土) 

大騒動の完結編(?) です。

ブルックリンちゃんのうちの放牧地の草もすっかりなくなって、いつ本格的な冬が始まるかわからないので、今週の4日、5日に牛たちを家まで連れて帰ることにしました。連れて行ったときと同じようにカルバンさんから借りたトラックとトレーラーとうちのトレーラーとの二台で、最後のグループを運んでいたときです。

ビヨークデールの村の中の一番なだらかな坂を上って曲がり、しばらくまっすぐなところを運転して少し加速してもうひとつの坂を上って私たちのファームのほうに来るのですが、前を運転しているグレッグが最初の坂を上って左に曲がり、私がその坂を上り終えたところで、グレッグのトレーラーのタイヤがひとつ外れて道を横切ってころころ転がっていくのです

あわててトランシーバーでグレッグを呼びましたが、本人もちょうどバックミラーを見ていたらしく、すぐ止まりました(タンデムなので、外れたという自覚はなかったらしい。私のほうは、何かがすれている音が急に聞こえてきたのでびっくりした。それは後輪部のスプリングが道を擦っていた音)。道の脇に車を止めて唖然とする二人。どうしたのだろうと思ってみると、タイヤのリムのボルトの穴がすれて(?)ナットより大きくなっていて、タイヤ丸ごと抜けてしまったのです。私はずっとグレッグの後ろを走っていて、タイヤがぐらぐらしているというようなそぶりもなかったのに、急にそんなことってあり?

右側のリムの穴が巨大化している。
hub11082008


牛たちの重みでスプリングが道路にくっついて引きずっていて、このまま運転することは不可能だし、ハブにくっついているボルトをとらないとタイヤも替えられないし、散々です。

仕方がないので、私の運転していたトラックをグレッグが家に持っていき、トレーラーに乗っていた種牛君をまずおろして、カルバンさんのトレーラーに乗っている牛たちを移しかえることにしました。私がトレーラーの近くで待っている間に牛を飼っている村の人が通りかかり、グレッグが戻ってくるまで待っていてくれ、一緒に牛たちを移しかえるのも手伝ってくれました(トレーラー二台の後部扉どおしをくっつけて移動させた)。入りきらなかった牛たちはカルバンさんのトレーラーの前部に寄せ、真ん中の仕切り扉を閉めてできるだけ重心を前のほうに移動させたらスプリングは地面から5cmくらい浮いたので、そのまま家までいくことにしました。


取り外したハブ。ホイールナットがボルトにくっついたままになっているのが見えます。
hub110820082


後輪部のスプリングが完全に道路を引きずっていた。
hub110820081


「人から借りたものってよくこういう災難にあうよな」と手伝ってくれた人も言っていましたが、不幸中の幸いといえば、これが最後の移動だったこと、家からそれほど遠くないところで起こったこと、平らなところで起こったことなどです。



グレッグが二日かけて直して、今では元通りです。牛たちは家からビーバーの谷を挟んだ放牧地にいます。そこは今年は一度も使わなかったのでまだたくさん草がありますが、もう少し寒くなったら家に連れてきて餌を与え始めます。そのときにはちゃんと後をついて帰ってきてくれますように。





  1. 2008/11/09(日) 05:52:36|
  2. | コメント:4

究極のラーメン

11月8日(土)晴れ 最高気温 -8度 最低気温 -15度

うしまとんさんから先日コメントをもらって、読んでいてくれているということがわかったため、究極のラーメンを紹介したいと思います(笑)。これは夏の終わりにサスカトゥーンに住むマサヒロさんから、「淳子さん、このラーメン見てくださいよ。」といってもらったものです。

「東京」っていう字に特徴あるわね・・・・ ラーメンの「ラ」がちょっと丸文字っぽいし・・・・
ramen004


縦書きになっても「ー」は横を向いたままなのね・・・・日本「式」って言うのもなんとなくいかがわしい・・・・
ramen001


へー、原産国日本なんだ・・・・
ramen005


え、中国製造(制造?)ってどういうことよ?
ramen006


ふむふむ、作り方は・・・・「うーめん」って・・・・「ぉ水」って・・・・「ぐらに煮て」って・・・・「掻きまわつて」って・・・・
ramen007


そして究極の3番。これっていったい?????
ramen003


マサヒロさん、もう食べたかしら?




  1. 2008/11/09(日) 02:30:45|
  2. 食べ物・飲み物
  3. | コメント:8

大騒動 続き

11月6日(木)曇り 最高気温 -2度 最低気温 -9度

牛たちをブルックリンちゃんの家の放牧地に移動したのは8月の中旬のことでしたが、10月の初めごろまでにはほとんどの草を食べ尽くしてしまったので、穀物を収穫したあとの畑のほうに出すことにしました。そのあたりも十分草があったのですが、一辺が柵で囲われていないため、ワイヤーを張って電気を通すことにしました。林の中も少し通ることになったので「ワイヤー一本で大丈夫かなあ?鹿とか出てフェンスを倒さないかなあ・・・」と心配していたところ、3日くらいして案の定ブルックリンちゃんのお父さん(トッドさん)から電話がかかってきて、「昨日牛たちが何頭か出てきて菜園の中に入ってトウモロコシを食べてたからフェンスの中に戻しといたんだけど、今朝になったらまた来ていた。」と電話があったのです。

最悪~と思いながら、グレッグと一緒に出かけると、多分鹿(野生)がフェンスを飛び越えようとしてワイヤーに引っかかって外れてしまったためそこから牛たちが出てきてしまったのではないかと言うことでした。ありがたいことにトッドさんはとてもおおらかな人で「トウモロコシごめんね~」と謝ると「大丈夫、大丈夫。茎を防雪フェンスの代わりに使おうと思っていただけなんだから。」と言って、「牛たちも昨日は数頭出て来ただけなのに、今朝になったら友達を呼んできたのか、3倍くらいの数でやってきていた。」などとジョークを飛ばしているのです。

全くもう、いやになると思いながら、今度は全く林のないオープンな場所に太いワイヤーと細いワイヤーの二本を張って、前よりも10倍ぐらい頑丈にしておきました。

そのことを聞いたカンナが「そういえばブルックリンちゃんが、『うちの牛たちが出てきてトウモロコシを食べちゃった』って言ってた。」と言ったと思えば、マヤは「オースティン君(ブルックリンちゃんの弟)は今日SHOW & TELL(見せましょう、話しましょう)で『自分の家の牛が出てきてトウモロコシを食べちゃった挙句、カボチャも踏み倒した』って言ってたよ。」と言っていました。「それ聞いて、うちの牛だと思わなかったの?(オースティン君の家は自分の牛はいない)」と聞くと、「全然。おもしろい話だと思って大笑いしていた」と言うのです(>_<)ちょっともう~、どっちもどっちだよ、全く。

しかし、それ以後は牛たちも鹿たちもおりこうにしていたようで、ホッとしました。

大騒動その3に続く。

余談ですが、アメリカの大統領選挙が終わり、オバマ氏が勝ちました。カナダではブッシュ大統領が辞めることを残念だと思っている人はほんとに数少ないのですが(ブッシュ大統領はインタビューのとき、カナダの総理大臣の名前を知らなかったりしたりした経歴の持ち主)、今朝ラジオを聞いていたら、カナダのコメディー界はブッシュ大統領がやめることを「ネタの宝庫が引退する」といって、大変残念がっていると言っていました(笑)。


  1. 2008/11/07(金) 16:08:29|
  2. | コメント:6

大騒動の牛移動

11月5日(水)曇り 最高気温 0度 最低気温 -3度

私たちの農場は牛の数のわりに放牧地面積が狭いのが悩みの種です。今年は春先の天気が悪く放牧地の草の成長がとても遅くて、7月中旬にはほとんどの放牧地の草を食べ尽くしてしまった状態でした。そのあとは穀物として収穫するために育てていた大麦を毎日少しずつ刈り取って畝一本ずつにエレクトリックフェンスを張り毎日食べさせていたのですが、そんなことをしていても絶対足りないのは目に見えている状態でした。

ひょんなことからカンナのお友達のブルックリンちゃんのお父さんと話をしていたとき、「うちの放牧地、いつも借りてた人が今年はいらないって言ったから、よかったら貸してあげるけど。」と言ってきてくれたのです。これは願ってもない話だと、早速牛たちを移動することにしました。


移動と言っても25kmほど離れた場所のため、私たちのトラックとトレーラー(一度に成牛5-6頭ほど乗せられる)を私が運転し、友達のカルバンさんから借りたトラックとトレーラー(一度に成牛10-11頭までOK)をグレッグが運転して移動することにしました。

我が家のトレーラー
うちのトレーラー2008084

カルバンさんのトレーラー(うちのものの2倍ほどある)
カルバンさんのトレーラー2008081


牛たちは悪い予感の通り、トレーラーに乗るための通路に入るのを嫌がって毎度毎度のどたばたロデオの激怒状態で、おまけに一度なんて動いて15mくらいしたと思ったらカルバンさんのトレーラーの後ろのドアが開いてしまって、積んだばかりの牛たちが一気になだれ出てきてしまったのです。

牛たちが通りたがらない通路
通路2008083

出てきた9頭はあっという間に家の裏の大麦畑に入ってしまい、走り回って追いかけて通路に戻しいれたころには、暑さと脱水状態と疲れで心臓がバコンバコンいって、熱射病で倒れるのではないかと思うほどでした。

それらをもう一度トレーラーに積んでいるとき、私はこめかみを蜂に刺され、「痛いっ!」と思ったのですが、気にもせずそのままにして運転し始めました。しばらくして妙に腕がかゆいなあ・・・・頭も死にそうにかゆい・・・・おなかもかゆくなってきた・・・・・と思って腕の内側を見ると、ものすごいじんましんになっていてビックリ!何で何で?と思いましたが、思い当たるのは蜂(実はスズメバチ)に刺されたことだけ。それまでにもミツバチには何度も刺されたことがあるし、スズメバチにも一度刺されたことはあるのですが、じんましんになどなったことがありませんでした。しかし最近は「蜂刺され=アナフィラキシー」というイメージが頭の中にあるため、大丈夫かと心配になってきました。前のトラックにいるグレッグに一応様子を伝えて、家に帰ってきてから早速病院に電話して、お医者さんに見てもらったほうがいいか聞いてみたら、「息が苦しいとか、みみずばれになってるとかでなければ大丈夫です。抗ヒスタミンの薬があるならそれを飲んで、これからはそれを常時持っているようにしてください。」と言われました。あいにく抗ヒスタミンの薬がなかったため、とりあえず花粉症のときに飲む薬を飲んでおきました。

次のグループを運ぼうとしている最中に、今度はグレッグがスズメバチに唇を三箇所も刺され、追い払おうとして手を振り回しているときにめがねが牛たちのいる通路に落ちてしまいました。「これはもう踏まれておじゃんだな」と思ったのですが、なんと足と足の間に落ちているのを見つけ、無事に取り返すことが出来ました。見回すと、牛たちの通路の向こう側に直径15cm程のスズメバチの巣を見つけました。牛たちが柵に当たるたびに巣がゆれて、怒った蜂が出てきていたのです。もうこれは危なすぎるからやめようと言うことで、翌朝明るくなって蜂たちが動き出す前にグレッグがタイガートーチと呼ばれるポータブルの発炎灯(?)で巣を焼ききりました。

タイガートーチと呼ばれるもの
タイガートーチ2008082

スズメバチの巣を焼ききったあと
スズメバチの巣を焼いたあと2008085

おかげさまで私のじんましんは2-3時間ですっかり消え、グレッグも唇がはれただけでほかに被害はありませんでした(ただし、私のこめかみおよび顔半分の腫れは3日間ほど続いた。知人が『何でグレッグは口を刺されたのかなあ?』と言ったので、『口汚くののしっていたからじゃないか?』と言ったらその人は非常に受けてくれて私は大満足)。それ以来どこに行くにも抗ヒスタミン剤を持っている私です。

巣を焼ききったあとはスズメバチはもう現れず、その日に何とか全ての牛たちを運び終えました。

まずこれが行きの大騒動。








  1. 2008/11/06(木) 14:11:01|
  2. | コメント:8

帰ってきました

11月1日(土)晴れときどき曇り 最高気温 +5度 最低気温 -3度

この前の日曜日から昨日(金)まで、久しぶりに通訳の仕事のためサスカトゥーンに行ってきました。10月下旬ともなると雪が降ったりして道路状況が悪くなることも十分考えられるので心配していたのですが、おかげさまでいい日が続きホッとしました。

出かける準備をしているときに小さなスーツケースを廊下に置いたままほかの荷物を取りに行って帰ってきたら、スーツケースの横に、下の娘のマヤがしゃがみこんでじっとしています。「何をしているの?」と聞くと、「私も荷物の一部だから一緒に行く」とかわいいことを言っていました。5日間も家をあけたことはないため、子供たちは2人ともとても悲しんでいたのですが、あとでグレッグに電話をかけて聞いたところ、行ってしまってからは2人とも全くいつもと変わらない生活に戻っていたようです(-_-メ)

留守中は作っておいたものを冷凍庫から出して暖めて食べ、子供たちが食器を洗い、グレッグがニワトリの餌をやってくれました。しかし、昨日帰ってきてニワトリ小屋に行ってみたら、ニワトリたちは喉が乾いてパニック状態になっていました。グレッグに「ニワトリ水なかったよ。すごくのど乾いてるみたいだったから、もう一つの水呑場も持ってきてのみ場を増やしておいた。」と言うと「毎日すごくのど乾いているみたいだった」と言うのです。「どれだけ水やったの?」と聞くと、「一日4リットル」とのことでビックリ。ふだんニワトリたちには一日16リットルくらい水を与えているのだからそりゃーのどかわいてるでしょうよ! 「そういうことこそ教えといてくれなきゃ」と言っていましたが、毎日私が鳥小屋へ行っているの見てるでしょうに・・・・・・あんまりだ。

通訳のほうは無事に終わりましたが、ささっと言葉が出てこないときもあり、自分の力量不足を大いに反省しました(-_-)皆さんとてもいい方ばかりでリラックスさせてくれ、感謝の限りです。

冬が目の前まで迫っています。頭を使う一週間のあとは、また普段の体力勝負(?)の生活(笑)


  1. 2008/11/02(日) 14:45:48|
  2. 日常
  3. | コメント:8

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