カナダ大平原のファームからの便り

カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。

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ポカポカ終わる その1

5月30日(水)曇りのち晴れ 最高気温 +19度 最低気温 +7度

久しぶりの更新となってしまいました。やっと落ち着きました。コメントをたくさんありがとうございました。返事もかねてここに報告させてもらいます。

「ポカポカ地球家族」の撮影・取材が27日(日)に終わりました。一言で言えば、グレッグの言葉を借りて「この状況をそれなりの番組に仕上げられたらたいしたもんだよ」といったところでしょうか。

せっかく取材に来てくれるんだからということで、いろいろ準備をするつもりでした。春先から家の中で育てている花の苗もそろそろ外に移植する予定でした。玄関の前のデッキに花を飾ろうと、プランターを買ってきて、花を植える予定でした。家の庭の裏の方に放ってある、去年倒れた木もトラクターで運んで片付けておく予定でした。

なのに・・・・・・

月曜日の夜遅く帰ってきたグレッグが、「トラックの後輪のブレーキとホイールベアリングの様子がおかしいから」と、家の玄関のまん前で後輪を取り外して、修理を始めました(要するに、直るまで動かせない。おまけにパーツは翌日まで隣町のお店に来ない)。撮影の人たちが来る火曜日に、ものすごい雨が降り、とても花など植えている状態ではありませんでした。隣町のティズデールに買い物に行ったのですが、家からビヨークデールまでの6kmが、ものすごくぬかるんでいて、ひどいわだちになってしまっていました。

夜8時半ごろ、ティズデールのホテルについたので、うちまで来て打ち合わせをしたいということで、9時ごろビヨークデールで落ちあい、後をついてきてもらいました。まだ雨は降り続いていて、昼間よりもっと道がひどくなっていました。

バンクーバーで入国手続きをした後もう一度預け入れた荷物の中のカメラの三脚だけが届いていないということで、クレームカードを見ながらエアカナダに問い合わせをしましたが、まだどこにあるのか追跡中で全くわからないという、いかにもエアカナダらしい返事をもらいました。グレッグの三脚はどうかと思ったのですが、ビデオカメラ用のものではないのでいまいち安定性に欠けます。

翌朝は、私のピアノの授業風景、子供たちの学校の様子を撮影ということで、学校で落ち合うことにしました。持ってきた携帯は「圏外」といわれたということだったので、「サスカチュワン州のみで使える(笑)」私の携帯を持っていってもらうことにしました。

翌日も雨が降っていて、道路はさらに悪くなっていて、私は車のおなかをすりながら学校まで行きました。学校には「日本からこの村にテレビ取材が来る!」というので、地元の新聞記者が逆インタビューをしに来ていました(爆)。田舎ではすごいことなのね。

ピアノをしていると、グレッグからの「バスの運転手に電話をしろ」という伝言をもらい、早速電話してみると、「あなたの家への道、ひどすぎてもう通れないわ。」とのこと。「え~?私はどうやって家に帰ればいいの?」と聞くと、家の東側4kmくらいのところを回っていく道はまだましだから、そっちを通っていけばいいと言ってくれました。

学校での撮影が終わり、家に帰ろうとしましたが、車に警告ランプがついていて、ギヤを入れてアクセルを踏んでも何の反応もないのです。「私の新車、どうしたの~??」と大焦り。多分泥が車の下に入ってセンサーに影響をしてしまったと思うのです。何度かエンジンを入れたり切ったりしていたら警告ランプは消えて、アクセルも反応するようになりました(ふ~、冷や汗)。

帰りの道も、行きの道と比べてそれほどいいとは思えず、ラリーでもやっているのか?というようなすごい泥はね&振られ放題。一度なんて車が進行方向に対して45度の角度で横滑りしていきました。

それでも何とか家に無事に着きましたが、あまりに凄すぎ。車の屋根まで泥がはねてます。「こういう道路の様子を撮ったらどうですか?こんなすごいところに住んでいるって。私だったらすぐブログに使っちゃうんだけど・・・・」「だめだめ、だめですよ。『うわ~、いいなあ。うらやましい~』って様子を紹介しなきゃ。」「だけど・・・・・」

まだまだ雨が続いたので、今日は早めに終わるということで、3時ごろ帰っていきました。私は子牛ちゃんの餌やりなどに行って家の方を振り返ると、「あれ?カルバンさんのトラックに似ているなあ。何だ?子供たちも一緒?バス来たのかな?まだもっと人がいるみたい。誰だろう?」

「ただいま~」撮影の方々でした。「途中で車がはまっちゃって・・・・・」牛の餌のベールを取りに来たカルバンさんがちょうど通りかかって、トレーラーを引き離そうとバックしていったら後ろからスクールバスがちょうど来たので、「車がはまっちゃってて通れないから、子供たちをここで受け取っていくよ。」と言ってくれたそうです。バスの運転手は「前もって承認された人以外に預けるわけにはいかない。」と渋ったそうですが、事情が事情だし、「心配なら子供たちに聞いてみると言い」と主張してくれ、無事家まで送り届けてくれました。撮影の人たちも乗せて車の横を何とかすり抜けてきてくれ、ほんとにカルバン様様です。

グレッグがトラクターで車を引っ張り出しに行き、無事はまらずに帰れるかどうか見届けた後、カルバンさんにベールを積んであげました。カルバンさんがトラックとトレーラー、グレッグがそのあとをトラクターで通ったため、道はさらに悪くなりました。

翌朝(木)はバスの運転手に電話して、「東側の道も悪くなって通れないから、今日は子供たちを休ませます。」と連絡しました。グレッグのトラックのパーツを、撮影の人たちにティズデールで受け取って持ってきてもらい、今度ははまらずに来てくれました。

その日も一日霧雨が降るような日で、「今まで行ったところで天気悪かったことありますか?」と聞くと、「一日くらい悪いことはあったけど、こんなに続けて悪いことはなかった」とのこと。おまけに道はぐしゃぐしゃだし・・・・・

その日も家で撮影をしましたが、三脚についてエアカナダからはまだ何の連絡もありません。もしかして、サスカトゥーンの空港の荷物を受け取るターンテーブルで盗まれたのではないか?とひそかに疑い始めました。ティズデールのパスポート写真撮影などをするところに電話をして聞いてみたら、「知り合いの人でビデオカメラ用の三脚を持っている人がいる」と名前を教えてくれました。早速電話したら、「いいですよ。」とあっさりOKしてくれ、ホッとしました(でもちゃっかりお金取ったけど。「そのくらいタダで貸してくれればいいじゃーん」と思いましたが、「相場はどのくらいか調べてみる」とか言っちゃったりして、ケチ。)でも必要なものだったし、ホテルに届けてくれると言ったので、まあ仕方ないか、ということで借りることにしました。

雨はようやくやみましたが、道路がものすごく柔らかくなってぬかるんでいて、グレッグがその夜トラクターの後ろに線路のようなものを引っ張って道を整地しに行きました。翌日(金)はスクールバスが迎えにきてくれるところと、カンナの誕生パーティーの様子などを撮影の予定にしていたのです。

金曜日の気温はマイナス3度!朝食の様子からということで、朝7時には撮影の人たちが来ましたが、道の様子はかなり悪いと心配していました。バスが迎えに来ましたが、「今日帰りも送ってきてくれますか?(おまけに誕生日に呼んだ子供たちも乗せてきてもらいたい)」と聞きましたが、「とんでもない、もう来ないわ。道路直して誰かがチェックしてOKが出るまで来ない。」とあっさり。

え~?子供たちはどうすればいいんだ?

「卵を銀行(お客さん)に届けに行くところを撮影したい」ということで、家から車で出発したものの(出発するところは私が運転して、ぬかるみを通れる自信がなかったので、ここまでひどい道の中何とか(一度以外)がんばってレンタカーを運転しているディレクターに運転を代わってもらいました(笑)。ところが、途中まで行くと、やはり「ズブッ」見事にはまり込んでしまいました。3kmほどの道をトラックを直しているグレッグを呼びに歩いていき、またトラクターで引っ張り出しに来てもらいました。

学校とおかあさん方に電話して、誕生パーティーはキャンセルする旨を伝え、グレッグの「もう少しでトラック直るから」ということばに望みを託して待ちました。子供たちを迎えに行くすべは、トラックかトラクターしかありません。

3時ぎりぎりに直って、グレッグが子供たちを迎えに行ってくれました。そのあと、私は卵を持って銀行に。3人乗りのトラックに4人乗ってかなり窮屈でしたが、私はこれ以上自分で運転する自信はとてもありません。

卵を配りに出かけたときに比べて、かなりやつれているんじゃないかと思ったけど(笑)、それは編集でうまく修正してもらうということで・・・・

夕方隣人に電話して、ティズデールへ向かうときの近道となる大きな谷間の道の様子はどうか聞きました。この道は冬の間閉ざされていて、いつも雨が降るととてもぬかるんで上れなくなることもあるのです。ところが、今度の雨のあと通った人が少なかったため、わだちもできずにきれいに乾いていると言うのです。グレッグとディレクターが一緒に見にいって、「こんな夢のような道はない」といって戻ってきました。

これで楽勝です(と言うか、とりあえずまだ家から出られるぞ)。

これが最初半分の撮影風景でした。

残り半分はまた明日。

私たちの住んでいるところの道路の様子を調べる(道路整備のおじさんではなく、その人に依頼をする立場の人)人によると、この辺りには1969年から住んでいるけど、こんなに道が悪いのは初めてのことだそうです。去年雪が多く、夏中雨が多く道路が固くならずに今年もたくさん雪が降って、霜が解けてきて土のところどころが盛り上がってきたときに5cmものの雨が降ったので、こんなことになってしまいました。


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  1. 2007/05/31(木) 14:25:00|
  2. 田舎のお話
  3. | コメント:13

ポカポカが来るらしい

5月21日(月)
言うべきかどうか迷っていますが、テレビ朝日の「ポカポカ地球家族」という番組が、取材で私たちの家に来ることになりました(爆)

もともとは、マイミクのみっこさん(この春家族で旦那様の出身地のサスカチュワン州に移住)がまだ日本にいるときに、「私たちのことをこの番組に推薦したい」と言ってきてくれたのがきっかけで、番組のことを何も知らなかった私は「どうぞ、どうぞ」などと軽い気持ちで返事をしたことに始まります。

去年の冬に番組の制作をするところからアンケートのようなものが送られ、その中に「どの季節がいいか?」と聞いてきたので、「サスカチュワンの極寒は一筆に値する」というようなことをいってみたのですが、それっきりぱったりと音信不通になっていました。

やっぱりやめたんだなと思って忘れていた4月の中旬、電話があり「5月の末に行きたい」とのことでビックリ。「マイナス30度っていうのはちょっと機材の関係もあって・・・・・」と言い訳気味(笑)

最初に話を聞いたときにどんな番組か家族に見てもらったら、うちのイメージとなんだかかけ離れていて・・・・・「番組の最後に夫婦で感謝の言葉とか言ってたよ。」「え、うちそんなの全然ない、ない。喧嘩してる人たちいなかった?」「そんなのいませんよ。」「うち、ポカポカしてないもんなあ。家族でお休みとかないし。レストランって・・・・(爆)」

とか言っているうちに明日(火)、撮影の人たち二人が来ることになっています(6日間くらいの予定です)。どうしよう。とりあえずはテレビに映るんだから髪の毛を切らなきゃね。と、ティズデールの「床屋」に行ってきました(私だけ)。美容院は予約入れないといけないし、子牛生まれたりするからいつ行けるかわからないから、さっと行ける時に・・・・と、今年の冬一度切ってもらった床屋にまた行きました。

初めて行った時には、「男性・女性のカット専門」なんて書いてあるけど、このおじさんは女の人の髪を一度も切ったことないのでは?と思うほど、「耳の周りと首のところを軽く揃えてくれればいいですよ」といったにもかかわらず、すごく緊張しているみたいで、ものすごく荒い息づかい!!おまけに大層太った人で、心臓発作でも起こされるのではないかとひやひやしていました。終わった後は、シャツが汗びっしょり!!欧米人は汗っかきというのはよく聞くけど、これはすごいな!!と驚きました。

そんな私がまた来たのを見て、今回は緊張度がかなり緩んだようで、「前髪はほんの少しだけ切ってくださいね。『男の人みたいにならないように』お願いします」といったにもかかわらず、ずいぶんサクサクッと切ってくれました(-_-メ)汗も全然かいてなかったし。

妹にそのことを電話で言ったら、「何で髪の毛なんか切るの?」「だって耳にかぶさりそうで嫌だったし、長くなってきた感じだったんだよね」「どこが?この前空港でMって書かれたばっかじゃん」「あ、そういえば・・・・・」もう遅いよ。大体感じとしては中島君(カツオ君の友達)の顔が細くなった感じかな(笑)。

また「(マックスさんの)おにいさんですか?」とか言われてしまうんだろうなあ・・・・

番組としても「こんな風に持っていきたい」という希望(イメージ?)があるらしく

「保存食を作るそうですが、何かこの時期に収穫するものはありますか?」「雪解けたばっかりで、何も収穫できないんですけど・・・・・」

「自分で化粧水とか石鹸とか作りますか?」「それって、みっちゃんとかうしまとんさんのお友達系のイメージ・・・・」

「お奨めのレストランとかは?」「レストランありません。(友達にその話したら大笑いされた)」

私、子牛に跳びかかって押し倒したりしてるんだけど、どうしよう。子牛におしっこかけられたり(F2の子供がの母乳飲むのに、動かないように後ろから押さえてたら腕の辺りがなんだか暖かくなってきたなあと思ったらおしっこかけられてた)してるんだけど、どうしよう。なんだか違うぞ。

昨日の朝起きたら、うつぶせに寝ていたらしく、顔の左半分にシーツの跡がついて(それも線がついたとかではなく、シーツがくしゃくしゃになっていたのでケロイド状態)何時間も取れなかったし。早朝から取材(笑)のあるときはどうしよう?

今夜グレッグが帰ってきました。一週間いる予定ですが、今週こそ種蒔きに忙しいと思います。でも、水曜日まで雨が続くといっています。そのあと早く乾いてちゃんと種蒔きできるといいけど。ちょっと心配です。

まあ、担当の方も来てみればどんなところかわかるでしょう。どんなことになるんだか。ハハハ・・・・・ボツになったりして(爆)





  1. 2007/05/22(火) 15:11:38|
  2. 田舎のお話
  3. | コメント:14

F2の続き

5月21日(月)曇り時々雨 最高気温 +9度 最低気温 +7度

昨日子牛を産んだものの、その子牛がおっぱいを飲みに来ようとすると必ず蹴っていたF2ですが、一晩して奇跡が起こっているかな・・・・・と思って今朝見回りに行きましたが、もちろん起こっていませんでした(-_-)わかってましたよ。

行ったときに子牛は母親の目の前で寝ていたので、もしかしたら・・・・などという淡い期待があったのですが、昨日と同様、舐めたりはするものの、いざおっぱいとなると嫌がって蹴るのです。

一応母親意識はあるようなので、飲みさえすれば絆が生まれるのではないかと思い、もう一度ヘッドキャッチャーの方まで歩かせることにしました。大麦の入ったバケツを持ってきて、少し食べさせて誘おうとしましたが、この牛は結構内気でサメ度があまり高くないため、ある程度までついて来ても警戒心を出して途中で向きを変えてしまうのです。それを2-3回やっている間に、GB10(子牛を見放した母親 子牛の面倒を見ないかと何度か大麦をやったため、バケツに見覚えがあったらしい)が私の持っていたバケツに気がつき、しつこく後をついて回るようになりました。群から一匹だけ離れるのは普通嫌がるのですが(サメ度の高いのは、仲間などいなくても食べ物さえあればついてくる)、2匹になったので、F2も警戒心が少し薄れたようでした。

それでも柵の近くに行くとやはり向きを変えようとしたため、今回は逃がさないぞと私は決心を固めて、向きを変えられないような距離をおいて後ろから歩いていって何とかヘッドキャッチャーに入れることができました。

哺乳瓶を持って子牛を呼びに行って、母親の横に立たせて吸わせることに成功しました。まだ蹴ろうとしたので足を柵に縛って動けないようにして、子牛は思う存分飲むことができました。しばらくしたらヒモをほどいてもほとんど蹴らないようになりましたが、ヘッドキャッチャーからはずして、後ろに2メートルほど下がれるようにしておいて、その間を自由に行き来できるようにしました。子牛が顔の前に来ると舐めるときもあれば頭突きを食らわせることもあって、一体何を考えているのかわかりません。

子牛はそのあとも何度か母乳を飲んでいましたが、やはり蹴られるのを怖がっていて(当たり前)親が舐めようとしてもちょっとビビっています。親牛を体ごとヘッドキャッチャーから出すのは明日にしようと思っていますが、親子だとわかってくれるといいなと思っています。

このF2は今年双子を産んだ2番のリトルスターが4年前に産んだ娘です。除角失敗の見事な例(ーー;) ペーストを塗ってすぐに母親がその部分をなめてしまい(舌が焼けたようで、変な顔をしていたのを覚えている)、片方の角が変な角度で生えてしまいました。角が片方だけあるので、一角(いっかく)ちゃんというニックネームです。
F205212007





  1. 2007/05/22(火) 13:59:36|
  2. | コメント:4

子牛の除角

5月20日(日)

カナダでは角のある牛は市場で嫌われるため(それから行くフィードロットで餌の場所をとりすぎる、他の動物、あるいは管理する人間を傷つける可能性があって危ない)、できるだけみんな除角します。新聞では、除角するのに一番いい時期は交配の時期だ(=無角の種牛を選べ)と書いてありました。

生まれつき無角のアンガスの種牛を使っていたときは除角の心配など何もなかったのですが、その後有角のシメンタール種に変えたときは(種牛そのものの角は、獣医さんに連れて行って切ってもらった)生まれた子牛一頭一頭に角のもととなる出っ張りがあるかどうか調べなくてはいけませんでした。

除角ペースト05202007


もしそれを感じたら、この除角ペーストを塗りました。角の生えるところは、直径1cmくらい毛がないので、そこを見つけてこのペーストを薄く塗り、髪の毛を戻して隠しておきました。もし母親が舐めたりすると効果激減だし、ペーストが乳房に当たったりすると肌が焼けるようになってしまうらしいので気をつけないといけません。

研究によると、ペーストを塗ったあとのストレス(首振りなど)が問題になっていましたが、私たちは生まれてすぐの子牛に塗ることを何年か(シメンタール種の間ずっと)やっていましたが、それに悩まされる様子を示した子牛はいませんでした。

どのくらいの大きさの角までこのペーストが使えるのか分かりませんが、角が大きくなってしまってからでは捕まえて子牛を固定して焼きごてで焼ききったり、のこぎりで切ったりしなくてはならないので、生まれてすぐに処置できればそれに越したことはありません。私たちにとってそれよりいいのは、やっぱり無角の種牛を使うことです。



  1. 2007/05/21(月) 17:09:44|
  2. | コメント:7

一喜一憂

5月20日(日)曇りのち晴れ 最高気温 +14度 最低気温 +7度

今日は昨日に比べてずいぶん天気が回復しました。元をたどれば、金曜日の朝プラス2度で始まったことにより、「サスカチュワン、またか・・・・・」みたいな週末になってしまったのです。今週末はおまけに連休で(ビクトリアデーという、昔の女王の誕生日をお祝いするおやすみだと思う。この週末から「春も盛りで、もうすぐ夏が始まる」とみんなバーベキューだ、湖だとアウトドア系のことをしたくなるはずなのに・・・・・)、お休みを楽しみにしていた人たちもたくさんいたと思いますが、金曜日は冷たい雨から始まって、昼前には雪!気温もどんどん下がって真夜中から翌日の朝までマイナス5度になってしまいました。野菜畑、花壇をはじめた人たちは、毛布やビニールシートでできるだけ覆いをかけるのに大変だったと思います。それでも霜に当たってしまったものもあって(果物の木とか)、このあとどのようになるのか、ちょっとまだわかりかねるところです。

車はうっすら雪化粧。5月中旬なんですけど・・・・
車05182007


農家でも、大麦やカノーラは霜に弱いので、被害にあった人もいるかもしれません。


子供たちは相変わらず元気。泊りがけで遊びに来ていた、マヤのお友達のタレンちゃんと一緒に。
トランポリン05182007


天気は悪くても子牛を産みたい親はいるようで、金曜日の朝6時前に見回りに行ったときには、もうそろそろと思っていたG5は何もしていなかったにもかかわらず、7時45分ごろ窓から双眼鏡を使って放牧地を見たら、足が突き出ているのが見えました。子供たちのお弁当の仕度をして8時過ぎに見にいくと、足が二本、逆さま向き(足の裏が上を向いている)で10cmほど出ていました。この牛はとても気が小さくてそれほどなついていないので、触りたくても引っぱりたくても全然近寄らせてくれません。一時間ほど様子を見ていましたが、いきむふうでもないし、多分逆子(というのか?後ろ足が先に出てくる体位)だし、絶対手伝わないといけないよなあ・・・どうすればいいだろう、と悩みました。

私が後ろに回ると、私から離れようと前を歩いていったので、「おお、これはいい調子」とずーっとヘッドキャッチャーのある柵のほうまで歩いて行かせました。運良く全く躊躇せずヘッドキャッチャーまで入ってくれたのですかさず固定して後ろに回って手を入れて子牛の体がどうなっているか調べることができました。出ていたのはやっぱり後ろ足でしたが、しっぽに触れることができたので、後ろ向きではあるものの、正しい体位であることがわかってホッとしました。

自分で引っぱろうかなあとも思いましたが、途中まで引っぱってやっぱり力不足ということになってはいけないと思い、カルバンさんに電話してみました。運良く家にいてくれて(やはり私はついている)、奥さんと一緒に、その前の日においていったトラックを持ちに来ることも兼ねてすぐにきてくれました。

カフプラー(Calf Puller)という装置(子牛の足首にチェーンを巻きつけ、そのチェーンをその装置につけて親牛のいきみと一緒に引っぱる器具)をつけて引っぱったら無事に生まれました。ちゃんと生きていて、初産だったこの母牛もちゃんと自分の子供という認識があってきれいになめてやってミルクも無事に飲ませることができました。

G505182007


3日間親子一緒の柵に入れておきましたが、今日ほかの牛たちのいるところに戻しました。ほかの牛と混乱することもなく、ちゃんと親子の絆は築かれたようです。

双子ちゃんも頭突きをしあったり柵の中を駆け回ったりして、すっかり元気に育っています。
双子05202007


親に見離されたGB10の子牛も、子供たちが朝夕とミルクやりを担当してくれて、助かっています。
カンナミルクやり05132007

マヤミルクやり



かと思うと、今日の午前に子牛を産んだF2は、子牛に優しく話し掛けたり舐めたりはするのに、子牛がミルクを飲もうとすると蹴ります。2産目なのに。去年はちゃんと面倒見たのに。なぜだ?

いままでG5のいた柵の中に入れようとしましたが、途中まで行って向きを変えて走って逃げてしまうし・・・・一度走り始めた牛を追う価値はないと思っているので、仕方なく粉末の初乳を溶かして子牛に飲ませました。ミルクの味を覚えた子牛は、お母さんのほうに行こうと何度かがんばりましたが、そのたびに蹴られていました。明日の朝また様子を見にいってみます。うまく奇跡でも起こってくれてるといいけど・・・・・(期待薄)





  1. 2007/05/21(月) 16:51:47|
  2. | コメント:2

車その後

5月18日(金)雨 

昨日は晴れて26度というとてもいい天気だったのですが、今朝は午前6時の現時点で、気温はプラス2度で冷たい雨が降っています。昼頃にはこれが雪に変わり、2-4cm積もって、夜にやんだあとは気温がマイナス8度まで下がると天気予報に書いてありました。ちょっと・・・・・・

さて、私の新車(笑)はおかげさまで順調に走っています。問題(でもないけど)は古い車!

とてもボロくてガソリンの燃焼が激しくて、パーツとして誰かに引き取ってもらうしかないと思い、この村に住んでいる、同じ車の年式の少し新しいのに乗っている高校生の女の子に「パーツとしていらない?(タイヤひとつは1月に取り替えたばかりだったので)タダで引き取ってくれればおうちまで持っていくけど。」と聞いていたのですが、なかなか返事をくれない挙句に「エンジンのサイズが違うからいらない」と断られてしまったのです(-_-メ)。エンジンのサイズ違っても同じパーツがたくさん使われてるんだけどなあ・・・・・がっかり。

隣町にある車を解体してパーツとして売るお店に電話したら、「古すぎていらない」とここでも断られ(-_-メ)、「でも動くんだったら、新聞に『100ドル』とか広告入れれば。安い車探してる人いつもいるから。」と言われました。

それじゃあ仕方がないからそうするかということで、地元の無料の「買います・売ります」のパンフレットに載せてもらうよう手配しました。「1987年オールズモービル カトラスシエラ 走行可能 現状のまま 50ドル」と言って「ほかに付け足したほうがいいことありますか?」と聞いたら、「50ドルって書いてあるからそれ以上書くことないんじゃないですか?」と言われてしまいました(笑)。

この広告は二週間に一度発行されるもので、しばらくしても何の反応もないので「広告出たのかな?欲しい人誰もいないのかな?車いつまでも庭においておきたくないんだけど・・・・」などと思っていたある夕方(まだうちの両親がいたとき)若い男性(本物 笑)から電話がかかってきて、「今日(その日に発行されたらしい)広告見たんだけど、車まだありますか?」と聞くので「ありますよ。」「いくら?」「50ドルだけど(多分500ドルのタイプミスと思ったと思う)」「買います!」「ちょっと、その前に見にきたほうがいいんじゃないですか?」「あ、じゃあ明日行きます。」「じゃあ、もしほかに電話してくる人がいるといけないから、名前を教えてください。」

しばらくして同じ人からまた電話がかかってきて、「やっぱり今夜行きます。9時には着けると思うから。」隣町のティズデールからということだったので道順を教えて、「ビヨークデールの北6kmくらいのところに住んでいるから、村を出てすぐの曲がり角を曲がるように。絶対その道を行き過ぎないで」と念を押したにもかかわらず、9時半になっても来ません。

途中やっぱり道を間違えてしまったようで、家にきたのは夜10時半近くでした。乗せて来てくれたお父さんはちょっとぶすっとしていました(無理もない。ティーンエイジャーが3人いたので「あなたのお子さんですか?」と聞くと「一人はね」とちょっと疲れた様子)。懐中電灯で照らしてまず最初に見えたのはドアの下のすごいサビ(笑)。ちょっとビビっていたみたいだけど、「とりあえず運転してみたら?」と言ってエンジンがすぐかかること、ウィンカー、ライトがつくことに「おお~っ!ちゃんとつくよ!」と友達と歓喜の声をあげ、手に握り締めていた50ドル札を渡してくれました(笑)。

いろいろ問題のある車だけど、それは乗ってみればすぐわかることだから(だから50ドルなんだし)とりあえず、「パワーステアリング液をたくさん消費するから注ぎ足すように」とだけ忠告しておきました。

車の登録証についている「譲渡」の部分に記入して手渡しながら、「この車ナンバープレートないけど、どうやって持って帰るの?」と聞くと「あ~、そんなこと考えなかったなあ。余ってるナンバープレートありませんか?」あるわけないでしょ、そんなもの。「ないですよ。」と言うと、「いいです。もう夜だし、このまま乗って帰ります。」と去っていってしまいました。私は友人から、「譲渡」のカードさえ記入して相手に渡せば、そのあと起こったことは全て新しい持ち主の責任だということを聞いていたので、何も言いませんでした。

両親は、「あんな車でも欲しい人がいるんだねえ・・・・」なんて半ば呆れたようでしたが、今日までで10件ほどの電話がかかってきて、私は自分でも反響に驚いてしまいました(笑)。

車のことは忘れていたのですが、三日前子供たちとティズデールに行ったら、ガソリンスタンドに見たことのある車が止まっています。「ちょっと、あれうちの古い車じゃない!?」「ほんとだ~!!!」こんなところで見かけるなんて・・・・・爆笑

翌日郵便局で隣人(9年前私にこの古い車を売った人)に会ったとき、「新しい車の調子はどう?」と聞かれ、「今のところいいですよ。あ、そういえば、昨日ティズデールで古い車を見かけたんですよ。」と言ったら、「私もよ~。この前旦那と一緒にメルフォート(ティズデールから更に30分くらい行ったところの町)に行ったら、あの車がティズデールの方向に走っていて旦那が『あれ、うちの昔の車じゃないか?』と言ったから見たら、やっぱりそうなのよ。まだ走ってるのね。」と言ったので笑ってしまいました。

家に帰ってきたら友達のエーメルさんがちょうど来て、「どうしよう、私のあの車をティズデールで見ちゃったのよ。」と言ったら、「僕もこの前見たよ。街中をすごいスピードで走ってたよ。」と言われ、またまたビックリ。

昨日トラクターをとりにきたカルバンさんにも同じことを言ったら、「ボクもティズデールのセブンイレブンで見かけたよ。」とのこと。

いやだなあ、そこら中に出没していたのね。冬にガースさんのうちに夕ご飯をご馳走になりに行って家の近くで雪にはまってしまったとき、「この車は目立つから(笑)、みんなジュンコの車って知ってるよ。」と言ったのを思い出して、「ああ~、みんなこの車と私の関係を忘れてくれますように」と願わずにはいられません。


  1. 2007/05/18(金) 21:57:59|
  2. 日常
  3. | コメント:10

子牛の去勢

5月16日(水)晴れ 最高気温 +20度 最低気温 -1度

まだまだ明け方は冷え込んでいます。今朝も双子のお母さんのリトルスターに水をやろうとしたら、ホースの中の水が凍っていました。

双子ちゃんはとても元気に育っていて、うれしい限りです。母親の前二つの乳頭は届きやすいのですが、後ろ二つは子牛がかなり頭を下げないとと届きにくくて、おまけに一つは中でミルクが固まってしまったようになっていたので敬遠されていたのですが、今日いったらそこからもちゃんとミルクが出るようになっていました。私が手で搾ろうと思っても全然出てこなかったのに、子牛が自分でがんばったのでしょう。それだけ吸う力がついたということで、安心しました。出ない間は、その乳頭に触っただけで蹴ろう(ひどくではないけれども)としていたのに、今は全然気にならないようです。子牛の執念(空腹?)が勝ったということでしょうか?

今日までで子牛は15頭になり、オス9頭、メス6頭と同数に近づいてきました。

生まれた子牛がオスの場合は、このような輪ゴムを陰嚢にはめて去勢します。
去勢用具12007


直径1cmくらいの輪ゴムをこのアプリケーターで広げて陰嚢を通します。
去勢用具2


睾丸が二つ下にあることを確認してゴムをはずします。こんな接写いらない?
バンド後


だんだんしぼんでいって、二週間くらいするとゴムのところからポロッと取れてしまいます。今まででゴムのところが化膿したのが一度だけありましたが、ペニシリンを打った時点でしぼんだ陰嚢がゴムと一緒に取れ、そこからたまっていた液体も一緒に流れ出てすっかり直ってしまいました。

気をつけないといけないのは、睾丸が二つとも下に降りていることを確認することです。それを怠って一つしか降りていなかったりすると雄牛っぽい兆候が出てきてしまい、あとあと困ります(経験あり (ーー;)。






  1. 2007/05/17(木) 14:03:10|
  2. | コメント:18

子牛倍増

5月13日(日)晴れ

先週の木曜日まで5匹だった子牛の数ですが、今週末で一気に11匹となりました。

金曜日の午後に私の大好きなG14が雌牛を産みました。でも見てガ~~~~ン(@_@)かわいくない!!! そのうち見慣れるのかしら?
JG1420070513


ちなみにG14は去年出産したのが七月一日のカナダデー(カナダの建国記念日)だったので、「ちなんでメープルと呼ぼう」などと宣言したにもかかわらず、次に見に行ったときからは全く他のギャロウェー子牛と見分けがつかず、「あんたはどのギャロウェー?」の一員に成り下がってしまいました。

今年の子牛だったら、間違えることはなさそうです(ーー;)

昨日(土)の朝見回りにいったら、ウサギのように小さな子牛がヨロヨロと水呑場の近くを歩いているのを見つけました。「何だこいつは?何でこんなに小さいの????」と思って近寄ると、誰かが舐めて乾かした様子は少しありました(でも完全にきれいにはなっていなかった)。誰彼構わずおっぱいを飲もうとして、みんなに蹴られたり頭突きをされたりしています。また初産の牛か?もうこれ以上哺乳瓶飼育は嫌だ!と思って、放牧地にいる牛たちを一頭ずつ見て回りました。

放牧地の一番遠いところで、2番のリトルスターがちょうど赤ちゃんを産んだのが見えましたが、初産の牛を含めてほかの牛で子供を産んだような気配があったり子牛を探しているようなのは全くいませんでした。

あまりに不思議すぎる・・・・・と思いながら、リトルスターが生んだのがオスかメスか見にいくと、その子牛もなんとなく普通より小さい気がします(でもほかに近くに子牛がいなかったため、比較できなかった。おまけに二匹はまったく似ていない)。

もしかして・・・・と思って、ウサギ牛をリトルスターのところまで連れてきました。リトルスターは生まれたばかりの子牛を舐めるのに一生懸命でしたが、この子牛がリトルスターの顔の前にいっても、頭突きを食らわせたりしませんでした。

おお、もしかして、もしかして・・・・・と様子を見ていると、ウサギ牛は一生懸命おっぱいを飲もうとしています。リトルスターも全く嫌がる様子を見せず、体を舐め始めました。

何だ~、双子だったのか~!とビックリ。うちでは数年前にシメンタール種のロビンがレッドアンガスと交配したときに二年続けて双子を産んだことがある以外に双子は生まれたことなかったのです。

かわいいのだけど小さい!!放牧地にはほかの牛たちもいるので、ちょっと昼寝をしているうちにお母さんが遠くに行ってしまうと、もう探せなくて、適当な牛のところに行ってしまいます。おかあさん牛もあとから生まれた顔の白い牛がいなくなると探すのですが、最初に生まれたウサギ牛が近くにいなくてもそれほど気にせず、全く困った状態でした。

仕方がないので顔の白い牛を抱えてお母さん牛を後についてこさせて水呑場の近くの柵の中に移し、その次にウサギ牛もつれてきて一緒にしておきました。これでとりあえずは混乱は防げそうです。子牛の体重を量ってみたら、白顔牛は24kgで、ウサギ牛は22kgと、普通の子牛の半分くらいです(-_-メ) どちらもオスだったのですが、たくさん飲んで大きく育って欲しい・・・・
twins05132007



その後FC0とC0がそれぞれオスの子牛を生み、合計10匹のうち、オス8匹、メス2匹というなんとも不平等な数。

今日(日)の午後に、元祖サメ女のE5がかわいい女の子を産みました。

E5
E5


そのあとすぐに餌の時間となったのでトラクターで放牧地に行くと、いつもだったら真っ先に餌に喰らいついて、周りにいる牛たちに頭突きをかましているE5が、子牛をおいて餌の方に歩いて来れないため、もどかしさに耐えられず(笑)大きな声でトラクターの方に(餌の方に)向かって鳴き叫んでいました。あまりにかわいそうだったので、トラクターから降りて少し餌を運んで行くと、食べる食べる!!昼前に見たときには出産の前触れもなく反芻していたのに・・・・

他の牛たちがついて来ないようにと遠くにトラクターを停めて餌を運んでいったのに、目ざといサメ軍団は「あれが一番いい餌に違いない!」と確信したのか(みんな同じなのに)すぐついてきて、わざわざ運んだ価値がありません。

嫌になったので次のベールはE5に近いところまで持っていって、運ぶ距離を短くしようと思ったら、E5、耐え切れなくなったか、子供をおいて餌のところまで歩いてきてしまいました(>_<) どんな親?でも子供がちゃんと親の後をついてきたのでよかったです。

出産が近そうな牛がまだ何頭かいるので、しばらくは気を抜けません。





  1. 2007/05/14(月) 13:57:11|
  2. | コメント:16

2007年子牛の出産始まる

5月10日(木)晴れ 最高気温 +15度 最低気温 -1度

今朝起きたら、またマイナスの気温になっていました。車のフロントガラスは霜で真っ白。

ブラックアンガスのミスターグッドルッキングを父親とする子牛の出産が始まりましたが、まだ5匹しか生まれていません。
ミスターグッドルッキング05102007


一番初めに生まれたのが「カオナシ」という呼称をもらったJ9でしたが、4月26日には、待望の黒毛の子牛が生まれました。シメンタール種の子牛に比べて、アンガス種の子牛はずっと小柄です。リモガールの娘「B5の子供なのですが、なんかヘン。安産で生まれて、お母さんがきれいに舐めて面倒を見て、初乳を飲んだにもかかわらず、見回りに行くたびに横に伸びきって頭をのけぞらせて目をむき出しにして寝ていたので、行くたびに「死んでいるのかっ?」と不安になりました。

翌日はフェンスの反対側に出てまたまた死んだように横たわっていました。母牛はフェンスのこちら側でモ~モ~大鳴きしています。ようやく起き上がらせて母牛のほうに歩かせました。支えてもグニャグニャしているのでフェンス際で転んだところをすかさず、無理やり内側に押し込みました。

そのあとは母親の近くにいますが、目がいっちゃっているので妹が「マイケル(ジャOソン)」と名づけました。実は私もその子牛を見た途端、その名が頭に浮かんだのです。目玉が妙に飛び出していて、ずーっと見てると自分も眼をむき出しそうになってとっても疲れます(笑)。
マイケル


次に生まれたのが「ボンちゃんのおかあさんの子供。かわいい女の子で、この子は全く問題なし。今年の子はちゃんとおっぱいを飲みました。やれやれ。

四番目が、子牛を産むと途端に獰猛になる6番の子供。小さい子牛だったので、「雌牛だといいなあ」と思っていたのに、やっぱり外れて雄牛が生まれてしまいました。オスの子牛には生まれてすぐ陰嚢にゴムバンドをにはめて去勢するのですが、子牛に近づこうとするとものすごく警戒して頭突こうとするので、私はこの牛に近づきたくありません。「この牛売ろうよ~」と毎年言っているのですが、まだうちにいます。
6番と子牛


家に帰っていたグレッグに、「子牛オスだったから去勢バンドはめといてね。私はあの牛の近くに行きたくないってもうずーっと前から言ってるんだから」と頼んでおきましたが、「まだ気が落ち着いてないようだから」と言っている間に仕事に戻る時がきて行ってしまいました。

残された私ですが、6番の近くには絶対行かないと思っていたものの、どうしても去勢バンドをはめたくて、生まれて一週間くらいして親牛が子牛から少し離れて餌を食べている間に、二匹の間にトラクターを止めて見えないようにし、寝ている子牛にバンドをはめようとしました。気がついて起き上がろうとした子牛に飛びついて押し倒し(笑)、もがいている子牛に馬乗り(牛乗り?)になってバンドをはめました

本当は耳標もつけたかったのですが、バンドをはめるために睾丸を二つ探すのに結構時間がかかり、そのうちに母牛が子牛が見えないことに気づき探し始めました。私はささーっとトラクターに戻り、餌やりの続き。ふ~、うまくいった。絶対今年こそ出荷するぞ~!!

そしてその次に生まれたのが私の母親がミルクをやった、GB10の子牛です。
GB10


私が二日ほど親から飲ませようとしてもうまくいかなかったのに、グレッグが「どうしても親牛から飲むようにさせたい」と言い張って柵の中の細い通路に2日ほど閉じ込めておいたのですが、子牛が近寄るたびに頭突きをしていてまったく母親という自覚がないようなので(ある様子なのだけど、これが自分の子牛だとわかっていないみたい。この牛は私たちにはとってもおとなしい)昨日そこから出して、ほかの牛たちのところにもどしてやりました。子牛は哺乳瓶から喜んで飲んでいます。去年生まれた子牛達と一緒の柵の中にいるので、ミルクをやったついでに餌も食べられるようにしつけていけたらいいなと思ったいます。おかんさま、ご指導よろしくお願いします。

これからの牛たちは、これほど手間をかけないでもらいたいものです。




  1. 2007/05/11(金) 14:16:23|
  2. | コメント:12

両親帰る

5月9日(水)晴れのち曇り 最高気温 +23度 最低気温 +6度

昨日(火)の最高気温はなんと28度でした。今夜は冷え込んでプラス1度まで下がるそうです。午後7時の時点ですでに6度になっていました。

昨夜は一年ぶりに訪ねてきてくれた両親滞在の最後の夜だったので、遊びに来てくれたフランキーさんからもらった自家産の鶏肉を使ったローストチキンの夕飯にしました。付け合せは、マッシュポテト、チキンに詰めて焼くスタッフィング、グレービーソース、ニンジンのグラッセ、マッシュルームのソテー、サラダでした。ケージの中ではなくて放し飼いで飼っている鶏肉は肉が締まっていて、味わいがありました。店で買うものとはえらい違いです。
夕ご飯05082007


ローストチキン


夕食後はトランプの「大富豪」やりおさめ。時々娘たちとトランプをして遊んでいたのですが、レパートリーが少なかったため、今回日本から家族がきた際に新しいゲームを教えてもらって、この「大富豪」に子供よりも大人の方がはまってしまったようでした(笑)。負けたのが悔しくて寝る前にイメージトレーニングをする人(x2)や、子供が寝てから大人だけでもうひと試合しようとして子供に見つかり「ずるい」と言われたり・・・・・
大富豪05082007


グレッグが仕事先から月曜日の夜遅く帰ってきたため、夕べ初めて参加しました。初めてなのに飲み込みが異常に早く、富豪と平民の間を行ったり来たりしていて、私は全く悔しい思いをしました。あまりトランプなどしないグレッグですが、このゲームは気に入ったようで、「おもしろい」と言っていました。そりゃ~、富豪ならおもしろいでしょうよ。

子供が寝てしまったあとで、お土産に持ってきてもらった「花の舞 大吟醸」をいただきました。来てくれた4人で「大吟醸」と「純米大吟醸」を二本ずつ持ってきてくれたのです。この「花の舞」というお酒やさんは実家から10分くらいのところにあり、あっさりした飲み口のお酒でグレッグも私も大好きです。ありがとう♪
花の舞05082007



今朝またまた午前4時半におにぎりを持ってサスカトゥーンの空港まで送っていきました。5時過ぎるともう明るくなってくるので、運転は順調でした。こちらの明日の朝までにはもうすっかり自宅についているのでしょうから、なんとも不思議な感じです。

空港のカウンターもすいていて、チェックインもスムーズに行きました。係員の質問に私が全部答えたため「この二人は英語を全く話しませんか?」と聞いてきました(「話せませんか?」という意味なのですが、英語では「話しませんか」と普通聞きます。Can they......? ではなくて、Do they speak English at all?と聞きます。そのほうが物腰が柔らくて、横柄に聞こえないと思います。)「話しません。」と私が答えると、「それではゲートまで見送っていけるように許可証を出しましょう。」と言ってくれ、カードを記入してくれました。いままでそんなサービスを受けたことはなく、いつもセキュリティーのゲートの前で別れてしまうため、セキュリティーのところで何か質問されてわからないんじゃないかと心配していたのですが、こんなシステムがあったとは知りませんでした。

「ラストネームは?」と聞かれ「JORDE」と答えると、それを記入していました。今度はファーストネームでも聞くのかな?と思ったら、苗字の前に「M」と書いて、ペンが止まっています。しばらく躊躇していたかと思うと、何もいわずに搭乗ゲート、便名、時間などを書き入れ、私の両親の名前を書き込みました。そちらには「Mr. and Mrs.」と書いてあります。
チケット05082007


ちょっと待ってよ。Mってどういうことよ?MissとかMrs.とかせめてMs.とかあるじゃないの。それ以前の問題ってこと(怒)?

母親に、「ちゃんとイヤリングもしていたのに、こんなかわいい男の子(子って歳でもないけど)いないわよねえ。」というと、大笑いして「赤いイヤリングとか、マヤさんのカチューシャとか、(妹が子供たちにあげた)三つ編みの付け毛とかしとけばよかったんじゃない?」と全く相手にしてくれません。ほんとにもう、どいつもこいつもあんまりじゃあ~。

帰りの運転中、グレッグから電話があり、「いつ頃帰ってくるの?」「あと二時間くらいだけど。何で?なんか買う物あった?」と聞くと、「トラクターがはまった」とのこと。ああ~、いやだ。帰ったら昼寝でもと思っていたのに。予定が狂った。

無事に引っ張り出せてよかったけど、またバタバタした生活に戻ってしまうのね(涙)。

今回の滞在は天気もよくてラッキーでした。また遊びに来てくださいねえ~。



  1. 2007/05/10(木) 13:49:24|
  2. 日常
  3. | コメント:8

両親の滞在続く

5月7日(月)晴れ 最高気温 +20度 最低気温 +11度

今日は突風が吹き荒れる一日で、「遠州からっ風」と呼ばれるほど風の強いところにすむ両親も「サスカチュワンの風」のスケールに驚いていました。

去年自分で運転したにもかかわらず、今回来たばかりは子供たちの運転する四輪バギーに乗せてもらっていた父親ですが、
quad04302007


今では母に運転指導をするほどコツを思い出したようです。

母親といえば、先週の木曜日に生まれた子牛へのミルクやりに挑戦。この子牛の母親は初産で、水曜日の夜見回ったときには何のそぶりも見せていなかったのに、翌日の朝9時前に見たらもう子牛を産んでいました。「何かがいるようだ」という感覚はあったようですが、その「何か」が「この子牛だ」とどうしても結びつけることができないようで、全く母乳を飲ませませんでした。また詳細は次回書くとして、結果としては哺乳瓶飼育をしなければいけない羽目になりました。

その子牛は去年の子牛たちと一緒の柵に入れてあったのですが、私はほかの牛たちにも餌をやったりしなければいけなかったため、母親に頼んでミルクをやってもらうことにしました。150mくらい離れた柵の方まで行ってもらうのは面倒だったので、子牛を呼んで家の前まで連れてきました。ミルクをくれるとわかっているので喜んでついてきて、とってもかわいらしいです。子牛はビンに頭突きをしたりするので「力が結構いるわね」といいながらも、飲ませる間に「ブラームスの子守唄」やら「シューベルトの子守唄」やらを歌って聞かせて、子牛は「うっとりして飲んでいた」そうです(笑)。

IGB1005072007


滞在もあと一日ですが、日本では味わえない経験を楽しんでもらいたいものです。もちろん、トランプをする時間も取っておかねば(笑)。

  1. 2007/05/08(火) 14:29:10|
  2. 日常
  3. | コメント:11

妹夫婦帰る

5月6日(日)

もう古い話になってしまいますが(-_-メ)、金曜日の朝早く、妹夫婦が帰途に着きました。一週間の滞在だったのですが、あっという間に過ぎてしまい、二人とも仕事があるから仕方がないとは思うものの、本当にあっけないものでした。

おにぎりをコーヒーを持って、朝4時半に家を出ました。幸い前夜の雨もあがっていて、道路状況も順調。義弟がサスカトゥーンの市内に入るまでずっと運転してくれ、私は座席をリクライニング状態で楽チン、楽チン。

交通量も少なく(爆 いつもだ)運転も楽だったそうです。
050520071道路


Mixi(というインターネットのサイト)に「遠州弁」のコミュニティーがあり、忘れかけていた遠州弁を次々と思い出すことができ、車の中でも妹と「これって遠州弁?」みたいに盛り上がっていました。義弟は東京出身なので、標準語かどうか確認するのにもってこいの相手です(でもだんだん影響されて遠州弁を使ったりしているけど)。

よく考えてみたら(というほどでもないが)、私がカナダにはじめてきたのは1990年のことで、生まれてから18年過ごした遠州弁での環境と、英語になってからの環境がほとんど同じぐらいになってしまいました(もちろんその間にも何年かありますが・・・・・)。そのわりには遠州から外に一歩も足を踏み出したことのない人のように流暢に遠州弁をしゃべれる自分にビックリ。昔取ったきねづかとはこのこと?(いばることでもない)

一週間前に比べ緑もかなり増えて、春らしくなってきました。家から一時間ほどしたところは、畑の水はけが悪く、水が道路にあふれていました。ここを通れるようになるまでにはかなりの時間がかかりそうです。
050520073道


北へ向かう雁の群が朝の一休みをしている畑もありました。
050520072ギース


空港まで送っていったと思ったら、24時間後にはもうすっかり日本についたと連絡がありました。これもまた、ほんの少し前まで一緒にいたとは思えないあっけなさです。また遊びに来てもらいたいものです。家族も犬のチビもネコたちも牛たちもお待ちしてま~す。

昨日も今朝もものすごく霧が濃かったため金曜日の出発でラッキーでした。両親は水曜日まで滞在できるので、もうしばらくのんびりした時間が過ごせそうです。





  1. 2007/05/06(日) 22:21:03|
  2. 日常
  3. | コメント:16

家族の訪問その2

5月2日(水)晴れ 最高気温 +22度 最低気温 +7度

遠路はるばる来てくれた日本の家族に対するお返しといえば、「牛との戯れ」。

「ブラシかけてもらえてうれしいわ~。あ、そこもう少し強くお願いします。」
masahitofrosty04302007


ぶらしがけ05022007


義弟はうちの娘たちに感化され、リトルスターに乗ってました(笑)。「牛ってずいぶん暖かいけど、背骨がとんがってて乗るのには不向きだっていうのがわかったよ。」私がカメラを持っていくまでしばらく乗っていたみたいだけど、リトルスター全然構わず。
masahitolittltestar04302007


今日はトラクターに乗って牛の餌やりも手伝ってくれました。最初はギヤを入れたりクラッチを離すタイミングに戸惑ったみたいだけど、少ししたらとてもスムーズに運転ができるようになりました。牽引バック(笑)は「想像を越える難しさ(笑)」だったそうで「汗かいちゃったよ」とのコメント。
餌やり05022007


妹は「牛って大人になると顔がすごく長くなるけど、去年生まれの子牛はヒツジやヤギっぽい顔の形でかわいいなあ。」と不思議な感想。ネコのシマちゃん、また一緒についていったようで、牛に追いかけられて走って逃げていたとのこと(-_-メ) 妹と一緒についていったマヤが抱き上げてつれて帰ってきたと言ってました。シマちゃん、相変わらずなのね。




  1. 2007/05/03(木) 21:28:44|
  2. 日常
  3. | コメント:8

家族の訪問その1

4月30日(月)小雨・曇り 最高気温 +5度 最低気温 +4度

4月27日(金)、日本より両親、妹、義弟の4人がはるばる遊びに来てくれました。会うのは一年ぶりです。

迎えに行った日はこんな青空。いかにもサスカチュワンの、青い空に大きな雲が浮かぶ、気温19度ほどのいい天気でした。
road04302007



雪もほとんど解けていて、畑に水たまりはたくさんあるものの、ほんのちょっと前まで一面雪で覆われていたとは想像ができないほどの変わりようでした。

「全部ドア開くの?」「今までのに比べてずーっと静かじゃないの~。」「荷物トランクにそのまま入れてもホコリまみれにならないの~?」新車(笑)にみんな感動。片道3時間の道を運転した私も、クルーズが使えて感動。イヤ~、ハイテクっていいものですね。

午後8時ごろ帰宅したら、グレッグ及び子供たちは夕ご飯も食べずに(というより準備もせずに)待っていてくれました。「家を出てから24時間以内で着いたの初めてだな。」と義弟は満足げ。子供たちはおおはしゃぎ。(その前日、カンナが「おじいちゃんたち、明日もう来るの?もっと練習しとけばよかった。」「何の?日本語の?」「違うよ、相撲だよ。」)着いた途端「相撲やろう、相撲、相撲。」こんな女の子たちいる?

炊いておいたご飯と、持って来てくれた食べ物で(笑)早速夕食の支度。まず、最初に登場するのはキムチ。グレッグの大好物(ちなみに妹の大好物でもあることで、以前来たときに「このキムチおいしいよねえ~」といいながら大量に食べているところを両親に「これはグレッグさんに持ってきたもので、あんたは日本に帰ればいくらでも食べれるんだから・・・・」とたしなめられていた。)で、これをおかずにご飯が何杯でも食べられる♪
kimuchi04302007


もう一品は、実家で父が掘ってくれ、母が料理してくれたたけのこの煮物。妹のところに送られたものは最初はそのままで、次のときはゆでたものだったらしいが、我が家に届いた物は、鶏肉とちくわを入れておいしく煮たもの。子供たちも「おいしい」と大喜び。

土曜日、日曜日とともに暖かくよく晴れていたため、グレッグは庭の芝生を植える予定のところに土(堆肥)をいれてトラクターでならす作業をして、私たちは混じっていた石やビニールの細ヒモなどを拾って歩き、終わったときにはとてもきれいになっていました。
yard04302007


昨日の夕食は、バーベキュー。ヒレ肉、Tボーンステーキ1.5kgずつ、あわせて3kgの肉を焼き、8人で全部食べてしまいました。
meat04302007


バーベキュー担当の妹。「絶対落とさないでよ。」と念を押した私。
bbq04302007


supper04302007


「カナダに来ると、食事が進むなあ」というみんな。「きれいな空気、おいしい水、おまけに労働もさせられて・・・・・」料理が上手だという声が誰からも聞かれないのはなぜだ??????(笑)

今日は子供たちが学校に行ったため、家の中はいたって静か。でもあと3-4時間でその静寂も破られるんだなあ。まあ、そのときまでに体力を培っておいてもらうということで。






  1. 2007/05/01(火) 01:58:13|
  2. 日常
  3. | コメント:21

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