カナダ大平原のファームからの便り
カナダ・サスカチュワン州の大自然の中で農業をはじめて約10年。カナダ人の旦那、二人の娘、犬と猫と牛たちに囲まれた日々の出来事を紹介したいと思います。
大雪警報解除
11月29日(水)晴れ時々曇り 最高気温 −16.5度 最低気温 −21度
今年の冬は例年よりも「警報」や「注意報」が多いような気がします。先週の金曜日に「雪注意報」が出て、今週の月曜日と火曜日には二日続けて「大雪警報」がでました。昨日の夜になったらやっと解除されて、今日は晴れ間も見えました。結局30cmくらいの雪が降り、吹き溜まりになっているところは80cmくらいまで積もっていました。
まず、月曜日の朝、隣町のティズデールまでグレッグが出かけて、私はお昼過ぎにコーラス隊の練習があったのでたまたま電話をかけてきたグレッグに「昼過ぎに出かけるんだけど、道どうだった?」と軽い気持ちで聞いてみたら、「トラックだから大丈夫だったけど、車では出ないほうが賢いと思う。」と言われてしまいました。お昼前にグレッグが帰ってきたので私もトラックで出かけましたが、その帰りに家から800mくらいのところで雪にはまって動けなくなってしまいました。行くときに通った道で、道の脇に落ちたわけでもないのに、角を曲がったばかりのところが既に雪が深くなっていたため、スピードを上げそびれて進めなくなってしまったのです。全く情けないと思いながら、万が一のために持っていったシャベルで(持っててよかった)車輪の前後の雪をどかして進もうとしましたが、とにかくスピードを出せないために、ちょっと行ってはまたはまってしまうのです。それを5回くらいやってやっと抜け出し、無事に家まで着きました。路上ではまってしまうなんて全くいやになります。このトラックは四輪駆動ではないしデュアルホイールなのでよけいに雪道に弱く、それに加えて1t車なので車の前部が後部に比べて重く、駆動する後輪部が軽くて力が入りにくいのが雪道での欠点です。
子供たちが帰ってくる時間が近づいたので、バスがそこを通ってはまってしまってはいけないと思い、1.2kmほど先の曲がり角まで歩いて迎えに行きました。バスが来ちゃうんじゃないかと思って途中走ったりしたので、その角についたころにはすっかり暑くなってしまいました。
子供たちと一緒に歩いて帰ってきましたが、「ローラ・インガルスなんてこれより長い道を毎日歩いたんだよ〜」と言っても本人たちはラッキーだと思っていないようでした。
その夜除雪車のおじさんが来てくれたので、これで大丈夫と思いましたが、その夜から強い東風とともに雪が降り出し、朝になったら、道も畑も境が全く見えませんでした。前夜から除雪用のトラクターのブロックヒーターをつないでおいたので、バスの来る前にグレッグが家の前の道(私がはまったところも含めて)を除雪しました。
昨日の朝の天気予報では、「サスカチュワン州全体で雪が降っています。降っていないのはストーニ−ラピッド(ここより更に600kmほど北に行ったところ)のみで、気温はマイナス34度です。」そりゃー降らんでしょうよ。どっちを取るか悩む(笑)・・・・
そのあと昨日は一日雪が降りつづけましたが、今朝になったらやっとやんでいました。
風が西風に変わって、バスを待つ子供たちが寒そうだなあと思い、大丈夫かどうか様子を見に外に行ったら、クリスマスコンサートで歌う歌を大声で練習していました(笑)。陽気で何より。また今日もグレッグが除雪したため、バスは無事きましたが、他のところもかなり道が悪いと言っていました。
太陽の周りにまたSUN HALOができていましたが、今日は虹のように七色になっていました。
そのあとグレッグがトラクターで庭、ベール置き場、餌やり場などの除雪に一日費やしました。私はトラクターで近寄れない建物周りや吹き溜まりの雪をシャベルでどかしました。
そんなに降ったとは思わなかったのに、かなり大きな雪の山がたくさんできてしまいました。去年ほどの大雪の冬にならなければいいけど。
夕方バスの運転手に電話して、明日から家の前で子供たちを乗せてもらうことにしました。そうすれば家の中でバスが来るまで待っていて、ドアのすぐ前で乗せてもらうことができるからです。「どちらにしてもバスの向きを変えなくてはいけないのだから、全然面倒じゃないですよ。」と言ってもらえて感謝です。天気がよくなったと思ったら、今夜はマイナス27度まで冷え込むそうです。風による体感温度はマイナス36度と言われています。全く極端。
2006/11/30(木) 15:34:24
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天気
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グレッグ トラック免許取る
11月27日(月)曇り 最高気温 −15度 最低気温 −18度
相変わらず寒い毎日が続いています。先週の土曜日にはサスカトゥーンでカナダ大学間のフットボールの決勝戦がありました。サスカチュワン大学と、ケベック州のラバル大学の間で行われた試合でしたが、気温がマイナス23度、風による体感温度はマイナス32度にもなるといわれ、応援する人は防寒対策に念を入れるようラジオで勧告していました。
こんな寒い中、なんと1万2千人もの観戦客でスタジアムはいっぱいになったとのこと。物好きもいるものだと、フットボールのファンではない私は思ってしまいました。なんと、結果はラバル大学が勝ち、地元のファンはガッカリだったと思います。選手たちはみんな手がかじかんでボールのパスがうまくできなかったみたいです(そりゃそうでしょうよ)。
とにかく、先週の半ば、天気がこれほど悪くなるちょうど前日に、
グ
レッグのトラックの運転テスト
がありました。結果は、
おめでとう。無事合格です。練習にはトラックに貨物トレーラーをくっつけたものを運転したのですが、全長が23mくらいあるとのことで、これをバックさせたり細い横道に入っていったりするなんて、神経がもたない・・・・トラックの運転手を尊敬します。
グレッグの試験は11時からだったのですが、その日は朝から二人落とされていたらしく、教官が「計量所では必ず止まるように。」と口をすっぱくして言っていたらしいです。練習では二人一組(プラス教官)で一台のトラックに乗り、交代で運転をしていたそうですが、そのときにグレッグが「上手だなあ」と思った人が試験のときに計量所のライトが光っているにもかかわらず(ライトが点滅している時には大型トラックは必ず止まって重さを量り報告しなくてはならない)止まらずに通過してしまったらしいのです。きっと緊張して見落としたのでしょう。落ちた人は翌日もう一度テストのチャンスがあったらしいので、受かってたらいいです。
でもこれで免許がもらえたわけだから、法的にはニューヨークとかロサンゼルスとかへ大型トラックで行っちゃうことができるわけです。ひえ〜・・・サスカチュワンのド田舎で免許とって州外に出るなんて危なすぎ〜。
グレッグはトラックの運転手になるつもりは全くないらしく(自分の父親がず〜っとそれを仕事としていたのを見てきて、最もなりたくない仕事のひとつだと思っているらしい)これからベールとか運ぶのにトラックを合法的に運転することができるようになるのが目的だったので、これで一往目的が達成されました。
翌日天気が悪かったので、「良かったねえ、昨日天気のいいうちに試験すんで。」と言ったら、「別に関係なかったと思う。」ですって。全くかわいげのない奴だ。ちなみに朝ご飯作りは私に戻ってきました。ガッカリ。
2006/11/28(火) 07:16:56
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日常
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極寒始まる
11月12日(木)雪&突風 最高気温 -16度 最低気温 -22度
朝起きたら大雪警報が出されていました。グレッグは午後1時にサスカトゥーンで用事があり(片道3時間かかる)、「行くの見合わせれば?」とも思ったけれど雪がひどく降りだすのはお昼くらいだから早めに出て午前中に買い物などを済ませて1時の用事の後すぐ帰ってくれば大丈夫だろうと出かけていきました。この前グレッグがサスカトゥーンに行ったときもすごい雪の日で、私だったらあんな道の運転は神経が持たないと思うのですが、グレッグはそういうことに対しての耐性レベルが高いようです。出かけるときに家の前の畑にはSUN DOG、SUN PILLAR、SUN HALOという現象が見られました。太陽の光線が、とても高度の高いところにある冷たくて薄い雲を通すとこのような現象が見られるそうです。日の出時によく見られます。右側が太陽で、左の光っているところは少し虹のようにもなっていました。そこから虹のように丸く輪を描いて、同じ物が太陽の右側にも見えましたが、カメラと回りの木々の影響でみんな一度に写真に収めることができませんでした。
今更ですが、そのSUN HALOの右半分の写真もついでに。左側が太陽です。このように太陽の左右に太陽のように明るい光があるのがSUN DOGSだそうです。言葉の由来や意味はわかりませんが、日本語ではなんというのでしょうね?
今日明日と学校が休みなので(また!)本当は一緒に行って買い物でもしたかったのだけど、天気が悪いようなら家にいてちゃんと牛の餌をやったほうがいいと思って私たちは行きませんでした。
トラクターのブロックヒーターのコンセントを入れちゃんと作動していることを確認し、ニワトリの餌などをやった後朝食の片付けなどをしていたら友達から電話があり、「卵2ダースくれる?子供たちも休みなんでしょ?お茶にでも来れば」と誘われたので「じゃあ、今から自動車のブロックヒーターをつけるから、1時間半くらいしたらたぶんエンジンかけられると思うよ。」と言って10時半近くに遊びに行きました。コーヒーを飲んで雑談をしてさあ帰ろうと思ったら、「一緒にお昼も食べていけば?」と誘ってもらって結局家についたのは2時ごろでした。あ〜久しぶりにリラックスできて良かったなあと思いながら牛の餌をやるためにトラクターのエンジンをかけようとしたら、低い音でグルグルといっただけでエンジンがかからないのです。「え、ヘンだな。ちゃんとブロックヒーターつけといたのに。」と思ってみてみると、ガレージの外壁にあるコンセントの差込口が突風のため少し抜けかかっているではありませんか!!!出かける前はちゃんと動いていたのに、あんまりです。古い差込口なので少しゆるいのは分かっていたのですが、今まで毎日何の問題もなかったのに、こんな寒い日にあんまりです。
まだ時間早いからよかったと思いながらガレージに置いてあった予備のバッテリーを家の中に持っていって充電器に接続しました(万が一必要だといけないので)。
気温が−16度くらいだったので、2時間半くらい(その間も何度もブロックヒーターが作動しているか確認に行った)たってもうそろそろかかるだろうと思ってもう一度やってみましたが、グルッといっただけでさっきと変わりません。いくらやってもかからないのは分かっているのでやればやるだけバッテリーの無駄だと思い、だんだん暗くなってくるしどうしようかなと思いました。仕方がないので家の中で充電しておいたバッテリーを持ってきてトラクターのバッテリーとケーブルでつないでエンジンをかけたら一発でかかりました。
餌をやり終えて戻ってきたらちょうどグレッグが帰ってきたところで顛末を話したら「バッテリーブランケット(バッテリーを保温するための電気チョッキのようなもの)かければよかったのに」と責めるように言ったので「ちゃんとそれもかけときました。」と言っておきました。たぶんバッテリーが古いのではないかと思う(5年は経っているはず)ので、明日からが事実を突き止めるいいチャンスです。
夜11時の今、まだまだ雪が降っていて大雪警報も続いていますが、明日の朝までに気温はマイナス8度まで上がるそうです。土曜日、日曜日の最高気温の予想はマイナス21−23度と書いてありました。朝友達の家に行く前に、「今日あまり天気よくないみたいだから、また天気のいい日にしようかな?」と言ったら旦那さんに「そんなこと言ったら来年の3月じゃないか。」と言われてしまいました。最も。
グレッグも雪に降られずに無事に家についてよかったし、子供たちが明日学校がないのもラッキーだと思いました。強い東風と一緒に雪が一晩中降っていたら、除雪車が来てくれるまで出られないかもしれません。ああ〜、またこの季節が来てしまったなあ。
2006/11/24(金) 14:36:15
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天気
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もしかして、もしかしてその2
11月21日(火)晴れ 最高気温 +1度 最低気温 -6度
この前電気を引いていた小屋
のところに今度はこんなタワーがたちました。
いかにもワイヤーレスインターネットといわんばかりの!!
村の人たちに何のタワーか聞いてみましたが、「携帯の入りがよくなるようにじゃないの?(ビヨークデールは谷間なので携帯が入らない)」とか「インターネットみたいだけど誰がやってるか知らない」とか、いまいち埒があきませんでした。
郵便局に行ったとき、コーヒーやさん(聞こえはいいけど、村一件のレストラン(これもまだ聞こえがいい)。農家の人たちが集まって噂話に花を咲かせたりするところ。バスの荷物もここで受け取る)の奥さんがいたので、そのタワーのことを知っているか聞いてみました(工事をする人たちはこのお店でお昼を食べていた可能性が高い)。
その人によると、やはりワイヤーレスインターネットのためのタワーで、直径50kmくらいの範囲に電波が届くらしく、ここから北西のティズデールの町の近くにもあって、ビヨークデールから更に南東に行った町にも設置されているそうです。設置している会社名を教えてくれましたが、誰が加入できるのか、どうやって契約するのかなどまだ誰にも分かっていないようです。
会社の電話番号を教えてもらいましが、セールス担当の人が外出中で話を聞くことができませんでした。
でもこれで本当にハイスピードに加入できたら・・・・・・またまた期待が膨らんでしまいました♪
2006/11/22(水) 13:34:36
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田舎のお話
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帰ってきた牛たち
11月19日(日)晴れ 最高気温 -4度 最低気温 -15度
予定通り、期待通り、
サメ軍団が家に帰ってきました
。こんなうれしいことはありません。
今日は地元のプリスクールが主催する「クラフトフェア」の日で、子供たちが所属するスケートクラブ(リンクは天然の氷なので、まだ始まっていない)も資金集めとしてクリスマス用のポインセチア(なぜかクリスマス時にいつも飾られる花)を売りました。
そのため私は1時半から2時半までそのブースに座っていなくてはならず、その間にグレッグが放牧地までの道のチェック(途中に木が倒れて道をふさいだりしていないかとか)しておく予定でした。
帰ってきたらグレッグはちょうど寝床用の麦わらのベールをトラクターに積んでいるところで、「もう道チェックしたの?」と聞いたら、「いや、どうせだったら牛たちを迎えに行きながらチェックしようと思って。」とのこと。「この麦わらをこれから餌をやる畑に敷いておくから、四輪バギーで放牧地に行って牛たちを後ろから追ったてる準備をしておいて。」といったので、とりあえず放牧地まで行きました。牛たちが通る小道ではなくて、いつも餌やりに使う道路を通っていったのですが、このバギーは四輪駆動ではないため雪道にあまり強くなく、あの勾配の急な小道を通ろうとしたら、絶対スピンして登りきれないだろうと思いました。
放牧地についたら、餌をもらえると思った牛たちはモ〜モ〜と大騒ぎ。グレッグが来るのをしばらく待っていましたが、全然来る気配がないので、小道の様子はどんな風か歩いて見に行くことにしました。かなりの坂道の上に雪が積もっているので、トラクターでも上るの大変そうだなあと思い、グレッグに「トラクターで来ないほうがいいよ。」と言おうと思いましたが、小道を渡りきっても全然行き会いません。反対側の放牧地に出ると、トラクターが畑に止まったまま、もう一台の大きいトラクターをグレッグが運転してくるのが遠くのほうから見えました。「ははーん、さてははまったな。」予感どおり、グレッグは去年からの麦わらが山になっているところに近づきすぎて、はまってしまったのでした。たまたま戻ってきた私がもう一台のトラクターに乗り、何回かトライしてやっと脱出しましたが、また私の運転技術が悪いと怒り大爆発!!そんな柔らかそうなところに近づきすぎた自分が悪いんじゃん。私が戻ってこなかったら自分ひとりで引っぱるつもりだったのでしょうか?全く呆れます。
「もう暗くなるから、とりあえず牛たちを連れてこようよ。」といっている私を完全に無視して残りの麦わらを敷こうとするグレッグ。私は暗いところではよく見えないため遅くなるのがいやで、「もういいよ、それなら自分ひとりで連れてくるから。」といってまた小道を戻って牛たちのいる放牧地まで行きました。
牛たちはちょっと離れたところに行っていましたが、私が呼んだらみんな怒涛のようにゲートの近くまで来ました。全員いるかなとチェック。実はこの3日ほど、餌をやりに行くたびに種牛の「ミスターグッドルッキング」がフェンスの外に出ていたのです。フェンスの機械をチェックすると電圧は7000ボルトあるのですが、雪は絶縁体の働きをするため、雪の上に立っている状態でフェンスに当たっても1800ボルトぐらいしか感じないのです。種牛は別にどこかに行ってしまうというわけではないのですが、もし他の牛たちが真似してみんなでてしまったら困った事になるし、エレクトリックフェンスは牛の心理に働くものなので、電気が通っていなくてもフェンスを警戒してもらわないと困ります。
牛たちの間を歩き回って種牛を探しましたが、やっぱりいません。全くもうどこに行っちゃったのよーと思って待っていると、遠くの方から平然とフェンスをまたいで戻ってきました。全く頭に来る。春に感電して怖がっていたのに、バシッともう一度感電してもらいたいものです。
みんなが揃ったのでゲートのワイヤーをはずして牛たちに後をついて来させました。私を追い抜くとセキを切ったように流れ出して引き止めることが不可能なことが分かっているため、棒を持って牛たちの前で振り回しながら私を追い越させないようにしました。一度でてしまったからにはやり直しが聞かないので、心の中で「お願いだからちゃんとついてきてよ。」と思いながら急な坂道を下っていきました。牛たちは順序を入れ替わりながらも私の後ろを付いてきてくれ、勢いがつきそうになると私が大きな声を出してゆっくりさせ、遅すぎるなあと思ったときには呼びかけてスピードを少し上げさせ、坂の一番下の水が流れている細いところまで来ました。放牧地に連れて行ったときと同じようにそこで少しだけ躊躇しましたが、混乱を招くほどではなくてスムーズに渡ってくれました。そこから後は一気に上り坂です。そこまで来てしまえば私を追い抜いていっても迷うことはないので構わず先を行ってもらいました。一番最後はミスターグッドルッキングと5-6匹のギャロウェーの子牛でしたが、みんなはぐれずついてきてくれて、ホッとしました。2kmの急勾配の道を3回も行ったり来たりして私の心臓はバコバコ。やっと放牧地にたどり着くと麦わらを敷き終わったグレッグがトラクターで待っていて(待っていてくれるように頼んでおいた)牛たちを家の近くの水呑場まで誘導していきました。私はもう一度戻って四輪バギーを取りに行かなくてはならなかったのですが、その小道をまた通るのはさすがに疲れたため、水汲みに使っていたビーバーのダムのところが凍っていたので(この前犬のチビが渡っていた)その氷の上を渡って行きました。
あ〜、良かった。明日から餌やりが楽になります。ちゃんと付いてきてくれた牛たちに感謝、感謝。
2006/11/20(月) 15:31:14
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牛
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ニワトリその後
11月18日(土)晴れ
さて、冬仕度のために
引っ越したニワトリ
ですが、幸いなことに元気にしています。ベールを積み上げて断熱材にしたのですが、風を遮断することができなかったため熱が屋根裏に逃げてしまってあまり暖かくしておくことができませんでした。そこで、今度は壁と天井両方のベールの内側にビニールシートを張り巡らし、熱を逃がさないようにしました。そうしたら効果てき面で外がマイナス15度でも中はプラス2-3度に保つことができました。
水と卵が凍らなければそれでいいので(あまり暖かくなるとバクテリアとか繁殖しそうだし、通気が悪すぎても不健康な気がするので)これで真冬になっても寒すぎなければいいなと思っています。ドアが1枚の扉でそこからも寒気が入ってくるので、内側にビニールシートをカーテンのように垂らしてバリアを作りました。
しばらく前に一羽のニワトリが自分の顔を狂ったように掻きむしっていて、左の目が開かなくなってしまっていました。明らかに他のニワトリと比べて小さいし、トサカも薄いピンクのような色になってしまっていて、どうしたのかと心配になりました。その日は行く度にもう死んでるかとこわごわだったのですが、電気の下でじっとしたまま餌も食べず、そのうちにまた掻きむしっての繰り返しでした。捕まえて左眼を手でこじ開けたら、何とか開けていることができました。
ダニでもついたかと思って牛のダニ予防に使うアイボメクチンという薬をかけようと思いましたが(獣医さんはネコにそれをかけてもいい・・・もちろん超微量・・・といってくれたので))とりあえず、獣医さんに電話をして確認してみました。
「あの、ニワトリについて詳しくご存知か分かりませんが・・・・・(ニワトリって獣医で扱うものか?扱うはずだよなあ・・・・とちょっと不安)」と聞いてみたら、「他のニワトリは元気なんですか?もしそうなら、他の鳥たちに被害が広がる前にそれだけ処分した方がいいですよ。」うーん、確かに言われるとおり。最もだ。でも、処分っていったって・・・・・
と思って見に行くと(どうせなら死んでてくれますように)、前日に比べて元気になっているではありませんか。もう掻きむしっていないし、トサカの色はよくなっているし、目もあいてるし・・・・・自然回復?結局分からないまま、全快してしまいました。他のニワトリにも移らなかったみたいだし、良かった良かった。
と、思えばそれよりちょっと前に、一羽のニワトリが子宮脱みたいになっているのにも出くわしました。どうしたのかよく分からないのですが、臀部の羽が抜けたりぐしゃぐしゃにくっついてたりして内臓のようなものがはみ出していたのです。明らかに異臭も放っていて、不気味と思ったけど、本人(?)は元気だし、トサカの色もいいし、よく食べて水も飲んでいたので、それも様子を見ることにしました。
それを発見する前日くらいに、ものすごく大きな卵をひとつ見つけたので、もしかしたらその巨大卵を産むときに子宮が出てしまったのか?とも思いました。(でもその卵がそのニワトリから生まれたという証拠がない)中に卵黄が二つ入っていました。
よく分からないうちにそれも直って(どれがそのニワトリかわからなくなってしまったので)ホッとしました。大きい、あるいは小さい卵が生まれるとおもしろい!って思いますが、それは異常のサインのようです。6月のはじめにとても小さい卵を見つけたことがあるのですが、そのあとにニワトリが一羽死んでしまったので。平凡な普通の卵が一番です。
2006/11/19(日) 01:32:01
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卵
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極端な天気
11月16日(木)氷雨のち晴れ 最高気温 +4度 最低気温 -4度
もう来年の春までプラスの気温を見ることがないかと思っていたのですが、なぜか今日はプラス4度まで上がりました。屋根の雪はどんどん解けて、ぽちゃぽちゃとしずくがたれてくるし、全く驚きました。朝グレッグがトラックの運転講習に出かけて行ったころはちょうど氷雨が降り始め、ティズデールまでの道路は滑りやすかったそうですが、私がお昼近くにティズデールまで行ったときにはもうすっかり解けていて、全く心配要りませんでした(それがわかってたから行ったのですが)。私がティズデールに行くのは全く久しぶりで(グレッグの運転講習が始まって以来。帰りに店によって必要なものを買ってきてもらっていたため)ビヨークデールに比べると雪の量が断然少なく思いました。
いつものパン屋さんによってパン10斤(日本の食パンの大きさではなくて、一斤の長さが30cm以上ある。10斤まとめ買いすると値引きしてくれるので、冷凍しておきます。)持ってカウンターで順番を待っていたら、後ろに来たおじいさんが、「今日は家でパン焼かないのかね?」と言うので、「この様子だとしばらくは焼かなくていいようですね。」と答えておきました。その人もパンを2斤持っていたので、「あなたこそ、パン焼かないの?」と聞いたら「うちのワイフはロールパンを作るんだけど、ワシは食パンの方が好きだから、このお店をサポートするためにパンを買いに来たんだ。」なんて言っていたので、「私も地元のこのお店に貢献しなきゃって思ってたところよ。」と冗談を言い合っておきました。一度も見たことのないおじいさんだったのだけど、こちらの人は気さくに話し掛けてくれるので、気持ちがとても和みます。お店のレジでも、ちょっとした会話をすることが多いし、黙って立っているよりは、「こんにちは、お元気?子供たち大きくなったでしょうねえ。」くらいの軽い会話はうれしいものです。
さて家に帰ってきて牛の餌やりに行きました。家の近くの畑も少し土が見えますが、雪がやっぱりたくさんあります。
最近寒い日が続いていたので、水飲み用のタンク(水槽)の氷がきれいに取りきれずにだんだん厚くなってしまっていたのですが、今日暖かくなったせいで、簡単に斧で割ることができ、側面についていた厚さ20cmくらいの氷を全部取ることが出来ました。
夕食のときにそのことをグレッグに言ったら、「そんなことしなくても、トラクターのフロントエンドローダーで水槽を持ち上げて逆さまにすれば簡単に取れたのに」ですって。確かにそのとおり。全く考えもしなかったぜ・・・・と思ったけど、実はこの氷を斧で割っていくのはかなりの快感だったのです(耳の掃除をしていて(他人の耳がいい。中が見えるから)、すごく大きいのが取れたときの感じと似てる)。20cm厚さで、長さ、幅とも30cmくらいある氷は、シャベルですくい出す時にかなり重かったけど、これで水槽がすっかりきれいになりました。
とにかく毎日の餌やりと水やりに時間がかかってしまうので、今週末に牛たちを家に連れ戻すのが楽しみです。明日は氷点下の予報ですが、週末は0度以上になるらしいです。何でこんなに上がったり下がったり?
2006/11/17(金) 14:31:55
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天気
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冬支度進む
11月12日(日)晴れ 最高気温 -9度 最低気温 -14度
冬支度といったって、もうすっかり冬になってしまっています。夏の間中子供たちが遊んだトランポリンも枠以外はすっかり片付けました。ネット(?)の部分をはずさないと冬の間の雪の重みでばねが延びてしまうからです。
牛の餌用のジョンディア4010にも冬用にジャケットを着せています(サイレージベールのラップフィルムを巻いてエンジンに風がひどく当たらないようにするだけ)
家の台所の窓にも内側からセロハンフィルムのようなものを張りました。
このお姉さんがにこやかに微笑みながらヘアドライヤーを当てているものは、ものすごく薄い透明なビニールで、両面テープを窓枠に張ってこのビニールを広げ、ドライヤーの熱でビニールが縮んでピンと張り、風を遮断するものです。
うちの窓はほとんどが3重ガラスなのですが、台所の流しの前の窓と
テーブルの近くのガラス戸(将来的に外側にデッキを作って外側に出られるようにするつもり。そこでバーベキューなんていいなあと思うのだけど・・・・いつの話だろう?)は2重ガラスなので真冬に近くに行くと寒いし、湯気が立つことが多いところなので結露しやすいのです。そのため去年から冬にはこのフィルムを張っています。説明書きには「フィルムを張ったらドライヤーを最強にして"6mm"の距離から熱風を吹き付けましょう。」と書いてあるのに、まだそんな近くでやらないうちに「あららら・・・・」熱すぎてフィルムが溶けて穴が開いてしまいました。買ったばかりなのにあんまりだ・・・・また家族から非難を浴びる。とりあえず余っていたフィルムとテープで継ぎ足しておきました。すごくみっともない。どうせだったらもっと目立たないところに開いてくれればよかったのですが。
おまけに、ここは床までガラスなので、去年ネコのブラッキーが外を眺めていてフィルムを破いてしまったことがあるのです。その予防に、昔テーブルクロスの上にしていた厚手の透明ビニールをテープで貼り付けました。これもすごくみっともない。でも、破られるよりはいいし、去年やってた水色のシーツを赤いテープで貼り付けるのよりはましだと思って(比較の対象がひどすぎる)。
さすがにこのフィルムを張ると、密封性がぐっとよくなります。
さてこんな風に家の内外で冬支度が進んでいますが、この前グレッグのいないときにトラクターを使って庭の片づけ(私の大好きな仕事♪)をしていたら
公共放牧地のマネージャーのカウボーイ
さんが急に登場してビックリ。「あら、こんにちは。(馬は?トラックは?)」なんと、その日は徒歩で登場。
「やあ、トラックがはまっちゃってねえ。全く申し訳ないけど、引っぱって出してもらえるかなあ?」
うちの前の道は一般に使われる道ではなく、800m行った先に公共放牧地へのゲートがあるだけなのです(公共放牧地へ行く人もそこからはいることはない)。普段からぬかるみやすい道なのですが、今年は春先の雪解けと大雨、秋の大雨のせいで道路の上を2ヶ所水が流れてしまっていて、ぬかるんでいてとても通れませんでした(トラクターでもやっと)。
カウボーイさんは鹿の狩猟をしにくる人たちのために、もう牛のいなくなってしまった放牧地へのゲートを開けておいてあげようとしてはまったらしいのです。簡単に引き上げられたので良かったけど、「もう寒い日がしばらく続いているから、もうすっかり凍ってると思ったよ。まさかこんな柔らかいとは思わなかった。」とのことでした。
「また誰かが間違って通るといけないから、なんか札でも立てておくから。」と言ったので「じゃあ私も通行止めと書いた札を持ってきます。」といってトラクターをしまいに行きました。
私の作った札はこれ。「とても柔らかいため、立ち入り禁止」
板もその辺で見つけたヘンな形のものだし、字も汚いな・・・・と思ったものの、カウボーイさんの作品に比べたらまだいいかも。
とりあえずトラックの中に入っていた棒や板切れをとてもぬかるんでいるところにさしておいたらしい。
これだけ注意書き(?)がしてあるんだから、ハンターの皆さん入ってはまったりしないでください。
追伸:夕方になってグレッグが「牛たち、いつ連れて帰ろうか?」ですって。「は?なんておっしゃいました?」と耳を疑ってしまった私。「
あと一月
」はどうしたんでしょうか?「来週末にでもぜひ。」と言っておきました。あんなに頑固に言い張っていたのにヘンなやつじゃ。
2006/11/13(月) 14:36:58
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日常
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Remembrance Day
11月11日(土)雪・曇り 最高気温 -2度 最低気温 -9度
11月11日は終戦記念日に当たるRemembrance Dayです。この日は第一次世界大戦が終わった日で、カナダをはじめ英国連邦の国々で記念式典が行われます。第一次、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ボスニア、アフガニスタンなどでの戦争でなくなったカナダの兵士たちをしのんで平和を祈る日です。11日は休日なので、ビヨークデールの学校では8日(水)に式典が行われました(9日、10日は学校休み)。
学校の体育館には、子供たちの作ったポスターや詩などが展示されていました。
式典には近くの村から復員軍人や戦時中に尽力した人たちが呼ばれ、ビヨークデールの村や学校を代表して何人かが花輪を添えたりしました。
私はここ数年カナダ国歌「O CANADA」とイギリス国歌「GOD SAVE THE QUEEN」の伴奏のために呼ばれています。ほかに伴奏をする人がいないので仕方がないのですが、戦時中は敵国民であった私が終戦記念日にカナダの国歌を弾くというのもとても不思議な気持ちがします。
カナダは英国連邦のひとつなので、第二次世界大戦中は香港を援護して、日本軍につかまって捕虜になってひどい仕打ちにあった人もたくさんいます。
そうかと思えば、明治時代のはじめに日本からカナダ・バンクーバーの近くに移住してきた人たちも、第二次世界大戦中に持ち物をみんな取られて内陸に強制移動させられ、それまで一生懸命働いて築いた会社も資産も全て失うことになった人たちもたくさんいます。
そんな過去のことを考えると、今のカナダはなんて平和なんだろう、と改めて考えさせられます(もちろん、平和保持目的でアフガニスタンに派遣されて、戦闘に巻き込まれて亡くなっているカナダ人の兵士の報道もありますが)。
しかし、問題は子供たちの歌!!!「O CANADA」も「オー、カーナダー」の出だしだけは元気がいいのですが、そのあとすぐに怪しくなって声も小さげ。
更に悪いのはイギリス国歌。歌う機会がほとんどないので余りよく覚えていないのは仕方ないのですが、初めて伴奏を頼まれた年は、前奏のあと誰も歌い始めないので、間違ったのかと焦ってしまいました。
それ以来毎年この式典の前に2-3日練習をするようにしています。はじめはしどろもどろの子供たちも、本番前には何とか元気に歌ってくれます。カナダ国歌はとてもいい歌で、聞いていて「がんばろー」という気にさせてくれます。君が代は表彰台のところで聞くのは「ああー よくやった。」と感慨にふけりますが、試合の前に聞くと士気をそがれる感じが・・・・
2006/11/12(日) 14:54:06
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日常
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お弁当大失敗
11月8日(水)
グレッグの大型トラック教習は二週目に入りました。朝ご飯作りも順調に二週目に突入です。
毎日お弁当を持っていくのですが、教習を行う場所(ティズデールにある何かの工場)のランチルームに電子レンジがあるということを発見したそうです。
月曜日、時間があったので久しぶりにロールパンとハンバーガー用のパンを作り、夕食はハンバーガーにしました。グレッグは、家で作るハンバーガーが好物のひとつなので、「じゃあ、電子レンジがあるんなら、明日のお弁当はハンバーガーにすれば?」といって、昨日の朝、小さい容器に「レタス、トマト、たまねぎ、ハンバーガーのお肉、マヨネーズ、マスタード、スライスチーズ」などなど入れて送り出しました。おまけに使い捨てのお皿やナイフもつけて。この細かい心配り♪
前日のパンがとてもおいしくできたので、今日はいいお弁当になるな、と自画自賛しながら子供たちの朝ご飯を用意しようと思ったら・・・・・・
なんと!カウンターの上にハンバーガー用のパンが二つ
あららら・・・・一番大事なものを入れ忘れた!!!!!どうしよう!!!! といったところでもうグレッグは出かけてしまったし、最悪。一気に自己嫌悪↓
せめてもの期待は、その日にトースト用のスライスしてあるパンを買ってきてもらうように頼んであったので、お弁当のときにその惨事に気づいてパンを買いに行ってくれ、代用してくれることでした。
夕方帰ってきたグレッグに「お昼パン入れ忘れた。ごめんねえ。どうした?」と聞いたら、「弁当袋を開けて、まさかと思って探し回った(やっぱりね)。更に悪いことには、今日は一日運転の練習だったのでずーっと出かけてて、お昼には近くの町のファーストフードレストランに立ち寄って、残りの二人は出かけだけど、自分はお弁当を持っているからいいと断ってからこの現実に気がついた。電子レンジもなかったから、結局冷たいハンバーグのお肉にマヨネーズを塗って食べて、次はトマトとスライスチーズを食べた」そうです。可哀想過ぎ・・・・・
あまりに悲惨で思わず笑ってしまったら、カンナが「え、でもそれお母さん自分の失敗なんじゃないの?もうそのことについて話すのはやめよう。」と提言してくれました。情けなさ過ぎると思ったのでしょう。
今日は冷たくても食べられるサンドイッチにしました。でも、毎朝コーヒーを持っていくのだけど、それあげるの忘れた。老化現象という言葉が頭の中をよぎり始めた毎日です・・・・・
2006/11/08(水) 22:35:49
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日常
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リモガールと娘たち
11月6日(月)曇り 最高気温 -3度 最低気温 -6度
今日はどんよりとした曇り空でした。昨日の朝は、マイナス5度にもかかわらず雨が降り、なんだなんだと思っている間にどんどん暖かくなって、午後にはプラス6度まで上がりました。今日もサスカチュワン州南部の方では10度以上になったと思います。その一方、ここから更に北の地域では大雪警報が出ていて、明日は15cmくらい積もるといっていました。この辺には「道路凍結注意報」が出ています。日本の国土の2倍あるサスカチュワン州ですので、天気も様々です。
外はマイナス5度なのに、窓が雨で濡れていました。
私たちは10年前に去勢牛4頭と、未経産の雌牛(1歳)16頭を買って農業をはじめました。今うちにいる雌牛たちはみんなその16頭の娘や孫たちです。もともとの牛たちには「ブリスケットタグ」と呼ばれる番号札をつけました。ブリスケットタグは、耳標に比べて取れてしまう確率が低いということですが、着けるのに特殊な器具が必要なのと、着けるために牛を
ヘッドキャッチャー
で固定しないといけないので、それ以来やっていません。着けた15頭(ネリーという牛はものすごく神経質だったので・・・・今はもう違うけど・・・・牛舎の中に入れられなかったため、番号札なし)のうち、取れてしまったのはファニーとフロスティーだけなので、耳標に比べると、いい確率で残っています。
5番の札をつけているのが、私が個人的に一番ベッピンさんだと思っている「リモガール」です。現在11歳、一番最初からの牛の一匹です。親はギャロウェーとリムジン種の交配です。
私が動物の中で一番好きな「キリン」を想像させる、スリムで背の高い牛です。立場的にはかなり上のほうに陣取っていて、体を掻いてあげるブラシを持っていくといつまでも後をついて回ります。
リモガールはこれまで10頭の子牛を生みましたが、そのうち6頭の雌牛が繁殖牛としてうちにいます。子牛たちは、生まれた年ごとにA、Bと頭につけて、その後は母親の番号をつけます。
一番初めの子供(Z5)はギャロウェー種と交配した去勢牛でした。お肉にして、自家用においしくいただきました。
二番目は雌牛のA5(種牛:レッドアンガス)だったのですが、リモガールは、子牛出産のほんのちょっと前に金属が胃の中に入ってしまう病気(放牧中に鉄条網をとめる釘でも食べたのか、急に食欲が落ちて元気がなくなってしまい、獣医さんに来てもらったら、多分前に金属を間違って食べてしまって、子牛が体内で成長するに連れて何ヶ月もたってから金属が胃を圧迫しているのでは、ということで長さ10cmくらいの磁石を飲ませて、抗生物質の注射を打ってもらったらすっかり直りました。牛は何でも見境なく食べるので(そのとおり)、そういうことになりやすいらしい。今でも磁石がおなかの中にあるはずです。)にかかったので、子牛がちょっと小さめで、結局売りに出してしまいました。
三番目も雌牛のB5(種牛:レッドアンガス)。その前の年のA5を「ティンカーベル(小さくてかわいかったので)」と呼んでいたので、その後釜として「T−2」と呼ぼうとしましたが、あまりにワイルドな子牛だったので「ワイルドワン=ワイルドなやつ」という名前になってしまいました。
四番目に生まれたのはC5(雌牛)種牛:レッドアンガス。生まれたばかりはリモガールそっくりでこんなにかわいかったのです。
なのに、なぜか今では
ミートボール
。産後のやつれも全く感じられません。
五番目は
パロミノ
と呼ばれるD5(種牛:シメンタール)。お母さんによく似た体形、性格をしています。
六番目が「元祖サメ女」のE5(種牛:シメンタール)。態度がでかくて、いつも血走った目を剥き出しにして餌に突進してきます。
七番目F5(種牛:シメンタール)は去勢牛で出荷しました。
八番目は雌牛のG5(種牛:シメンタール)。グレーの色の牛は市場で嫌われるので売らずに繁殖用にとっておきました。色が違っても肥育に関係ないと思うのだけど(同じ両親の組み合わせで違う色の子牛が生まれてきているのだから)、カナダのバイヤーはそういう根拠のないことで値段を下げようとするからいやです。来春出産予定の、シャイな牛です。
九番目H5(種牛:シメンタール)も去勢牛だったので出荷しました。
十番目がこのI5(種牛:シメンタール)です。体に伸びがあって、お母さんに似たような牛になると思います。
うちにいる牛たちの中でも、こんなに雌牛をたくさん産んだのはリモガールだけだと思います。どの娘もわりと態度が大きいので、トラクターのすぐ後ろにいて、餌に一番先にありつこうとしています(左からC5、D5、E5)。
リモガールは体高が高く、乳房も上がっているので子牛にしてみればとても飲みやすく、妊娠しているのかわからないほどスリムなのに毎年45kgほどの子牛を安産でポーンと産んでくれる、とてもいい牛です。来春はブラックアンガスのミスターグッドルッキングとの交配で生まれる子牛。どんな子牛かな、と今から楽しみです。
2006/11/07(火) 13:29:58
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牛
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牛の餌やり
11月4日(土)晴れ 最高気温 -1度 最低気温 -7度
昨日とはうって変わってとても穏やかな晴天になりました。こんな日は餌やりも楽しいものです。
隣人の畑の脇道を通っていると、畑ではコヨーテがねずみを捕まえていました。いつもはうちの犬のチビもついてくるのですが、今日は自分も家の近くの畑でネズミを捕まえていたため、来ませんでした。できればチビにコヨーテと接近してもらいたくないので(一匹だったらいいけど、群れに出くわしたら危ないかもしれない)、来なくて良かったです。
放牧地に到着すると、みんなが出迎えてくれます。「遅いぞ〜。腹へったあ〜。何やってたんだあ〜。」頼られてるってうれしいものです(?)
ベールをほぐしながら少しずつ山にしてみんなが一度に食べれるようにしていきますが、待てないのもいるみたいでヒモも取らないうちからベールにかぶりついています。じゃまくさ。
3週間ほど前に生まれた
C5の子牛
と、5月に生まれた
フロスティーの子牛
です。C5の子牛はまだ小さいのであまり干草を食べず、みんなが食べてる間はひまなようで、他の子牛に頭突きを吹っ掛けていったり、辺りを走り回ったりしています。
餌もやり終えて水もタンクに一杯にしたので、トラクターのエンジンをかけてさて帰ろうかなと思ったところで銃声一発。結構近かったので、牛たちも一瞬何かな?という様子。そのあと更に二発音がして、「どこからだろう?」と思って見回したら、隣の畑のリーフカッタービーとよばれる蜂(アルファルファの畑におく蜂で、葉っぱを細かく噛み刻んで巣を作り、そのときに花粉の受精をしてくれる。農家にとってはアルファルファの種の収穫をするのが目的で、蜂蜜は作らない)の巣箱の近くをトラックが通るのが見えました(牛たちのいるところの境のところにある防風林から、その巣箱までは100mくらいで、葉っぱがもう落ちてしまってるのでトラックからも牛たちが見えたはず)。「何の狩猟が解禁なのか知らないけど、牛がこんなに近くにいるのに危ないじゃない。誰よ、全くもう。」と思いながら、もしかしたら帰りがけにまだいるかもしれないからと思って戻っていくと、向こうから車のヘッドライトが近づいてくるのが見えました。トラクターから降りて待っていると、来たのはうちにミツバチの巣箱を置いてくれている人の奥さん。「今鉄砲の練習でもしてた?」と聞いたら、「まさかあ、何で?」と言われました。その人は、ここから少し南の冬支度をしてあるミツバチの巣箱のところにクマが出て、エレクトリックフェンスを壊して中に入って、越冬用の覆いがしてある巣箱を7つも壊されたので、他の場所の巣箱はどうか見回りに来たそうなのです。
その人と別れて道路まで来たら、東の方からまたヘッドライト。誰だろうと待っていたけど、乗用車でした(暗くなりかかっていたのでよく分からなかったけど、道路整備のおじさんとその奥さんのような感じ)。「何だ、乗用車か。」と思って向かいの畑を見たら、かなり大きめのムースが2匹、遠くで畑の草を食べていました。そうこうしているうちに蜂蜜屋さんの奥さんが戻ってきて、うちの巣箱は大丈夫だったと教えてくれました。「あのムース、大きいよねえ。」「でも今発情期なんでしょ?私、絶対近づかないわ。」(発情期になると、普段とてもおとなしいムースのオスは別人のように凶暴になるそうです。本で読んだところによると、汽車のエンジンの音だったか汽笛だったかがメスのムースの鳴き声にそっくりなので、汽車に突っ込む雄ムースもいるらしいです。
別れてまた帰ろうとしたら、また東からヘッドライト。こんな田舎で珍しい。手を振って呼び止めたら、今度は以前卵を買っていた近くのおばあさんの息子さんとその弟でした。「銃の練習してた?(その人はよくするので)」と聞いたら、「いや、今ドライブでもと思って来たばかり。何で?」とのこと。事情を説明したら、かなり憤慨して、「ジェラルド(土地の所有者でこの人のいとこ)に言わなくちゃ。」と息巻いていました。
結局、誰だったのか分からずじまい。「狩猟禁止」の表示がしてあるのだから、畑の中を運転して銃を撃つなんてもってのほかだと、蜂蜜屋さんの奥さんも、近くの人も怒っていました。私としては牛たちに被害がないことを祈るばかりです。
2006/11/05(日) 14:25:07
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牛
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グレッグ トラック運転教習にかよう
11月3日(金)曇り 最高気温 -5度 最低気温 -16度
朝温度計を見たら、マイナス16度。外に出たらキーンという寒さでした。それでもマイナス30度の日が何週間も続いたあとだったら、マイナス16度が穏やかで過ごしやすいと思うのですから、何ごとも見方次第ということでしょうか?ちなみに日曜日はプラス6度で小雨という予報が出ています。なんだか極端。
今週の月曜日から、グレッグは大型トラックの免許取得トレーニングのために隣町のティズデールに通っています。このコースは、カナダ連邦政府が低所得の農家を対象に、技術を身に付けるために(それによって農業の幅を広げる、農業以外からの収入を得られるようにする)必要なトレーニングなどにかかる費用を負担してくれるシステムを通じて行われているものです。
グレッグはこの援助プログラムを使って、「油田などで働くための安全に関する知識(産業に対しての知識、特殊なガスの環境のもとで働くための知識、応急処置、など)」、「牛の人工授精の技術の取得」を既に受けていて、今回のトラックの免許が終わったら、「溶接工としての資格のアップグレード」というのも受ける予定です。グレッグは若いときに溶接の学校に行って資格をとったのですが、それにもいろいろレベルがあって、もっと上のレベルがあるといろいろな仕事につきやすいのです。技術的にはできるらしいのですが、要するに「資格の紙」がないので、それがネックなのです。このコースを取ればさまざまな州で通用する資格が取れるらしいです。グレッグの割り当て金はそれでもう使い果たされてしまったと思いまが、どの技術も資格も有益だと思います。
私もその援助プログラムからは承認を受けている(条件 = 貧しい)のですが、取ってみたいコースがないので、まだ一度も受けていません。「ピアノの調律士」の資格を取ってみたいなと思うことはあるのですが、自分がやりたいことをやればいいというわけではなく、そのコースを受けて技術を取得することによって自家の農業(農家)環境を向上するもの(それによって仕事に結びつくもの)でないといけないので、ちょっと的外れという感じです。あと、子供がいるのでどこか遠くで行われている(例えばサスカトゥーンの大学とか)コースを受けるわけにも行かないし、トラックの運転免許も興味ないし(車軸がいくつもあるトラックにトレーラーをくっつけて牽引バック・・・新しく覚えた言葉♪しながら細い道を入っていくなんてとても神経持たない)、なんかいいコースないかしら?人工授精のコースがまた開かれたら、行ってみたいなと思っています。
とにかく、グレッグは朝7時前には家を出なくてはいけないのですが、月曜日には新しく買ったシリアル(ブラン・・・小麦のふすまが入っているもの)を私が食べてみたかったので、 それを朝食としました。「お弁当必要なの?」と聞いたら、「知らない。」というので、一応サンドイッチを作って持っていってもらいました。帰ってきてから、「みんなお昼どうしたの?」と聞いたら、「ボク以外はみんなどこかに出かけた。」と言ったので、「じゃあ、明日からどうする?食事代も経費の一部としてカバーされてるんじゃないの?」と言ってみました。「多分そうだと思うけど、お弁当持ってく。」え〜い、めんどくさいやつじゃ。私だったら外食の機会があれば躊躇なしに出かけていくのに、グレッグは外食が概して嫌いなのです。
シリアルがあまり好きではない(というか、しっかり朝食をとったという気にならないらしい)グレッグは、火曜日の朝食もシリアルにされると思ったのか、前の日よりも早く起きて自分でベーコンを焼いている音が聞こえてきました。私は着替えながら、「お〜、このコーヒーの香りにベーコンと目玉焼きが焼ける音とにおい。たまらないなあ。」とうれしくなって電気のついている台所まで行きました(グレッグの人気度アップ100%↑)。「おお〜、いいにおいだねえ。」といってカウンターを見たら、お皿がひとつしかなく、フライパンの中には一人分のベーコンと目玉焼き!!!「え、ちょっと何これ、自分の分しか作らなかったの〜?」「え、だって起きてくるかどうか知らなかったから。」人気度急降下500%↓↓↓
「お弁当欲しいって言ったの自分じゃん、あんまりだ。ドアあけたり音してたのに。」と、驚く、おこる、呆れる、ガッカリする、笑える、が全部入り混じったなんとも複雑な気持ちにさせられました。「あ、じゃあ今作るから・・・」いいです。自分でやりますから。とりあえず、翌日からは私の分も一緒に焼いてくれています。結構優しいじゃない。人気度回復50%↑
生徒は全部で8人だそうで、「ほかは若い人ばかり?」と聞くと、「37歳から55歳まで」とのこと。驚いたことに、その55歳の人は字が読めないとかで(字が読めないことに驚いたわけではなく、そのコースを受けていることに驚いた)、援助プログラムの方で、その人のために手伝ってくれる人を雇って(そのお金もその人の割り当て金から出る)問題を読んであげて、答えを書いてあげてるそうです。今日ひとつテストがあって、「その人どうだった?」と聞いたら、「通ったらしいよ。」とのこと。もしこれで免許をもらえて、トラックの運転手を職業として選んだら(グレッグみたいに免許取るだけが目的かもしれないけど、でもグレッグだってトラックの運転手の仕事をする可能性がないわけではないし。法的にできるわけだから・・・受かればだけど)その人、荷物積載の条例とか申請用紙とか読んだり書いたりしなくてはならないことになると思うんだけど・・・・・・どうなんでしょうか?
コースはあと2週間続きます。グレッグ、頑張って。(コースも朝ご飯作りも。せっかくなので手出しせずそのままにしておきます♪)
2006/11/04(土) 11:12:13
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日常
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うちに帰る牛たち
11月2日(木)曇り時々晴れ 最高気温 -4度 最低気温 -9度
今日は風がなく時々太陽ものぞいたため、なんだか暖かく感じてしまう一日でした。もう11月になって放牧地の草もなくなってきているため、牛たちは次々に家に帰っていきます。
というのはうち以外のこと(ーー;)。うちのはまだ
ビーバー谷の向こう側の放牧地
にいます。グレッグによると、あと一月はそこにいさせるそうですが、さてどうでしょう。私は帰ってきてもらいたいし、牛たちだって帰りたいと思うけど。
2-3日前に近所の農家の人が来たので、「あら、久しぶり。寄ってけば?」と言ったら、「いや、牛が逃げちゃったんで探してるんだ。」とのこと。公共放牧地から親子の牛50頭ずつくらいを家につれて帰って、離乳して子牛を出荷したら、翌日親牛たちが家の柵から逃げ出して子牛を探しながら公共放牧地を目指して戻ってしまったというのです。11頭はその人のお父さんのファームで見つかり、5頭はまた別の人のところで見つかり、という風だったらしいのですが、まだ4頭見つからないとのこと。それまでいた公共放牧地までは10kmくらいあって途中に谷間とか林とかいろいろあるので見つけるのが大変といっていました。カナダの農業事情が良くないので、小さい農家の人たちは出稼ぎをすることが多いのですが、その人もその一人。「いつ帰ってきたの?」とグレッグが聞いたら、「おとといの夜」。一週間休みがあるのでその間に牛を放牧地から引き上げようと思っていたのに・・・・とぼやいていました。
私たちの土地の道をはさんだ放牧地に牛をおいているウィルソンさんが、「牛を連れて帰ろうと思うからお宅の柵まで連れてきていいか?」と昨日聞きにきました。その放牧地には牛たちを拘束して家畜トレーラーに乗せるための施設(というか、要するに柵)がないため、今までは簡易パネルをいくつも持ってきてその中に牛を集めてからトレーラーに乗せたり、馬で追いながら家まで歩かせたり(全長20km近くある)していましたが、夏の間2-3回しか見回りに来ないから牛たちは半分野生化しているし、夏の間に生まれた子牛たちは人間など一度も見たことがないから、その人が姿をあらわしただけで林の中に消え去ってしまったり、牛を連れて帰るのも結構大変な仕事でした。「うちの柵を使ってくれていいから。」と何度も言ったのですが、「いや、面倒かけるの悪いから。」とずーっと遠慮していたのですが、一度につかまらなくて何日も来なくちゃいけないのなんてよけいに大変だと思いました。
ここ3年ほど、秋もかなり深くなるまで放牧しておいて、食べ物が少なくなるころベールや穀物を何回か持ってきて馴らして、そのあと我が家の前を通ってうちの柵まで連れて行ってからトレーラーに乗せるようにしていました。今年もそうすることにして、ウィルソンさんが穀物の入ったバケツで先導していましたが、子牛が2匹だけはぐれてしまって、もといた放牧地に走り戻ってしまいました。グレッグはトラックの免許をとるコースを受けているため留守だったので、「私手伝いましょうか?」と聞いておきましたが、「人馴れしてないから、人が少ない方がいいと思う。」ということだったし、結構お年寄りの牛が多かったので見知らぬ私よりは飼い主のウィルソンさんの言うことの方がよく聞くだろうからと、手伝わずにいました。
子牛2匹以外はみんな後をついて柵の中に入ったのですが、ふと気がつくとウィルソンさんは、その中からお母さんの牛を全部選り出して、放牧地に戻したのです(そのはぐれた子牛がどの牛の子供か分からないため)。子牛は親牛たちがいればついてくるので今度はみんなで一緒に柵の中まで戻っていきました。家の中から時々様子を見ていた私は、「すご〜い」と感心してしまいました。なんかうちの牛たちだったらあんなふうにおとなしくついていかないような気がする。「われ先に」と走り去ってしまいそう。
そこまでやったら暗くなりかけてしまったので、持ってきたベールを柵の中に入れて、一晩そこで過ごしました。ウィルソンさんは今日戻ってきて、牛たちを家につれて帰りました。この放牧地(州政府のリースの土地)はうちのすぐ横だし、ウィルソンさんのところからは20kmくらい離れているわけだから、手放して私たちにリース権を譲ってくれないかしらと毎年思っているのですが、毎年15頭くらいの牛を連れてきます。(ーー;)160エーカー(70ヘクタール)あるのだから、もっと多くの数の牛を放牧させるべきなのに、土地がやせてる上に肥料を撒いたりもしないから、15頭がせいぜいなんてもったいない限りです。何とか気が変わってくれないかと期待しているのですが、33年のリースを解約するつもりは全くないみたいです。残念・・・・・
今朝外出先から帰ってきたら、これだけの牛が残っていました。
最後の牛たちをトレーラーに乗せて連れて帰りました。
このようにみんなが家に帰る中、私はうちのサメ軍団のために毎日ベールを運んでいます。ベールはいいんだけど、大変なのは水やり。凍ってしまうので、ホースやポンプの水は毎日抜いて、水飲みタンクの中の氷を割って取り出して、急な坂を3往復登ったり降りたりして・・・・・絶対あと一月もやりたくな〜い!
水飲みタンクx2の中に残った氷を斧で割ってすくって外に捨てます。今日は凍るまでにほとんど飲み干してあったので、氷が薄くてラッキー。3cmくらいの氷が張っているときもあります。もっと寒くなったらもっと厚くなる・・・・
ビーバーが水をせき止めてできた沼地です。すっかり凍ってしまい、犬のチビは歩いて向こう岸に渡っていました。正面の坂を登ったところが夏の放牧地でした。
氷に穴を空けて水汲みのホースの先を入れます。ワカサギ釣り?
この寒い中、ホンダさんは頑張ってくれます。
勾配何度でしょう?とにかく急です。水を抜くときに流れやすいので、一番上と一番下を特に注意すれば、凍ることはないと思うのですが。一度凍ったらそれでもうおしまいだから、確認のために一往復余分にホースを空にしながら歩きます。
あと一月ここにいるですって?トラックの免許のコースが終わったら、グレッグに餌やりやってもらいます。気が変わるかもしれない。もし出稼ぎに行くことになっちゃったら?その日のうちにサメ軍団を連れて帰ると思います。
2006/11/03(金) 14:05:34
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牛
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ハロウィーンが終わって・・・
11月1日(水)小雪/曇り 最高気温 -5度 最低気温 -9度
学校から帰ってきた子供たちに「みんなハロウィーンのお菓子をおやつに持ってきた?」と聞いたら、「うん、みんな持ってきてたよ。」と予想通りの返答。マヤは「明日はなに持って行こうかなあ〜。」と自分の袋を覗いていました。しばらくして、「これナッツ入ってる?」と聞いてきました。
持ってきたのはキットカットで、その袋には「これはナッツを使わない工場で製造されています。」と明記されています。
幼稚園の男の子でものすごくひどいアレルギー体質の子がいるため、学校はナッツ類、シーフードは持ち込み禁止です。その子は、ナッツとシーフードは触っただけでも呼吸ができなくなるほどのアレルギー反応をしめす可能性があるため、もし他の子がピーナッツバターサンドイッチとかを食べた手でドアの取っ手に触ってその子が次にその取っ手に触ったら危険なことになる可能性があるのです。
卵にもアレルギーなのですが、それは食べるとアレルギー反応が出るということなので、触る分には大丈夫らしいです。ピーナッツバターサンドイッチ、ツナサンドイッチに加え、卵のサンドイッチも禁止になってしまったら、お弁当の選択肢がかなり狭くなってしまうことと思いますが、命には換えられません。幸い、その男の子は自分が食べられるもの、食べては(触っては)いけないものがよく分かっているため、聞き分けが良くて安心ということですが、親としてはとても心配だと思います。
そのため、学校ではハロウィーンの前後にお知らせを配って「ハロウィーンでもらったキャンディーやチョコレートなどを学校に持ってくる前にナッツが入っていないかどうかちゃんと確認するように。」とみんなに注意を呼びかけています。
ミルクチョコレートなど、明らかにナッツが入っていないものでも、包み紙に「このチョコレートはナッツを使った同じ製造ライン(工場)で作られています。」とか、「ピーナッツがほんの微量含まれているかもしれません。」と書いてあって、自社の免責をあらかじめ表示してあります。
さてこちらは、余ってしまったコーンチップス(ナチョス味のトルティージャチップス)。
ハロウィーンの前に中学一・ニ年のクラスが資金集めにチップスを売っていたため協力のために一箱買いました。一箱36袋入りでしたが、うちに来たのはたったの6人。ということは・・・まだ30袋残っているということ!!せっかくわざわざきてくれたので電子レンジで膨らませるポップコーンも一緒にあげたのですが、そんなことしてる場合じゃなくてこのチップス二袋、いえ五袋でもあげればよかったかしら?(でも、どの家もこういうチップスを買っているのでどこでもこれもらってると思うし。我が家の子供たちのもらったものを見れば一目瞭然)なんかこの村、お金と物が村の中をぐるぐる回りまわっているような気がします。
あ〜あ、こうやってジャンクフードに浸る生活が続くのですね(でもこの味好きなので結構うれしい。余るのがわかってるから、自分の好きなものを買うのがポイント♪)
2006/11/02(木) 14:48:07
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子供
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ハロウィーン
11月1日(水)小雪
昨日はハロウィーンでした。学校では午後からみんな(幼稚園から先生まで)コスチュームに着替えてまず校内をパレードし、その後は体育館に集まってゲーム、ダンスなどをしました。マヤの着替えを手伝いに行ったのですが、ほかにも何人かのお母さんたちがドラキュラのメーキャップをしたり、着替えを手伝ったりしていました。もちろん来られない父兄もたくさんいるので(私はたまたま学校にいた)、そういう子供たちは朝から顔を真っ白や緑や赤に塗りたくって学校に来ていました。
廊下には子供たちの作った作品が並べられています。
マヤと同級生のお友達。魔女になったその子は、偽物の長ーいツメをつけて不気味さ満点。
先生たちも仮装しました。マヤの担任のこの先生は、中世王侯、貴族に雇われた道化師の格好でした。(去年はドナルドダックだった)
大受けだったのは、5−6年生担任の男の先生が、101匹ワンちゃん大行進(題名?ダルメシアンの話)にでてくるクルエラという意地悪な女の人のまねをして、カツラ、ものすごいメーキャップ、スカート、長いパイプタバコに変装したのと、中一、中二担当のすごく厳しい女の先生がおばあさんの浮浪者になって、ぼさぼさ頭のカツラにスキー帽をかぶって、ボロボロの洋服を着てショールをまとい、背中を曲げてヨロヨロと歩いていた様子でした。その先生がその格好で小さい子供に近寄ってコスチュームの端をつまんだりすると、子供たちはええ〜っと言った感じでビビって硬直していたそうです。
学校が終わると、約束してあったお友達の家に行って「Trick or Treat」の始まりです。マイナス6度で風が強く、小雪がちらついていたので、白いももひきの妖精はその上に赤いズボンを穿いて赤い厚手のセーターを着ました。キツネも中に何枚も重ね着をしました。
お友達(ライオン、死者の霊、ドラキュラ)とともにいざ出陣です。
その子たちのお母さんといっしょに村の家々を回りましたが、子供が少ない村なので、みんなとっても気前が良く、ハロウィーン用のチョコレートやキャンディーの小袋などが大きな入れ物に入っていて、「ほらザクッと取って行って。」と言って子供たちが遠慮がちに取ると、「そんなんじゃ駄目駄目」といって自分の大きい手でザックリすくって袋に入れてくれたり、ポテトチップとジュースをくれたり、あっという間にお菓子だらけになりました。
村を半分くらい回ったところでみんな寒さに絶えられなくなり、終わりにしました(ハロウィーンが9月にあればいいのにね・・・とぶつぶつ言いながら)。帰る途中で近くのおばあさんのところと、隣の家によって家に戻りました。村の人たちは子供たちがそれでも何人かは(多分最高で50人くらい)来るのですが、農家のほうには3−4人しか来ないのです。親が運転して回らないといけないから、3km走って一軒、10km走ってもう一軒では時間がかかって大変すぎ。多分このおばあさんのところには、自分の孫二人とうちの子供たち、隣の家にはうちの子供たちともう一組の子供たち二人しか行きません。というわけで、隣の家からのお菓子は毎年こんな大袋に入っています。おばあさんのところからも大きな袋一杯に「みかん、ジュース、ゼリービーン、チョコレート、キャンディー、ピーナッツ」が入っていました。
うちに来たのはいつも来る二組6人だけで、そのうちの4人はもうずいぶん大きいから(13歳くらい)多分今年で「Trick or Treat」は終わりかもしれません。
山のようなお菓子を子供たちが学校のおやつにこれから何日間(何週間?)か持っていくのでしょう。確かに大量のジャンクフードだけど、子供たちの楽しみのイベントだし、普段子供が来る事のないお年寄りとかはとってもうれしそうにしてくれるし、まあお互いに良しってことでしょうか?
ちなみに、来年はマヤはバレリーナになるそうです(カンナはまだ決まってないらしい(笑)。衣装が・・・・・
2006/11/02(木) 00:48:21
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