カナダ大平原のファームからの便り
カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。
なぜ双子・・・・?
4月22日(月)曇り時々小雪 最高気温 0度 最低気温 -6度
結局先週末は小雨が降った程度でした。しかし州西部(サスカトゥーン以西)はかなり悪かったらしく、雪が10cm−50cmほど降ったということでした(50cmというのはかなり局地的らしいが)。風もひどく、「運転を控えるように」という警告が出ているハイウェーがかなりありました。
去年種牛を放牧地に出したのが7月22日だったため、子牛の出産は5月1日から始まる予定なのですが、ここ10日ほど元祖サメ女E5の後部がいかにも出産間近というように緩んできていました。土曜日の朝様子を見に行ったら立ったり座ったり落ち着かない様子でいたので「そろそろか。レジャイナに行くのを取りやめてよかった」と気をつけていたのですが、しばらくすると反芻し始め、餌の時間にはトラクターの後ろを真っ先について来て、いつもと変わらぬ旺盛な食欲を見せているのです。
日曜日も全く同じ様子で、ちょっと拍子抜けだったのですが、昨日(月曜日)朝9時過ぎに放牧地の方を見ると、小さい黒いものが立っているのが見えました。早速見に行くと、妙に小さい子牛がE5の近くでおっぱいを飲もうとしていました。普通なら母親はじーっとして子牛に飲ませるのですが、しばらくするとE5は座ってしまってなんだか落ち着かないような変な様子でした。私も「子牛ってこんなに小さかったっけ?一年見てないから大きさの感覚が麻痺したのか?」と思いながら、「もしかして双子では・・・・・」といやな予感がしました。
E5が座っているときに後ろに回って手を入れたら子牛の足のようなものに触れることが出来ました。
案の定双子(-_-メ)。しばらくしたらぬるぬるした粘液の袋に包まれたまま出てきました。E5はこの袋の後ろのほうから食べて子牛を舐め始めていたのですが、前足、顔からおなかの辺まで包まれたままだったので、もう一匹の子牛にはめるために持っていた耳標のボタンのとがった先で顔の近くの粘膜を破って息ができるようにしました(ついでに鼻の穴に指を入れてくすぐった)。くしゃみをし始めたので大丈夫だろうと思い、母親がきれいに乾かすまで待っていました。
グレッグと一緒に親子3匹(双子は両方ともメス)を別の柵に移すことにしました。あとから生まれた子牛は後ろ足の先が曲がっていて立ち上がることが出来なかったため、そりに乗せて運ぼうとしたのですが、嫌がって立ち上がろうとしてそりの上で滑って危なかったため、結局また抱いて運びました(-_-)重過ぎ・・・・途中で何度降ろしたことか。
とりあえず粉末の初乳を溶いて立ち上がれない子牛に飲ませ、しばらく様子を見ましたが、昨日の夕方までには立ち上がって自分でお母さんから飲んでいたのでホッとしました。
実は2週間ほど前にEA13が双子を流産してしまったのですが、なぜ双子?おととしまで双子を産んだのはシメンタール種のロビン(2回)だけだったのに、去年2頭、今年もうすでに2頭。どの牛もこれまで一度も双子を生んだことのない牛なのに・・・・・・種牛のせいか?とも思ったのですが、卵子は母親のものだし・・・・・単なる偶然?
小さくて世話がかかる双子よりは、普通に一匹生んでくれたほうがずっといいのだけど。全くどうしたものか・・・・
2008/04/23(水) 03:35:02
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牛
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珍しいお客様
4月18日(金)晴れ 最高気温 +13度 最低気温 +4度
今日はとてもいい天気だったのに、明日からかなり悪くなる(州南西部は50cmほどの雪になるかもしれないとのこと)と言われています。この辺りは雪あるいは雨になるらしいです。
まだ辺りが一面真っ白だったある朝のこと、ベール置き場に行ってみたら、こんなものがいました。
ハイウェーで車にひかれて死んでいるのや、犬のチビがまだ子犬だったころ誤って喧嘩して口や鼻の周りに刺さってしまった針(抜くのに大変な思いをした)などは見かけがことがありますが、実際にこんなに近くで見たのは初めてでした。
急いで家に戻って子供たちを呼んで来ました。あまりにじっとしているので死んでいるのかと心配になりましたが、子供たちが小さい雪のかたまりを投げたら動き出して、50mくらい離れたところの木に登ってしまいました。体長は50cmくらいあり、高さも30cmくらいはありました。のそのそと歩いていく姿はとてもかわいかったです。
デジカメのビデオモードでも撮ったのですが、なんせアップロードするすべがないため(笑)残念な限りです。
家に入ってきたらここにもハリネズミが・・・・
ネコのシマちゃんでした(笑)
2008/04/19(土) 14:01:24
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野生の動物
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牛たち移る
4月17日(木)
雪が解け始めたので冬の間餌をやっていた畑に入れなくなったため、牛たちを近くの放牧地に移動させ、サイレージベールをを食べさせることにしました(でも伸び始めた草の芽を食べるのに夢中)。
エルクたちは今のところこの放牧地には出没していないので、「あれ、餌どこ行っちゃったんだろう?」と思って、雪が減ってきているから林の中で食べ物を見つけているか、今までの畑で残っている干し草を食べているか、どこかほかに移ったかのどれかではないかと察します(わざわざ歩いて見に行ったわけではないので実情は不明)。
雪解け水もたくさんたまっているので水呑場まで歩かなくてもいいし(同じ水たまりの中を歩いたり、その中で用を足したりする。全く汚すぎ)。この牛は私が一番好きな14番。
お母さんの
リモガール
(向こう側)と、娘のミートボール。太さがずいぶん違うこと。
2008/04/18(金) 15:46:36
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牛
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あと一息・・・のはず
4月17日(木)晴れ 最高気温 +13度 最低気温 0度
暖かな日が続いているため、庭の雪も今日の午後まででこれだけになりました。
あと一息といったところなのですが、天気予報では土曜日から月曜日にかけて強風が吹いて雪が降るらしいです(-_-メ)。
せっかく家族でレジャイナ(サスカチュワン州の州都で、ここから4時間ほど南に行ったところ)に出かけようと思っているのに・・・・家族で泊りがけで遊びに行くのなんて初めてのことなのに・・・・ウォータースライドのあるプールも予約してあるのに・・・・科学館に行こうと思っているのに・・・・取りやめになるかもしれない(-_-)
追記です。
ただいま18日(金)午後です。よく晴れてプラス13度と素晴らしい日なのですが、朝からラジオで「土曜日から来週の初めにかけて大雪が警戒されています。多いところでは50cm程の重く湿った雪が予測されていて、サスカチュワン州のハイウェーは除雪車300台いつでも出られるように準備しています。強風を伴って視界が悪くなることが予想されるため、外出する前にはハイウェーホットライン(道路情報)で確かめてください。」と繰り返して言っているので、ファームに来て初めての娯楽だけが目的の泊りがけ家族旅行はキャンセルしました。
12年してはじめて計画してなんでこんなふうになるのじゃ(怒)
明日(土)はスペリングビーの全国大会の日でその様子がテレビで放映されるので、テレビのない私たちはホテルに行って見ようかと楽しみに計画していたのです(計画していたのは私だけだけど)。
子供たちにはどこかに行くかもということは言ってありましたが、詳細は全く伝えてなかったため(今までも計画しても急にそのときになって何か事態が起こって(子牛が生まれたとか)計画を変えざるをえないことがあったので、前もってあまり言わないようにしている)特にがっかりするとかというふうでもありませんでした。それより今日図書館で借りたハリーポッターのビデオを見ることのほうがずっと楽しみのよう。
お友達のフランキーさんから電話があったのでその話をしたら、「それじゃあうちに来て一緒にテレビ見ましょうよ。スペリングビーパーティーってことで。」と言ってくれたので、ありがたくお邪魔することにしました(もし大雪が降っていなかったら)。
せっかく雪も解けて地面もいい感じに乾いてきてるのに、何で今ごろ大雪?気象庁もこんなのは珍しいといっていました。実際にどの地域がひどい被害に会うのか今の時点でははっきりわかっていないそうですが、全くサスカチュワンの天気はあなどれません(@_@)
2008/04/18(金) 15:28:20
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季節・風物
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雪解け続く
4月13日(日)晴れ 最高気温 +12度 最低気温 +1度
昨日も今日もよく晴れたため、雪解けはどんどん進んでいます。
昨日の夕方の時点でこれだけ解けました。
春の到来を祝って(笑)夕食はバーベキュー。もしかしてエルク?(ウソ 笑)
2008/04/14(月) 06:56:42
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季節・風物
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突然の雪解け
4月11日(金)曇り 最高気温 +5度 最低気温 +1度
月曜日に出荷した子牛たちは思いっきり撃沈しました(;_;)。市場がよくないのは分かっていたけど、あんなに安く買われてしまって・・・・・悲しすぎ。
とは言うものの、子牛たちのいた柵の中がこんなふう(-_-メ)になってしまった今は、どうせ相場が悪いなら出荷してしまってよかったと思うべきでしょうか。
月曜日の夜を最後に気温がぐんぐん上がり始め。水曜日は11度になり、夜も氷点下にならなかったため、雪解けがいよいよ始まりました。昨日は2cm程の雨が降り、子供たちは今年初めて防寒具をつけずに普通の帽子、ゴム長靴で学校に出かけました。
家の庭にはまだ50cm以上の雪が残っているし、トラクターで除雪して寄せたところは1m近く積もっています。地面がまだ凍っているので(たぶん地下2m以上は凍っているはず。だから水道管は地下3mのところに通っている)雪解け水はどこかに流れていかなくてはいけないのですが、水はけを促進するために少し低く掘ってあるところ(路肩みたいなもの?)はまだみんな深い雪と氷に隠されているため、雪解け水はそこら中を流れたい放題です。
そんな中、グレッグは少しでも雪を削っておこうとトラクターで除雪をしていました。厚い雪の下はツルツルの氷なので、トラクターが二回も後進出来なくなり、もう一台のトラクターで引っ張り出しました。
今までこんなに遅くまでこんなたくさんの雪が残っていたことは全く記憶にありません。予報では日曜日はプラス19度、月曜日はプラス20度(最低気温もプラス7度だそう)になるそうです。
ベール置き場もこんなふう。
大丈夫なのかなあ・・・・・
2008/04/12(土) 07:40:00
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季節・風物
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子牛出荷
4月7日(月)晴れ 最高気温 +6度 最低気温 -6度
昨日また5cm程の雪が降ってしまい、雪解けが始まる(=地面がぐちゃぐちゃになる)ときに全く余計なものをくれて・・・・と、うんざりの私でした。
去年生まれた子牛たちを今日出荷しました。グレッグが帰ってきたので人手があること、そろそろぬかるみ始めるため餌やりが大変になるのでどうせ出荷するならその前にということ、市場の値段を見ていても一向によくなっていないこと(去年の秋から餌にする大麦の値段の上昇、米ドルに対するカナダドルの高騰などによって子牛相場は暴落したまま)、いつよくなるかも分からない相場を期待して取っておいてもどうせ放牧地が足りないので無理などの理由から繁殖用に取っておく雌牛、とても小さいゴゴちゃんともう一匹の去勢牛、今年の秋に自家用お肉にする予定のギャロウェー去勢以外、全部で38匹出荷しました。
子牛たちを通す通路には雪がまだ70cmくらい積もっていたので昨日半日かけてシャベルですくって柵の外に出しました。おかげで今日は筋肉痛。
いつも牛を運搬してくれるブルースさんと、もう一人のトラック運転手がきてくれ、長さ8mほどのトレーラー二台に積んでいってくれました。これらをティズデールにあるブルースさんのファームに連れて行って、ほかから運ばれてきた牛たちと一緒にキャトルライナーとよばれる長さ15mほどの二階建てのトレーラー(多分60頭くらいは一度に運べると思う)に積みなおしてサスカトゥーンの家畜市場に出荷されます。
いつもおとなしい牛たちなのに、またロデオ状態(グレッグが言うには、ほかの柵の中に移らされたりとか、狭い通路を通らされたりとか、放牧地に行くためにトレーラーに乗せられたりとかすることが全くなくただダラダラ柵の中で過ごしているだけなので、動かされることになれていず混乱するのかもとのことでした)。とにかく積み終わってホッとしました。
選り分けられてトラックがくるのを待っている子牛たち。遠くに見えるのはサメ軍団。
出荷された子牛たちの中には
子牛の坊っちゃん
マイケル
ハンサムなテキサス君
リトルスターの双子たちと8番の双子の子牛(テレビに映っていた双子)などがいましたが、
去年の出荷
ほど悲しい感じがしませんでした。なぜだろう?
さてここで寝そべっているのは繁殖用に残した雌牛の一匹。全部で12匹残しましたが、残したい子牛の背中にスプレーペイントを掛けておきました。こうでもしておかないと、みんな真っ黒でどれを残すのか混乱の中でよく分からないと思ったからです。これはやっておいて正解でした。
みんながここでの生活が幸せなものだったと思ってくれたらいいんだけど・・・・・子牛たち、なに考えてるんだろう?
2008/04/08(火) 11:08:55
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牛
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グレッグ帰宅する
4月4日(金)小雪のち曇り 最高気温 -1度 最低気温 -7度
ここ2-3日最高気温がプラス5度くらいまで上がっていたので「そろそろ雪解けが始まるか?」と思っていたのですが、地面が見える前に今日また降ってしまい結局まだまだ銀世界のサスカチュワンです。
一月の初めからアルバータ州のジャスパーに出稼ぎに行っていたグレッグが帰ってきました。3月29日に電話で話をしたときには「多分4月7日くらいまでは続ける」と言っていたので、3月31日の夜10時ごろドライブウェーに車が入ってきたのを見て「こんな時間に誰だ?」と警戒したところ、なんとグレッグでした。寝る仕度をしていた子供たちは(翌日学校なのになぜまだ寝ていない?)「ダディー!!!!!」と喜び炸裂。結局11時ごろまで起きていたような気がします。
グレッグ以外にも4月の初めで仕事に切りをつける人が何人かいて、今後働ける代わりの人が到着し始めたため、「そろそろ種蒔きなどに向けて準備をし始めないといけないから」と終えてきたそうです。そろそろって・・・・・・(笑)
ジャスパーから家まで14時間ほどかかったとのことですが、サスカトゥーンでコーヒーを買おうと思って停まろうとギヤをシフトダウンしようとしたところ、ギヤに入ったままニュートラルにすることが出来ず、やっとの思いでニュートラルに入れたら今度はギヤに入れられず交差点の真ん中で立ち往生になってしまったそうなのです。仕方なくトラックを押して(1トン車なのでかなり重いはず)邪魔でないところまでどかし、エンジンを一度切って3速に入れてからエンジンをかけ、スピードが出たところでクラッチを使わずにシフトしながら家までたどり着いたそうです(停まったらシフトできなくなってしまうので、その間に赤信号無視を2回したらしい(>_<))。
「まだ雪残ってるの?」と聞くと、アルバータ州はほとんど雪がなく、サスカトゥーンの辺りもあまり残っていず、メルフォートの辺りから増え始め、ティズデールを越えてビヨークデールに差し掛かるT字路のところから急激に冬景色になったとのことでした。
子供たちと一緒に庭で野球の練習をしました。
ベースを守る犬と猫たち。
ピッチャーはカンナでキャッチャーは雪の山
今度はマヤがピッチャー
守備に回る人数が少ないため、打てばほとんどホームラン状態(>_<)。とりあえず久しぶりの家族団欒といったところでしょうか?
2008/04/05(土) 05:27:28
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